Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

バイキングの法則

2004年06月19日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は、バイキングの法則でした。

友達とハリポタさんを観た後、
横浜中華街の翠華さんで、
時間無制限のバイキングをしました。

学生の頃は、2000円のバイキングということは、
2000円分払ったからといって、2000円分食べなくてもいい証明、
なんていう、こ洒落た大人な意見を言って、
バイキングにおいては1度皿に盛ったら次を盛りに行かないくらいの、
小食振りを見せていました。

けれど社会人なってからの私は、
お金のありがたみを妙に噛み締めてしまって、
2000円なら2000円以上食べなきゃ、
なんていう卑しい食べ方になってしまい、
最初から皿にてんこ盛りで運んできてしまうわけです。
しかもメインさんばっかり。

しかし最初からメイン尽くしでは、次に続くわけがありません。
けれど次がショボいのでは、なんとも納得できません。

同じものは食べたくないという心の葛藤が。。。

それに美味しいのはわかるのですが、
食べても食べてもなくならないんですよ。

味の濃いメインさん達が。。。

しかも今回は中華料理なので、
白米もなく戦わなくてはならないのはないのです。

そんな感じで私の盛り方なんてのは、
大皿てんこ盛りから、急に小皿盛りを運ぶ人になってしまい、
先頭打者ホームランを打っておきながら、あとは送りバントみたいな、
ショボイ展開となってしまいました。。。

友達は、メインはひとつで他はそれなりのものみたいな、
常にヒット狙いで、何度も何度も細かく、
色んなものをたくさん食べてましたけどね。

ちくしょ、悔しいけれど上手いです。
リアルバイキンガーZです。

でも最初から杏仁豆腐を持ってきてて、
いきなり甘いものでお腹膨らせてましたけどね。

ちなみに会計のとき、後ろに並んだカップルさんが、
普通1時間くらいしか食べられないから時間無制限でも回転いいよね、
と話していました。

あのぉ、私達、2時間食べ続けてたのですが。。。

お店様、カップル様、卑しくてごめんなさい。
だから私達はモテないんですよね。。。

やはりバイキングも女性も、扱い方は重要です。

映画生感想『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』

2004年06月19日 22時37分23秒 | 映画
私クラスのポッタリアンさんになると、
もちろん原作本は触ったことさえなく、
映画も『賢者の石』は親が観てるDVDを横から観て、
次作の『秘密の部屋』はDVDを買ったものの観ていない、
という輝かしい遍歴を持っているわけです。

リアルポッタリアンさん、ごめんなさい。。。

そんな私なので、友達に引っ張られて観た本作が、
初のハリポタさん劇場鑑賞になったわけです。

まず驚かされたのは、ハリポタさん人気です。
チケットを昨日のお昼に買いに行って、
もはや前から2列目しか残ってなかったですからね、
さすがハリポタさんです。

さて実際に映画を観ての感想としては、
最初から最後まで絵本を読んでいる感覚で、
気楽に気軽に楽しめました。

あまり深読みせず、心を空っぽにして観ましょう。

そう、あくまで絵本なので、
大人の心で観てはいけません。

大人の常識で観てしまうと、
次の展開が思った通り、そのままに進んでしまいます。

具体的な感想を言うと、
私は学園生活部分の方が魔法満載で楽しく観られるので、
物語比重の多い今作は、映画のお話としては上手く整ってますけど、
ちょっと残念な感じでした。

絵本のような世界は前2作で出来上がってしまってたので、
今作で、そこをどう展開させるのかは難しかったのかもしれません。

というか、学園と物語の割合だけでなく、
映画全体のバランスがなんだか妙で、
基本的にはほのぼののんびりした雰囲気が漂ってるんですけど、
ある部分では伏線ほぼナシの台詞のみ急展開に驚かされ、
ある部分では緊迫感を出して焦る場面にもかかわらず、
先の全て読めるわかりやすい伏線をなにもひねらず、
そのまま焦らずのんびりと辿っていて、驚かされました。

子供向けのお話づくりって、
こんなにムチャかつ単純でいいんだ、
と思ってしまいました。

私が観ていた時代の大長編ドラえもんなんてのは、
もっと物語が上手く構成されてた気がするんですけどね。

今作は長編小説の映画化なので、内容の省略はあるでしょうし、
こうした違和感は仕方ないのかもしれません。

でも子供って我慢の出来ない残酷な性質を持ってて、
実は大人以上に子供騙しを嫌う性質があると思うので、
この妙なバランスで平気なのか不安です。。。

まぁ、小学生くらいの子供は、
そんなにも深く考えて観てないでしょうけどね。

なので、基本的に悪い人は出てきませんし、
妙なバランスではあるものの、問題なく楽しめるので、
小さなお子さんのいるご家族で楽しむにはいい映画だと思います。

さらに今回は少しコワイ部分もあるので、
鑑賞後に「お片付しないと○○が来ちゃうわよ」って、
親御さんは子供を驚かせられるかもしれません。

それ以上に映画を観終わった後、
自分が魔法使いになったかのような感覚になれるのが、
とても素敵だと思います。

なので総合すると、大人の目でどうこう言う作品ではなく、
もし私に小さな子供がいたら、とても良心的なお話で、
笑いもあり、チョットのドキドキもあり、飽きさせないので、
とりあえず、この作品は見せていたでしょうね。

エクスペクト・パトローナム!

なんだかんだ言っておきながら、
25歳のオッサンも影響されたようです。