Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

洗車~交換~おやすみなさい

2003年09月23日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月23日(火)
洗車~交換~おやすみなさい

・洗車

朝6時起きでバイクを洗車してあげました。
A先生だけでなく、
この相棒にも感謝の気持ちを伝えてあげたいです。

実はこの旅の最中、バイクに名前をつけてあげた。
私の大好きな『ナイトライダー』のKITTから、KITN。
喋らないから、TでなくN。TALKがNON。
KITTはそもそもそんな略じゃないけど、それでいい。

KITNさん、この旅をどうもありがとう。
KITNさん、ごゆっくりお休みください。

・オイル交換

バイクをディーラーに持って行って、
オイル交換と少しの点検をしてもらいました。

これがひとつの区切り。
これでひとつの旅が終わりました。

おやすみなさい。

大洗~横浜

2003年09月22日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月22日(月)
大洗~横浜

・フェリー

台風の影響もあり、ずっと揺れ続けていたので、
ずっと寝続けていました。
妄想に妄想を重ね、映画3本分くらいの物語を思い描きましたが、
揺れに負けて、覚えてられるわきゃないです。

・我孫子、柏

我孫子に住んでいた、大学時代の彼女。
ふたりで遊ぶのは、柏でした。
このふたつの街を通り過ぎるとき、
なんだか遣り切れない気持ちになってしまいました。

・首都高

とてもとても嫌になるほど込んでいて、
珍しくすり抜けなんかもしてしまいました。
ホントに珍しい。

・到着

ようやく我家というか、寮に着きました。
旅行を終えて家に帰ると、なんだかアッという間に感じられますが、
今回もやはりアッという間に感じられました。

A先生、この旅をどうもありがとう。
A先生、ごゆっくりお休みください。

洞爺湖~支笏湖~苫小牧~大洗

2003年09月21日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月21日(日)
洞爺湖~支笏湖~苫小牧~大洗

・洞爺湖

洞爺湖歩く大会が開催されていたそうで、
中年男女の方々が多数歩く歩く歩く。
轢かなくて良かった。

・苔の洞門

進入禁止で入口だけしか見られず。
残念なのかな。

・支笏湖

これまでと比べると、
あんまり雰囲気のない湖かも。
そんな印象。

・大っきいオッサン

アイヌの村にある、大きい木彫りのアイヌ像。
このオッサンがひたすらに大きい。
アイヌ村はお金取られるので入らなかったけど、
外から大っきいオッサンは見えるので、記念撮影。

・初コケ

アイヌ村の砂場の駐車場から出るとき、
小さな250CCを駆るA先生ばりのターンをしようとしたら、
大型なのでそんな無理も利かず砂にスリップして倒れる。
これが人生初コケ。
倒れた衝撃でバイクにつけていたサイドバッグが壊れ、
なぜか持っていたロープと、
あと警備員にロープを貰い、縛り付ける。
どうぞ、ありがとう。
ちなみにA先生は私が倒れてる間も延々と走って行った。。。

・フェリー

もう北海道ツーリングもおしまい。
フェリーが見えてきた瞬間、
思わず涙ぐんでしまったことはヒミツです。

札幌~石狩~札幌~洞爺湖

2003年09月20日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月20日(土)
札幌~石狩~札幌~洞爺湖

・さけまつり

健康ランドのニュースで、
石狩でさけまつりというイベントしてるよ、
というので行ってみる。
これが友の生まれた街か。
喪服を着たいい大人が数十人単位で鮭供養と称して、
鮭の石板にお祈りをしている。
大事な式典も、傍から見るとコントになる。
まつり会場にて、A先生が100円の石狩鍋をふたつ購入。
食べるときは食べる人だ。

・ドーム

札幌ドームを観る。
ドームの屋根がサッカー場の上に動くんだと思っていたんだけど、
サッカー場がドームの中に入る仕組みだった。
地面は動かないという固定観念にやられた。
新しい建物に来ると必ずトイレに行く私なのだけど、
男女サインが、ネオンというのはどうなんだろう。
これが北海道のセンスか。

・宿

洞爺湖畔にある会社の所属する保険組合が経営してるホテル。
この旅始まって初のまともなホテル。
大きなグループ会社に所属していることの特権です。

・ボークチャップ

洞爺湖にある老舗の洋食屋さんでぱくぱく。
なかなか美味しい。いいものです。

・花火

洞爺湖のイベントで上がっているらしい。
宿の窓からのんびり観る。たまや、かぎや。

札幌~小樽~余市~小樽~札幌

2003年09月19日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月19日(金)
札幌~小樽~余市~小樽~札幌

・泥水のトンネル

今日はこの旅、初の雨でした。
小樽までの道程では泥のトンネルをくぐるようで、
汚れるのが嫌いな私は本当に嫌な想いになりました。

・小樽観光

なんだかテキトーに歩く。
横浜の歴史的街並みを仕事で歩きっぱなしだったので、
そんなにぐっとくるものもない。
そんな中、A先生のご希望でベネチアンガラス館を観に行く。
基本的に、観た、で満足する私なので、
じっくり観賞なA先生とはペースが合わず。
A先生は、わりと面白い趣味がある方だと思う。

・さんま丼

観光ガイド通りのお店で、
旬だという、さんま丼を食べる。
北海道とさんまは結びつかないけれど、
旬なんだろう。名産なんだろう。

・3色ソフト

ラベンダー、生乳、夕張メロン
この3色を一度に食べられる幸せを味わう。よかよか。

・余市のつぶ貝

友達にメールで紹介され食べに行ったのですが、
さざえのコリコリ感をより強くした感じで美味しい。
友達に感謝です。ありがとう。
てか貝類は全般的に美味しいです。ずるいなぁ。

・小樽運河の夜景

横浜のレンガ夜景を見慣れてる私にはそれなりの景色ですし、
天気が雨というか曇りなのであまり綺麗には感じられませんでした。
というか、ホンの10分程度とは言え駐車禁止の場所に停めていたので、
もう、気が気ではありませんでした。
夜景よりもバイクというか点数が大事な私です。

・健康ランド

同じ健康ランドに連泊です。常連です。
てことでサイバーキッズの私は、
勝手にタコ足繋いで電気万引きをします。
どうか捕まりませんように。

さて、ここの風呂には薬湯なるものがあります。
入ってしばらく経つと悪い部分が痛くなるというもので、
ツーリングを続けてきた僕は、
肩や腰や足が痛くなるものだと思っていました。
そして入ってみたところ、
痛くなったのは、ティンティンだけでした。
昨日だけなら一過性なものかと思えますが、
今日もティンティンだけなのです。
今日はさすがに悔しくティンティンに染みる激痛を我慢して入り続けましたが、
他の部位は痛くなりません。
というか、あまりにティンティンがヒリヒリし過ぎて、
どの風呂に入ってもティンティンがヒリヒリ痛くなってしまいました。
モテないのに、彼女1年半いないのに、風俗行ったことないのに、
こんなにもティンティンが痛いだなんて、カッコ悪過ぎです。
理由はあまり深く考えないで下さい。

・ハートオブウーマン

テレビの洋画劇場で放送されていた、
女の心の声が聞こえるようになってしまった男の物語です。
男を演じるのはメルギブソン、ヒロインはヘレンハント。
メルギブソンがドンパチのないコメディを演じるのはズルく、
それだけで面白いのですが、
女の心の声が聞こえる能力を手に入れてからは、
物語がなんだかな展開で、
メルの奇妙な動き以外に見所がなくなってしまいました。
アイデアを生かし切れる脚本の練り込みってのは重要だな、
と思った次第です。
にしてもヘレンハント最近観ないな。

阿寒湖~オンネトー~旭川~札幌

2003年09月18日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月18日(木)
阿寒湖~オンネトー~旭川~札幌

・十勝バターパン

前日にコンビニで唯一関東で見たことなかった、
十勝バターパンという、
全長30cm以上あるパンを買っておいたのですが、
別な意味でチャレンジメニューであり、
その量で敗北です。

・オンネトー

湖の底から出る天然ガスにより、
時間によって5色に変わるそうなのですが、
私達が着いたときには翠色でした。
湖は透明度が高く、とても良い感じです。

近くに展望台への看板がありました。
展望台は山頂にあるため、
道程は険しく遊歩道とは名ばかりの登山道のようでした。
汗だくになり、脱いだ上着を片手に登りきった、
その先にあった景色は、
ただただ、山、でしった。
メインなはずのオンネトー湖なんか、林に隠れて、
ホンの10円玉の大きさくらいにしか見えないでやんの。
誰のための、なんのための展望台なんでしょうね。
もう登らないやい。

・カマンベールチーズ

とあるサービスエリア。
A先生が自家製チーズの看板に釣られて、
停まりました。
しかし、チーズは熟成中とかで、
食べられるものはありませんでした。
こういうとき、わかりやすく気分悪くする。
そんなA先生は大好きです。
誉めてます。

・旭川

北海道に来てから私だけがずっと呟いていた、
お土産用の水曜どうでしょう関連グッズを買いました。
名台詞が印刷されただけのステッカーがあったりして、
観たことないA先生は不思議がってました。

その後、長い行列に並び豚丼を食べました。
豚丼とは焼いたロース肉をご飯の上に敷き詰めたものなのですが、
A先生の言葉を借りれば、焼き鳥風味で美味しかったです。
てか、肉がとてもとても柔らかいのですが、
あのいい豚のロース肉を一般人が手に入れるのは無理っぽいですね。

・寝オチ

今日はなぜか4時起きとかしてしまったので、
道の単調さも手伝い、とても眠くなってしまいました。
てか、また意識を失う瞬間が一度だけですがありました。
ブラックブラック様の早期登場を待たなければなりません。

・ハスカップソフト

てことで、パーキングに寄ったのですが、
実はA先生も寝オチ寸前だったようで、
ソフトで目覚ましをしました。
ハスカップソフトを買ったのですが、
薄味バニラにハスカップシロップをかけただけの代物で、
少し期待はずれでした。
味はそんな期待はずれ通りでした。
ブラックブラック様を補充しました。もう大丈夫です。

・白石区

札幌駅に向かうとき、南郷通りを抜けました。
A先生はなんとも思わなかったと思いますが、
ここがホワイトストーンズの舞台なんだな、
と、ひとり感動したわけです。

・すすきの

A先生の希望ですすきのを歩いた。
食欲のA先生と、物欲の私なので、
エロスに金を払おうなんて思えない。
それなのに次から次へと引っ切り無しに客引きが来る。
A先生はそれなりに会話してるのだが、
人に受動的に接したくない私的には、
女性を利用した風俗で生計を立ててる男を嫌う私的には、
あんなうっとおしいところで、全く生きられそうにない。
本当にイヤな街である。

・ジンギスカン、チンギスハーン

北海道に来る前、
ふたりの人に薦められた松尾ジンギスカンという店で、
ジンギスカンというものを初めて食べた。
家で薄っぺらい冷凍ラム肉焼いて、
ジンギスカン気取ったこともありましたが、
本場はそんなではないですね。
肉も生で厚く、味付けも確かで、
ジンギスカン鍋で滴り落ちる肉汁を吸った野菜が美味しい。
ホントにジンギスカンというものは驚くほど美味しかった。
油断し過ぎていた。
もうランク外から急上昇です。

・健康ランド

安価で、過ごしやすく、ひととの関わりもない。
好きな宿泊施設になりそうです。
本州をひとりで走ることになったら、
利用してしまいそうです。
いい出会いです。

厚岸~釧路~阿寒湖

2003年09月17日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月17日(水)
厚岸~釧路~阿寒湖

・アイカップ岬

厚岸にそういう岬があるので、
朝日でも観に行こうかと思ってましたが、
曇ってたので諦めました。
胸はそんなになくてもいいな、
と関係ないことを想いました。

・和商市場

釧路にある海産物を主に扱った生鮮食品の市場で、
好きな魚介類をご飯に少しずつ載せて食べる、
勝手丼というのが名物になっています。
私達もそんな勝手丼を食べたのですが、
魚介類の質が本当によく、どれを食べても美味しいんです。
これは素晴らしい。
その後、花咲ガニを1杯買って、
ふたり分け合って食べました。
A先生は福岡出身ということで、
カニにあまり触れることがなかったらしいのですが、
お気に召されたようで、実家にカニを送ってました。
ともかく口にするもの全てが美味しかったです。

・釧路湿原

北海道出身の友から、
釧路湿原をトレッキングしろ、
なんて指令が前日に届いていたので、
2.5kmの道程を歩いてみる。
それなりに面白かったが、正直ツラかった。
息が切れた。運動不足ここに極まり。

・阿寒湖の定休日

さて今日の定休日情報です。
ヒメマス料理のお店と、
焼がきを食べさせてくれるお店が、
謎に定休日でした。あぁ。

・まりも

阿寒湖を一周する観光船に乗りつつ、
湖内の島の上にある、まりも展示館を観ました。
が、島に上陸してる時間が限られていて、
まりもを観られるのは15分のみ。
そりゃないですよ、お奉行。

・まりもソフト

ほんのり翠色のソフトの中に、
食べられるまりもが入っているという、
チャレンジメニューだったわけですが、
ソフト部分は薄味バニラで、
まりもも単なる丸い翠色ゼリー。
不味くはなく、あまり盛り上がりがなく終了。

・ライダーハウス

初のライダーハウス。
何十年か前に建てられたような、
二階建てのボロ家にテキトーに雑魚寝しあう。

何部屋かあり、
私達はふたりで部屋を占領した。

500円で宿泊できるのだが、
味噌煮込みうどんと焼鮭にごはん、
っていう謎のうどん定食であるものの、
夕食までついてきたりして、
とても安上がりだと思う。

この日は宿泊者数が多く、10人くらい泊まっていた。
中には自転車で北海道を回ってる人もいた。

空間として嫌いではないけど、
ひとり旅してて淋しかった人特有の、
というか、ひとり旅する精神の持ち主特有の、
人の話聞かずに自分の話を話し続けたい病になっていて、
こちらが話しを違う方向に振っても響かない。
こういう場で私は聞く側になるのですが、
表面上の会話をするには、あまりに疲れてました。
食事を一緒にとり、TVを一緒に観るので精一杯です。
酒盛りをしてる部屋に、
自ら入っていったA先生は立派です。

・アイヌコタン

アイヌの街並みを観光的に再現した街。
木彫りだらけ。
なんだか奇妙な音楽が流れていた。
喩えるなら、ビョークかレディオヘッドか。
ともかくこの種の音楽が古来の日本にあるなんて思わなかった。
思わずその元となる楽器、ムックリを買ってしまった。
穴の開いた竹を口にあて弾きつつ吹いたり吸ったりすることで音が出る。
楽器を売ってくれたカワイイ女性の前では上手く吹けたのだが、
A先生に聞かせようと思ったら吹けなくなっていた。
席順が1列男女混合になった高1から気付いているのだが、
つくづく私は、女性が隣にいないとなんにも出来なくなる人間である。

アイヌ料理を食べた。
じゃがいもの粉を冷凍保存して、
その粉を練って焼いた餅というかなんというかなものである。
パンの代わりの料理らしい。ふむ。

その後、アイヌ古来の踊りを観た。
やはりいい音楽だし、衣装もカッコイイ。
アイヌ民族を主題にした歴史映画を撮ると面白いかもしれない。
その踊りの中で、観客が舞台に上がって一緒に踊るというイベントがあった。
すると、A先生が率先して舞台に上った。
やはりまつり好きな福岡県人の血なのかな、と思った。
自動的に私は写真係になった。
A先生、お上手ですよ。

美幌~屈斜路湖~摩周湖~標津~厚岸

2003年09月16日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月16日(火)
美幌~屈斜路湖~摩周湖~標津~厚岸

・A先生の誕生日

本日はA先生の25歳の誕生日です。おめでとう。
てわけで、わざわざツーリングにプレゼントを持ってきたわけです。
しかもDVD。A先生、運搬は丁寧に。
やっかいなプレゼントです。

・美幌峠

四方八方いい眺めです。
屈斜路湖の全貌も見られて、
もうこれで十分です。

・屈斜路湖

向かう途中にクッシーの看板を見かけ、
その存在を思いだす。
あとで合成写真をつくろう。
屈斜路湖に少し突き出た半島の遊歩道を歩く。
が、先端に出た頃にはすでに飽きていて、
半島一周はせず距離の短い来た道を帰る。
世の中、妥協が必要です。
帰る途中、すれ違って挨拶してくる老人達に、
しっかりと挨拶を返す。
普段の私は挨拶嫌いなのでA先生が驚いていた。
シルバー世代と子供には優しい私なのです。
好感度上昇。

・晴天の摩周湖

霧に包まれることなく、
晴天の摩周湖を観ることができました。
今回の旅は天気運という意味ではついてます。

休憩所で摩周ソフトという青色のソフトを食べました。
バニラに軽いミント味がついて、普通に美味しかったです。
4連敗を覚悟したチャレンジメニューだったのに。

さて今日のコース、
常に1台の川崎ナンバーバイクが隣に停まっているのを、
帰りがけに見かけてました。
まるで私達の後を追うように。
うちらつけてるゲイじゃねぇの、とか言ってたら、
ふと横を通った、バイクに乗らないくらい清楚な感じの、
とてもカワイイ女性がそのバイクにまたがりました。
ちょうど出発した瞬間にその女性を見かけたので、
私は動揺して、意識して、
クラッチ操作がめちゃくちゃになって、
まともに出発できなかった。
私のこういう人間くさい部分は大好きです。
そして次会ったら運命を感じてしまいそうです。

・直線

まだ続くのかよ、まだ続くのかよ、
と、思わず笑ってしまうほど長い直線です。
ここからのツーリングテーマはそんな直線を走ることです。
突撃してくる、蝶々やトンボを何匹も殺戮しながら。

そんな中、キタキツネを見たのですが、
走るA先生の眼前を道路を横断するように走り抜けていきました。
もしキツネがネコのようにビックリして止まる動物だったとしたら、
A先生は永眠なされていたことでしょう。南無。

・開陽台展望台

地球の丸く見える丘、
というのが、ここの売り込み。
そんなの千葉の銚子に昔からあるよ、
と舐めてたのですが、
正直参りました。
銚子のは水平線なのですが、
ここのは地平線が丸く見えるのです。
いやはや壮大。
北海道様、千葉なんかと比べてしまい、
申し訳ございません。

・牧場の立ち小水

果てしなく牧草地が広がる道で、
無性に小水がしたくなりました。
しかし、あまりに広々としてるため、
立ち小水ポイントさえなく、
私は景色を楽しむ余裕もなく、
バイク操作もテキトーに、
ひたすら茂みを探しました。
見つかった瞬間、A先生が走り去ってくのを横目に、
小水をしました。
茂みよ、今夜もありがとう。

・謎の展望台

こじんまりとしたパーキングエリアに停まった。
火の見やぐらみたいな、公的施設みたいな、鉄骨の展望台があった。
登ると意外といい景色。
でも手書きのA3サイズの看板ひとつでしか宣伝してなくて、
なんのためにあるのか、いまいち謎である。

・厚岸の定休日

この旅では毎日なんらかの定休日に出くわす。
今日は夕食をとろうと思っていた道の駅。
生かきが、焼かきが。
どうなってるんだろう。

・かきどん

嫌がらせのように定休日だらけだった、
厚岸駅前で唯一営業してた蕎麦屋で、
かきどんを食べる。
どんなだろうと楽しみにしてたら、
カツ丼のカツをかきフライにしたものでした。
これはこれで美味しい。

・ユースホステル

旅館と同施設の二枚看板になっていて、迷いました。
施設自体はいいのですが主人が微妙で、
A先生が払ってる途中の宿代を私にお釣りとして渡して、
意味不明になってみたりしました。

旭川~北見~サロマ湖~網走~美幌

2003年09月15日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月15日(月)
旭川~北見~サロマ湖~網走~美幌

・健康ランド

実は昨晩、私が軽くうたた寝してる間に、
A氏とはぐれてしまった。
原因はレストルームと勘違いして、
テレビコーナーで休んでいた私にあるのだが、
薄暗いレストルーム内で、
千と千尋の両親当てよりもドキドキする、A氏当てをした。
気性の激しい人を起こしたら、今日はありません。
A氏と同じ色のバッグを持った人をひとりキープして、
探し続けたところ、A氏と同じメガネを発見。
キープを置いておいて、こっちだ、と起こしたら見事成功。
これで元の世界に戻れます。ハク。

・コンビニ

珍しいカップラーメンを食べる。
たっぷりの野菜は美味しかったのだが、
小麦たっぷり麺とかであからさまに日本そばの食感。
ラーメンスープに日本そば。合うわけない。
野菜は美味しかったが、これはかなりの有効技だ。
合わせ技1本で負ける。三連敗する。
A氏が北海道の道路について、普通にまっすぐなんだもん、と言ってた。
そうですね。

・峠のメガネ

走ってる途中、とても寒くなり、
とある峠のパーキングで停め、
重ね着をすることとした。
そこまではよかった。
出発すると、なぜか前がぼやける。
ヘルメットのフェイスガードを開けてもぼやける。
顔を触る。
メガネがない。
あまりの出来事にA氏に連絡することもなく止まり、
夜用メガネをかけて、ひとりパーキングへ戻った。
すると、満車に近い駐車場の中、
一箇所ぽつんと私のメガネが駐車していた。

・層雲峡

剥製の熊と記念撮影するのに100円かかるだとか、
なんとも商魂たくましい場所。
遠くからズームでi-shotするA氏は、デジタル万引犯です。
焼きとうもろこしを食べた。
美味しいが、飽きるというか、歯に詰まる。

・北見GS

レギュラーでいいのに、
いまだにハイオクを入れ続ける、
エセリッチBMWライダーな私。
ここで今後のプランについて打ち合わせ。
旭川目的が、急遽サロマ湖目的へと変更。
テキトーな思いつきで、テキトーに走る、
そんなテキトーなことができる友と一緒に回れて、
つくづく面白いな、と思った瞬間である。

・サロマ湖道の駅

ほたてソフトなるチャレンジメニューがあった。
なにやらほたてそのものが入ってるらしい。
横浜中華街にはふかひれソルトという、
ジェラートにふかひれを練り込んだ、
塩味の美味しいアイスがある。
そのいいイメージを思い描きつつ、注文した。
出てきたものは、普通のバニラソフト。
味もなにも普通のバニラソフト。
なんだこれ、と食べ進めると、
中に煮ホタテ貝柱がひとつ。
想像してください。
バニラソフトと煮ホタテのハーモニー。
あ゛ぁ以外の何者でもありません。
ここで正式に3連敗記録を築きました。
参った。

・サロマ湖展望台

丘の上にある展望台まで上る際、
6kmにも及ぶダートコース、
いわゆる舗装されてないジャリ道が待ち構えていた。
バイクもオンロード用であり、
私自身もダート初体験であり、
とてもとても神経を使った。
狭い道で横は崖で落ちたら終わり。
なのに、容赦なく乗用車が下りてきたりして、
いいだけビビリまくりでした。
A氏の後をつけることだけを考えてたので事なきを得ましたが、
ひとりだったら絶対に上らなかったでしょう。
展望台では自主映画みたいなのを撮ってました。
私には監督なんかできませんね。
どう見ても嘘っぽい演出に入れ込めないですもん。
傍から見ても嘘っぽく見えない演出か、
オーバー過ぎて笑ってしまう演出のみです。
なんてことを考えつつ、下りダートを下りてたのですが
下りは、帰りは楽なもんです。
もう二度とダート走るつもりありませんけどね。

・ところほたて

せっかく着いたが準備中。
実は昨日の旭川でも、臨時休業とかで、
げそ丼という名物料理が食べられなかった。
今日も2連敗かと思い、一応店の人に聞いたら、
特別に作ってくれるという。
これはありがたいと思っていたら、
私達の直後に観光客が二組入ってきたり、
出前の注文がきたりで、
もはや準備中ではなくなってしまった。
申し訳ございません。
そんなこんなで食べたほたてづくし定食は、
これでもかというくらいほたて料理の数々が並び、
大満足な美味しさ。これを逃さないでよかった。

・A先生

北海道という壮大な景色を目の前にして、
A氏が写真に目覚めたらしく、
持ってきた40枚撮りの使い捨てカメラをもう買い足して、
いい景色があったら止まって、写真を撮るようになった。
常に前で走ってもらっているので、
私もA氏に合わせて止まり、A氏と似たような写真を撮る。
A氏に、どうだお前もこの景色撮ってみろ、と言われてないけれど、
そういう風に言ってる設定をつくってみる。
ということで今後はA氏ではなく、A先生と呼ぼう。
A先生の下で写真のなんたるかについて学びたいと思います。
ちなみにA先生は写真についてそんなに詳しくないですが、
私は中学から写真部で、県展でも入賞してます。えへん。
そんなコントということで。

・サンゴ草

湿地帯に広がる赤い草。
9月中旬がちょうどいいとかで、
私達は偶然にも9月中旬にこの場にいました。
こんな偶然の出会いの繋がりで、
今回の旅行は成り立っている気がします。
トラベルはトラブルから派生した言葉なんです。ホントに。

・網走刑務所

A先生が実は北海道で一番に来たかった場所らしい。
ドラマの出所シーンや、
ドリフの刑務所コント等の再現を試みようと思ったが、
動画がないので遠慮しておく。
というか、私自身コワくてコワくて仕方なかった。
もし中にいる人がその光景を見たら、
見世物にされてニコニコするような人じゃないから、
そもそも、この刑務所内にいるわけで。
つまり私達を含めた観光客に怒りを感じていて、
やられるのではないかと。
私は根っからのビビりです。

・後楽園

アメリカのロードムービーで出てきそうな、
田舎のモーテルの雰囲気そのまんま。
中身は温泉に和室なんて感じなのだが、
今日はここで宿泊。すやすや。
てか、入浴中に電気消された。ビビル。

・札幌味噌ラーメン

夕食は近くのラーメン屋で食べた。
味噌ラーメン以上でも以下でもない味。
味噌ラーメンに特別なドラマはないよな、
が私たちの共通見解。
この牙城を崩せるラーメンは出てくるでしょうか。
乞うご期待。

・僕だけのマドンナ

旅行とは直接的に関係ないが、
A先生と共に、
せっかくだから月9最終回を観よう、
と予定を立てた。
結果は、突っ込みどころと失笑どころ満載な、
いかにも頭の中だけで考えたお話になっていた。
おとぎ話を現代的にするのは難しいというか、演出がどうも。
なんにしても島谷ひとみは顔コワイ。
あと長谷川京子は初期の国生さゆりを思い起こさせる。
私は軽いこニャン子です。
なんて、時事ネタを普段は書こうと思わないのだが、
たまには良いだろう。そんなもんだろう。

苫小牧~富良野~美瑛~旭川

2003年09月14日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月14日(日)
苫小牧~富良野~美瑛~旭川

・苫小牧

なんか、シケと濃霧でフェリー30分遅れで到着。
シケのせいの揺れだと言われても、フェリーなんて二度と乗らない。
海難事故千回くらい連続で起きて存在ごと消滅しちゃえ。
と捨て台詞。
もちろん帰りもフェリーです。
しかも大洗までなので行きより7時間多く。

そんなこんなで走り出し、
北海道の道の良さ、周囲の速さを知る。
ごく普通な軽に思いっきり抜かれた。
まぁしょうがない。
広い北海道らしく心を広く持とう。
と言ってる心が一番狭い。

ライダー同士がすれ違うときに手を振い合う行儀があった。
それぞれ振り方が異なり非常に面白く、好き。
そのとき左手を振る人が多いが、
実は私は自転車時代から、
左手を離すと倒れそうになるくらいバランスが左手にかかってるので、
そんなのは、ほぼ無理。
そんな私は二輪に乗っちゃいけない人間だと思う。
でも原付歴もほぼない状態で免許は全て一発。えへん。
素材はいいのです。頭も体も。
だからそれ以上伸びないのです。えへん。

・富良野、かんのファーム

北の国から観たことない。の共通項で終了。
ほぼ通過。でも道路も景色もよく、にこにこ。
花のまつりに遭遇。それだけは寄ってみる。
花はよかった。
が、そこで売ってたラベンダー実物入りのラベンダーアイスは、
トイレでなぜか噛み応えのあるアイス食べてるみたいで、
あ゛ぁって感じになった。
昨日に続きデザート二連敗。三連敗を目指そう。

・美瑛

ちょうど夕方に着く。これぞ北海道な空間。
有名なポイントでたくさん写真は撮ったけど、
その間の運転中の景色こそが素晴らしい。
墓場入るまで頭で覚えておきやがれ。
それまでにはもう一度来るかも。
それにしてもコルトをやたら見ると思ってたけど、
わナンバーだし、レンタカーなんだなとここで気付く。

・ラーメン、寿司

旭川は醤油ラーメンだって言ってるのに、
A氏は塩ラーメンをご所望。
まぁ美味しかったからいいんだけど。
昼、アイスのみだったので小腹を満たすため、回転寿司にも行く。
食べるネタ、全て美味しく感じる。
北海道という名前に弱いミーハーな私。
ちなみに船酔いをここで認識。
プロの船酔いは後まで響くんだぜ。

・健康ランド

健康ランド、実は初めての利用。
コスモスの湯、草津の湯がクサイが、風呂自体はいい感じ。
それなりのホテルに引けをとらないと思う。
そして干渉のない雑魚寝部屋は、キライじゃない空間。
私は基本的にどこでも寝られる。どうだ。
てか、安いのがよい。2600円。よい。
でもサイバーキッズな私的には明日は電源のあるとこに行きたいな。
ピコピコ。
ちなみに船酔いは3日目まで続きそう。
アマの船酔いにはわからんだろうな。

横浜~仙台~苫小牧

2003年09月13日 23時59分59秒 | 旅行
2003年9月13日(土)
横浜~仙台~苫小牧

・0時33分出発

東映助監督採用試験に応募するための文書執筆で、
旅の3日前からとても寝てなかった。
それなのに今回の旅供であるA氏(当時24歳)に、
前夜0時に起こされ、
MDLP320分の作成なんて無邪気に依頼されたり、
今日も仕事で30度近い炎天下の中、
スーツ姿で横浜の関内周辺を自転車1周なんてしたもんだから、
実は出発時点で、重度に眠い。

・銀座

信号待ちの交差点にて見張り中の刑事に呼び止められる。
これでもう旅も終わりか、と思ったら、
A氏の北九州ナンバーと私のバイクに興味があっただけらしい。
ビビらせないでくださいよ。ホントに。
で、頑張ってこい、言われた。
走り出した直後、この刑事の名前を聞いておけば、と後悔した。
北海道で何かあった場合、本庁のなんとかさんに言われたと言えば、
なんとか逃げ延びれそうな気がしたからだ。
所轄と本店。
テレビドラマの影響は根深い。

・国道4号乗ってすぐ、上野辺りで休憩

おにぎりが二種類三個しか売ってない、
奇跡のファミリーマート。
国道4号トラック多すぎ、惑わせすぎ

・宇都宮手前10kmコンビニ

国道4号みんな早い。平均100km以上。
取り締まる気はなさそうだけど電子掲示板だけ凝ってる。
ここで肉でない100円ハンバーガー、韓国焼肉おにぎり、甘い飲み物、
そして後々の命綱ブラックブラックガムを買う。
これなきゃ確実に死んでた。

・黒磯セブン

手前で奈良ナンバーの250ccオフロードバイク女子に抜かれ、
ちょっとちくしょっな気分。
けどよく考えると、お供してるA氏のバイクも250cc。
まぁしょうがない。
それにしても自分より非力なものと女子ライダーに負けるのが悔しいだなんて、
私はほとほと差別主義というか、変な自尊心だけ強い男だ。
だからモテない。わかってる。
ちなみにその女子は、
おしゃれなセルメガネにオレンジバンダナを口に巻いてて、
顔は謎だけど、勝手にカワイイと妄想。
そういう中学生な妄想は今でも大好き。常に楽しくです。
このセブンでかなり眠いのを、バニラバーでごまかす。

・福島セブン

ここまでの間、時折意識失いながら運転。
大型でなかったら安定しなくて、バランス崩して倒れてた思う。
それを助けてくれたのが、ブラックブラックガム。
信号止まる旅に補給する作業が仙台まで続く。
味ある限り、眠さは飛ぶ。ある種ドラッグ。

・仙台直前GS

飛行機と電車のバイク輸送例から、
フェリー内はガソリン入れて乗っちゃいけないと思って、
私だけ給油せず。後々ごめんなさい。

・仙台駅

地下2階に駐輪場があったりする。
エレベータとスロープの2手段あるのだけど、
私はエレベータ、A氏はスロープを選択。
A氏、疲労のため壊れる。

・ずんだ餅ZUNDASARYO

さすが本場。
あ゛ぁ度がより強い。
アソビでしか食わん。

・牛たん利久

美味しくて量が多い。素晴らしい。
肉がえらい厚い。麦飯によくあう。
牛たん、麦飯、テールスープ、
そして付け合せにきゅうり、青唐辛子の辛子味噌和え、
それだけって単純さも嬉しい。
これはいい。また絶対食べる。

・フェリー外

ビビるほどデカイ。
船に弱い私はA氏のいないとこで何度も嗚咽。
乗る前から想像酔いである。

・フェリー内部

2等部屋がビビるほど狭い。
和室に雑魚寝なのだが、私の持ちスペースは肩幅分もない。
寝返りうつと、右なら知らん男子、左ならA氏に接吻しそう。
風呂は広くて共感持てる。
けど揺れはどうにもならん。
寝転べばなんとかなりそうだが、
本もGBAもPCもできない。したらやられる。
もう寝るしかない。ひたすら横たわる。
でも眠れない私は、色んな物語を考えて耐える。
映画3本分くらい。揺れで覚えてはられなかったけど。
フェリーは精神世界への旅だ。と私だけ思う。