Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

ライブ生感想「宇多田ヒカル UTADA UNITED 2006」

2006年09月18日 23時22分27秒 | 音楽
2006年09月10日、愛する人とおふたり、
代々木第一体育館にて、2Fスタンド観賞しました。

感想を一言で言うと、
宇多田ヒカルさんの6年間全てが味わえる、
とても欲張りで、とても豪華なライブでした。

ライブは3部構成のような印象で、
1部は音楽とキリヤさんらしい映像できらびやかに、
2部はUTADAとアコースティックで聴かせ、
3部はヒット曲満載な普通のコンサート、
という感じで、ノリのいいMCを挟みつつ進んでいきました。

写真部から映画好きに流れた映像好きっ子としては、
1部が特に良かったです。これだけでもよかったくらい。

2部は心にスっと染みましたし、
3部は素直にノって聴くことが出来ました。

宇多田さんは歌に表情を込めていて、
楽しさや悲しさが歌声にのって届きました。

最終日ということで、MCだけでなく、
歌に対しても感情の込め方も大きかったと思います。

宇多田さん自身、観客を楽しませることを、
自分の一番の楽しみにしてるかのような印象で。

会場全体が楽しい気持ちで一体になった、
素晴らしい一夜になりました。

ありがとうございました。

ライブ生感想「namie amuro BEST tour "Live Style 2006"」

2006年09月18日 22時33分36秒 | 音楽
2006年08月19日、愛する人とおふたり、
幕張イベントホールにて、2Fスタンド観賞しました。

感想を一言で言うと、
安室さんがひたすらにカッコよかったです。

BESTと銘打ちながらも、BEST過ぎない選曲で、
過去の小室曲は観客を盛り上げる要素として散りばめつつ、
ヒップホップ主体の現在進行系な安室さんが観られました。

激しい踊りにもブレない強い歌声、
スレンダーな体型でエロさを感じさせないセクシィダンス、
観客に媚び過ぎず、歌いたい歌を歌うという選曲。

どれも飛び抜けてカッコ良かったです。

売れきったが故の、色々乗り越えてきたが故の、
大人の余裕がありました。

それでいてMCでは、話しながら自然とふふっと笑いをこぼしていて、
そんな歌ってる姿と全く違った素の照れっぷりが、
とってもかわいらしかったです。

あのカッコよさ、かわいらしさ、同性なら憧れて当然です。
危うく私もアムラー化するところでした。

ちなみに客層はアムラー1割、ヒップホップ2割、
普通な僕ら世代7割くらいという感じでした。たぶん。

こんなカッコイイ安室さんライブに出会わせてくれた、
愛する人に感謝なわけです。ありがとう。

ライブ生感想「木村カエラ ライブツアー 2006 "Circle"」

2006年04月30日 22時34分53秒 | 音楽
2006年04月23日、カエラ似のお友達さんとおふたり、
ZEPP TOKYOさんにて、木村カエラさんのライブを観て来ました。

MCはほぼなく、歌歌歌とSEとで繋いで繋いで、
ひたすらに歌い切った、非常に濃密な90分間でした。

カエラさん、動き回って、跳ねまくって、
体いっぱい使って歌っても、歌声にブレがなくて、
もう、ただただカッコ良かったです。

煽ってノセるのも上手で、
客席との一体感もあって、面白かったです。

もう、熱い熱い。

ロックでも、ポップスでもなく、
木村カエラっていうジャンルになってる気がしました。

それ故に人を選びそうな雰囲気を感じつつも、
まだ、カエラと言えばこう、というものが固まってないので、
さらに音の幅を広げてくと面白いかも、とか思いました。

もっともっと、たくさんの音楽人と触れ合えば、
いいロックアイコンになってくれそうだなー、と。

伸びしろはたっぷりありますね。

…って、なんで私は、
こんなに偉そうなんでしょうか。

単なる聴き手のくせに。。。

ちなみに、お話は最初に戻りますけど、
私は背が低くもないので、普段スタンディングライブでは、
リズムに合わせて後ろから殴られたりする方なのですが。。。

今回はめずらしく人の壁が強大で、
跳ねても隙間からしか見えなかったりして、
それもまた、新しい経験でした。

そういうところも含めて、
普段とは違う印象のある、楽しいライブでした。

サーコー。

ライブ生感想「ゆず体育館ツアー2006~リボン~」

2006年02月14日 00時16分01秒 | 音楽
2006年02月12日、横浜アリーナさんにて、
「ゆず体育館ツアー2006~リボン~」を観賞しました。

ゆずのツアーは毎回どこか1会場は必ず参加してて、
今回も立見席と滑り込みでしたが、無事に参加してきました。

MC少なめで歌歌歌で繋ぐ構成となりましたが、
楽しく踊れる楽曲や、しっとり感動できる楽曲、
そして、熱く観客全体で合唱できる楽曲、
それらが上手く組み合わされた、素晴らしい内容で。

ただ観て楽しむだけでなく、一参加者として楽しみつつ、
ふたりともコスプレ好き過ぎとかにやにやしつつ、
自分のことを歌ってくれているかのように、共感して感動しつつ。。。

『リボン』というアルバムの良さを改めて感じながら、
にこにこ、ぴょんぴょん、うるうる楽しめました。

ミュージカル好き的にはアンコールの構成も面白く、
今日限りの限定選曲もあったりして、とても嬉しく。

次回はぜひ、タオルを持って行きたいな、なんて。

観終わった直後、もう1度観に行きたい、と強く思える、
とっても良いライブでした。

楽しかったー。

というか実際、5月の追加公演日程と、
ジェフの試合日程を見比べてみてたりして…。

とにもかくにも今回は楽しさと感動と、
めいっぱいの元気を貰いました。

いいライブを、ありがとうございました!!

ライブ生感想「YMCKインストアライブ タワーレコーズ横浜モアーズ店」

2006年01月15日 00時15分37秒 | 音楽
2006年01月16日、タワレコ横浜モアーズ店さんに、
YMCKさんのインストアライブに行ってきました。

先月の発売日にアルバムを買ったら、
ライブとサイン会のチケットがついていて。

今回、人生初のインストアライブでしたが、
とっても不思議な感覚でした。

タワレコに30分以上前に着いてしまい、
ぶらぶらしてたら見たことある人がいて。。。

よく見ると…16連射でお馴染みの高橋名人!!

来るまで知らなかったのですが、
なんと高橋名人がゲスト出演するということで。

そんなサプライズを含みつつ始まったYMCKさんのライブは、
歌声と演奏だけでなく、モニタにドット画な映像が表示され、
それが効果的に生かされた、とっても面白いもので。

ピコピコ音とドット画の融合は、
ファミっ子世代にはたまらないものがあります。

楽曲も聴きやすい、JAZZがかったオシャレPOPですし。

途中、高橋名人が生で16連射を披露するだけでも感動でしたが、
さらにその美声も聴かせてくれて、ホントに歌が上手でした。

そんなこんなで、最初はお店の中という感覚があって、
純粋にライブに集中できなかったのですが、
終わる頃には、すっかりYMCKさんの世界に浸ってました。

ライブ終了後、サイン会ということで、
用意してきた任天堂公式のピンボールTシャツに、
YMCKの3人と、高橋名人のサインを貰いました。

YMCKさんももちろん嬉しかったですけど、
高橋名人は小学校時代のヒーローなので、
嬉しさを超えて、もう緊張しまくりというか。

サイン貰った後、浮かれ過ぎて、
しばらくニヤニヤ笑顔になりっぱなしでした。

名人に名人と自然に言った私自身も面白くて。

ということで、YMCKさん、高橋名人さん、
いいライブをどうもありがとうございました!!

ライブ生感想「くるり ワンマンライブツアー2006~はぐれメタル魔人斬り~」

2006年01月10日 23時06分22秒 | 音楽
2006年01月08日、10年振り…なお友達さんと日本武道館にて、
くるりさんのライブ、はぐれメタル魔人斬りを観てきました。



2階席でしたけど、武道館は不思議な一体感のあるハコで、
包み込んで、こじんまりと感じられて大好きです。

くるりさんは1stアルバムから聴き続けてはいましたが、
ライブは今回が全くの初めて。

CDではゴリゴリしつつも、綺麗にまとまっているので、
軽い音の、ノリのいいものなのかな、と思いきや、
ものすっごい骨太で力のある音に圧倒されました。

いや~、カッコイイわ~。

特に前半は、完全プログレですもん。
その音だけでなく、ライトの使い方も含めて、
聴き惚れ、観惚れました。

そして後半披露された初期の曲は、
ついつい当時を思い出してしまいました。

こんなにもロックしてるなんて、
なんでもっと早くライブを観てなかったのだろう、
と思え、悔やんだくらい、本当にいいライブでした。

ロックの歴史をほぼ全てまとめて聴かせてくれたような、
もっとちゃんとCD聴き直しましょう。

確かに綺麗な音も多いですけど、
ゴリゴリにロックしてますもんね。

ステージに掲げられていた、
TheWhoの真似した、The qrl↑なロゴも納得。

こういう音を出せるバンドが売れている、ということは、
プログレや古いロックも好きな私は嬉しくなっちゃいます。

ちなみにMCがつじあやのさんばりに思いつきっぽく飄々としていて、
京都の人ってみんなこうなのかな?という勝手な思い込みが。。。

ともあれ、また観たい、観よう。

ライブ生感想「つじあやの CALENDAR MUSIC」

2005年12月23日 01時53分07秒 | 音楽
2005年12月18日、おひとりでゆらりゆらりと、
九段会館さんにて、つじあやのさんのライブを観賞しました。

九段会館は初めてで、チケットが「わ列」だったので、
後ろの方かと思いきや、いろは順でわりと前の方。

今回は「CALENDAR MUSIC」というタイトルで、
12ヶ月、1ヶ月ごと12曲の楽曲が入った新アルバム、
「CALENDAR CALENDAR」を引っさげてのライブ。

…ということで、演奏する楽曲もそんな構成で、
春夏秋冬にまつわる花を花瓶に差し替えつつ、
アルバム曲以外にも、ぴったりとハマる、
季節にまつわる楽曲を歌っていきました。

今年は、春夏秋冬と季節ごとに発売され続けた、
つじあやのさんの楽曲に触れてきた1年だったので、
各楽曲を通して、今年1年の思い出がよみがえってきました。

色々あったなぁ。。。

…とかしみじみ思いつつ、心安らぐ歌声に染み入るメロディ、
つじあやのさんの音楽的才能は、やはり素晴らしいです。

日曜のやわらかな日差し浴びる、うららかな午後にいるような、
そんな落ち着いた場所に、心がいつも導かれます。

つじあやのさん、歌とウクレレと出会ってくれてありがとう、
と感謝の気持ちでいっぱいです。

そうした楽曲や歌声だけでなく、
MCでの、オチもなく、とぼけた思いつきな話もまたカワイくて、
ホントに、いい空気を持った人です。

才能を持ちつつも、身近な感じで。

とってもステキ過ぎるので、もし私が女性だったら、
憧れて真似していたことでしょう。…今でも真似してる?

ともかく最初から最後まで、しっとり、うっとり、うららかに、
つじあやのさんの歌声と演奏を楽しむことが出来ました。

とても、とても、とっても、
いい時間を過ごせました。

またこの時間を共有したいです。
今日をありがとう。君にありがとう。

ライブ生感想「My Game is ASKA」

2005年12月18日 15時01分03秒 | 音楽
2005年12月15日、会社帰りに神奈川県民ホールにて、
ASKAさんのライブ「My Game is ASKA」を観賞しました。

C&A関連ライブは、基本的に立って跳ねて聴くのですが、
「SCENE」の世界を感じさせる座って聴く楽曲が続き、
そして後半に跳ね、最後はしっとり締めるという構成でした。
あと笑わせるアンコールもありつつ。。。

けれど跳ね足りないという印象はまるでなく、
起承転結のしっかりした古き良き名作映画を観たかのような、
そんな心落ち着きつつ、心温まる、確かに胸に残る感覚がありました。

MCでは、いつものようなメッセージはありませんでしたが、
楽曲全体で、ひとつのメッセージを伝えているような、
そんな印象を受けました。

まさにパンフレットに載っていた言葉通りのライブでした。

「ライブといえば“感動”に向かってもっていったけれど、
 今回は“感度”のいいライブを目指したい。
 気持ちの微妙な揺れに感度よく反応して、
 聞き手の感度をさらにアップさせるような、ね」

あらゆる音楽を聴いて成長してきたつもりですが、
ASKAさんには、まるで追いつけていません。
音楽についての懐が深過ぎです。

今回のライブを通して、音楽自体の素晴らしさを再認識して、
好きな音楽の幅をもっと広げ、
もっと深く触れていきたいな、と思いました。

そんな音楽的な深さに加えて、
歌声に飛び抜けた表現力がありますからね。

普段ASKAさんを聴いていなくても、生歌を聴いたら、
一瞬で引き込まれてしまうことでしょう。

本当に素晴らしいライブでした。
ありがとうございました。

ちなみに、そうした演奏以外の感想としては、
6列目ということでドキドキして臨んだのですが、
ステージの左右がが迫り出していて、
一番端だった私は舞台が目の前で。

演奏中は端まで来ることはありませんでしたが、
アンコール後、最後の挨拶でASKAさんが目の前に来て、
顔のシワが見えるくらい近くで、
生声の「ありがとうございました」を聴きました。

いや、あれはヤバかったです。
正直、しばらく夢心地でした。

実際に会ってもまともに話せないだろうな、きっと。。。

そして終演後、一緒に観たお友達さんが、
横浜に来たのが初めてに近いくらいということで、
関内駅まで少しの遠回りをして、小さな横浜案内。
楽しんでくれたようで、なにより。

…ということで「My Game is ASKA」は、
心温まり、元気が貰え、また観たくなる、
とってもステキなライブでした。

きっと幸せは、ほんのわずかな愛を見逃さないこと♪

ライブ生感想「ASKAシンフォニックコンサート2005」

2005年11月19日 09時45分48秒 | 音楽
2005年11月17日、ASKAシンフォニックコンサート2005を観に、
有楽町の国際フォーラムAホールさんに行って来ました。

このコンサートはオーケストラ演奏を前に、
ASKAさんが歌うという初めての試み。

私自身、クラシックに造詣はないものの、
弦楽器が響き渡るウォール・オブ・サウンド好きなので、
このコンサートが楽しみで楽しみで。

1枚余ったチケットも、C&A好きの方にお譲り出来て、
mixiのありがたみをとっても感じました。

ライブが始まると、まずは映画が始まりました。
環境衛生課の宮崎重明さん、懐かし過ぎる。。。

…とかなんとかニコニコしてたら、
ASKAさんが出てきてすぐ「My Mr.Lonley Heart」を歌い始めました。

感動しつつも、クラシックに不慣れな私は、
3曲目までどうにも緊張してしまいました。

でもASKAさんがそれを見抜いたかのように、
緊張が伝播するから楽にして、というMC。

そのMC以降はすっかり落ち着いて、
オーケストラとASKAさんの歌声の融合を楽しめました。

そしてMC直後に演奏された、
「背中で聞こえるユーモレスク」「愛温計」という新曲が素晴らしい!!

初めてをオーケストラで体験してしまって、
CDで聴いたらどうするんだ、というくらい良かったです。

『SCENE III』には期待大です。

その後、曲はバラードばかりになるのかな、と思ってたら、
確かに『SCENE』、『SCENE II』からの選曲は多いものの、
ロック調の楽曲を大胆にアレンジして聴かせてくれたりして、
それが、とってもカッコ良くて。

タンゴ調あり、ボレロ調あり、行進曲調あり、
オーケストラの表現できる域いっぱいまで使って、
1曲1曲、それぞれ色を塗り替えていました。

演奏者は元の楽曲を意外なオーケストラアレンジをして楽しみ、
ASKAさんはアレンジされた楽曲を楽しんで歌う。
そしてそのふたつの融合を聴いた観客はうっとり楽しむ。

会場全体が楽しみ合いの心で溢れていました。

いや観客は楽しむというか感動の心で、
私も終始潤んじゃいましたけどね。

そんな風に素晴らしい楽曲を歌いながらも、
ASKAさん、MCのときは冗談ばっかりで、
そのギャップもまた素晴らしいわけです。

でも最後のMCでは、ASKAさんらしくわかりやすい言葉で、
前向きごっこな生き方や、環境問題への取り組み方等、
いつも通り真面目なことを言って締めるところが、
コンサートに意味を持たせてくれます。

アンコールでは「星に願いを」の後に、
「SAY YES」「野いちごがゆれるように」というC&Aの曲を演奏。

---
恋して燃えた日は 誰も懐かしい
いくつかの物語に 服を着せて
やさしくなれれば それだけでいい
---

いや~、染みました。
企画を知った当初から聴きたかった曲だから余計に。

でもC&Aの曲もやってくれるとは思わなかったので、
とってもいいビックリ感覚がありました。

ということで、2時間半という時間があっという間に感じるくらい、
充実した時間でした。観てよかったと心から思えます。

またすぐにでも観たいです。

どの楽曲もそれぞれ本当に素晴らしくて、
心の化粧箱にひとつひとつ輝く宝石を仕舞ってきたかのような、
大切な、とても大切な一夜になりました。

心の中にずっとずっと仕舞い続けます。

ありがとう。

ライブ生感想「Doves at SHIBUYA AX」

2005年10月31日 09時47分34秒 | 音楽
2005年10月30日、そらりそらりとおひとり、
SIBUYA AXにてDovesさんのライブを観てきました。

単独来日公演以来なので、2年ぶりくらいでしょうか?

Dovesさんは、19日にライブに行ったSFAさんと並んで、
21世紀の音楽を奏でてくれる大好きなバンドです。

SFAさんの奏でる音楽がインナースペース、内宇宙だとするなら、
Dovesさんの奏でる音楽はアウタースペース、外宇宙です。

Dovesさんの楽曲は、とってもいいとこどりで、
ポップなメロディと跳ねるリズム、
そしてそれらに有機的に必然的に絡みつく、
暗くも、きらめきのあるデジタル音が響きます。

光のない夜を切り裂いて走り抜けるような、
満天の星空を潜り抜けるような、
聴くだけで宇宙旅行が楽しめます。

それも21世紀型の最新宇宙船で。

このふたつのバンドの音楽を聴かずに人生が過ぎ去るのは、
本当に勿体無いです。ぜひ聴いてください、お願いします。。。

さて今日は開演前から待ち、早々に場所取りをしたので、
ど真ん中の5列目くらいで観賞出来たのですが、
ワクワク高揚感が続き、最高に楽しく幸せな時間が過ごせました。

演奏する曲全てが素晴らしくライブ映えして、
生で観る醍醐味が味わえて。

宇宙船に乗って、銀河を飛び越え飛び越え、
宇宙の果ての果てまで辿り着いたかのような、
いつしか音楽の波をリズムの船で渡り切っていました。

観終わって、なんとも言えない恍惚な表情になっていたと思います。
きっと、しばらく地球に帰って来れません。

珍しいところを紹介すると、アンコールでは、
元々、ボーカル兼ベース、ギター、ドラム、キーボード、という編成だったのが、
ドラムがボーカル、ボーカル兼ベースがドラム、ベースがいない、
なんて、高校野球みたいなポジションチェンジが起きたりしました。
それはそれでそれぞれ味があっていいわけです。

いやぁ、なんにしてもDovesさん、いいわぁ。。。

ノリのいい音で跳ねさせるわけでなく、
純粋に自分達の音だけで観客を圧倒して、
どっぷり世界に引き込んでくれましたからね、素晴らし過ぎます。

またすぐにでも観たいです。
観といて本当に良かった。

ライブ生感想「CHAGE博2005~タイムマシンにおねがい(仮)」

2005年10月28日 08時35分01秒 | 音楽
2005年10月26日、会社を早々と切り抜け、
「CHAGE博2005~タイムマシンにおねがい(仮)」を観に、
ZEPP東京さんに行ってきました。

CHAGEandASKAさんとは3つの出会いをしていて、
1991年、日石のCMで流れてた「LOVE」をお気に入り、
CHAGEさんのバンドたるMULTIMAXの楽曲とは全く知らずに、
自分の誕生日に、あのCMの、って頼み方で買ってきてもらい、
で、あ、これ、CHAGEだったんだ、という出会いをしました。

当時そういった音楽の買い方をしたのは初だったので、
CHAGEさんはCHAGEさんで、飛び抜けた特別な存在なわけです。

今もなかなか、そんな好きになり方ないですしね。

さて今回のは純粋にライブでなく、
ファンクラブ会員限定イベントと銘打っただけに、
とっても面白い構成で行われました。

今年CHAGEさんは、写真を動かして物語を描く、という、
実験的な短編映画『missing pages』の写真撮影を担当していました。

音楽だけでなく写真もというのが、
またCHAGEさんっぽい。

その映画の鍵となるのがタイムマシンであり、
そこから自分がタイムマシンに乗ったらどうするだろう、
とCHAGEさんが考えた結果、辿り着いたのが、
1993年、深夜ラジオをしていた頃の自分を見る、
ということだったそうなのです。

当時「SAY YES」やら「YAH YAH YAH」やら売れまくってる頃、
CHAGEさんはCHAGE兄と慕われ、中高生が喜ぶような、
真面目な愛の歌と結びつかない、おバカなラジオをしてたんです。

ということで今回、ステージに可動式のDJブースを設け、
まさにあの頃のCHAGE兄に戻り、事前にアンケートに思わせつつ、
こっそり募集したネタの紹介や、「CHAGE」と聞こえる空耳洋楽等で、
大いに笑わせてくれました。

ラジオ番組っぽいジングルや生CMもありましたしね。
そこまでしっかり凝ってました。さすがです。

そうしたラジオっぽい雰囲気のMCを合間合間で挟みつつも、
メインは曲紹介と共に生バンドとその場で演奏するライブでした。

ライブではCHAGEさん自身の曲だけでなく、
リスナーからの抽象的なリクエストに応える形で、
サディスティックミカバンド、山下達郎、
井上陽水、スガシカオ、THE BEATLESといった、
多種多様なカバー曲を豊富に披露してくれました。

CDでもライブでもしたことのない試みだったので、
これには驚きつつも、嬉しかったです。

CHAGEさんは楽曲をすぐにCHAGEさんのものに出来るというか、
ホントに、しみじみ歌上手いです。

イベントの終盤では、ラジオ形式を終了し、
M2もソロも含めた、まさにCHAGEライブベスト選曲になり、
もう、飛び跳ね、腕上げ、大盛り上がり。

M2の楽曲とかライブでするの7年ぶりとかな気もしましたが、
ファンはしっかり振り付けを覚えてるものです。

でいて、バラードな楽曲では、ステージ後ろのスクリーンに、
CHAGEさんの撮った写真も流れるものだからまた、しみじみ染みます。

アンコールでは、これも7年ぶりくらいの、
「WINDY ROAD」で飛び交う紙飛行機。

紙飛行機飛ばすのが目的くらい楽曲が独り歩きしちゃってますが、
会場と一体になってる感じは、やはり嬉しく、気持ちいいものです。

…という具合に、笑いつつ、染みつつ、跳ねつつ、
素晴らしい2時間30分が過ごせました。

やっぱりCHAGEさんはいいです。
楽しませ方が温かくて一緒にはしゃいでる感じで。

CHAGE兄はいつまでもCHAGE兄なわけで、
と同時に、MULTI MAXがまた観たくなりました。

けど、途中CHAGEさんが47歳と言っていて、
なんかすごい重いものがありましたね。

自分単体が26歳なのはいいんですけど、
中学からのヒーローが、47歳になっちゃってるだなんて、
なんとも歳の積み重ねを感じましたね。コワイコワイ。

中学の頃の私は、ステージに立つって意味ではなく、
多くの人を喜ばせられるCHAGEさんの側の人間になりたい、
って願ってたんですけど。。。

どうなんでしょうね、今、私は、
CHAGEさんに近付けてるんでしょうかね。

私は、ヒーローになれてるのかな。

ライブ生感想「Super Furry Animals at LIQUIDROOM ebisu」

2005年10月20日 23時29分06秒 | 音楽
2005年10月19日、SuperFurryAnimalsさんのライブを、
会社帰りおひとりで観に行ってきました。

場所は、LIQUIDROOM ebisuさん。

SFAなんて略すSuperFurryAnimalsさんは、
奏でる音楽がとっても素晴らしく、
美しいメロディに、実験的なサウンドが絡み合い、
自然とその音に合わせて踊り出してしまう心地良さがある、
UKPOP界のナボナです。なんだそりゃ。

老若男女、音楽を聴く聴かない関係なく、
誰もが楽しめる音楽を奏でているバンドです。

今までに奏でられたあらゆる音楽の要素を全て詰め込み、
賢く遊んで、賢く混ぜこぜ、21世紀らしい音を聞かせてくれます。

ちなみに、かのPaulMcCartneyさんとただならぬ関係なので、
気になる方は『Rings Around the World』をご購入ください。

さて、そんなSFAさんのライブを、
2003年の単独来日振りに観賞しました。

開演までの間、会場で流れる音楽のDJをしていて、
舞台後方にターンテーブル周辺の映像を映してるんですけど、
2003年同様、紙の皿に、UFOと書いて遊んだり、
観客に対するメッセージを書いてみたり、
この、なんでもアリ感がステキ。

キーボードとノートPCとアコギでひとり演奏という、
罰ゲームみたいに淋しく演奏出来てない前座Jakokoyakさんの後、
SFAさんのライブが始まりました。

登場前に簡単なショートムービーが流れ、
ゴルフ用カートに相乗り会場入りする5人。
そのムービーと同じ黄緑色に発光するコートで登場。

ライブは2部構成。
セットリストは秋葉原OL日誌☆100%ふぁん!?さんをご覧ください。

1部は新譜たる『Love Kraft』を中心とした構成。
穏やかながら自然と体が動く楽曲群がステキ。
新譜は丸みを帯びながらも、やっぱり尖がった丸だとしみじみ。

2部はアンコールっぽく始まるもエライ長い。
ヒット曲やライブでの人気曲で構成。もうほぼずっと跳ねまくり。
2003年に引き続き、パワーレンジャーの被り物大好き過ぎ。

で、またショートムービーで終わる。

バンドメンバーとクルー、
そして私達観客もショーの一部なんて粋なエンドロール。

分厚い音に、体も頭も全てを委ねられる、
素晴らしいライブでした。

楽曲自体が素晴らしいだけでなく、
遊び方をよくわかってて、ただただ純粋に楽しいですしね。

エンドロールではないですけど、
演奏する方も聴く方も、みんな同じように楽しんで、
ライブ会場全体が、幸せな空間になっていました。

やっぱりSFAさんは大好き。
このバンドと歳を重ねられる喜びたるや、もう。

一刻も早く来日して、もう一度ライブを。

ライブ生感想「ゆず STADIUM 2005 "GO HOME"」

2005年08月02日 01時01分22秒 | 音楽
こんにちは、ゆずでーす。

…ということで、もはや1週間経って生感想でもないですが、
7月24日の日曜、ゆずさんのライブに行ってきました。

ライブのお話一辺倒だと書き足りないので、
前後のお話を交えつつ。。。

先週末、中学から憧れの人でもあったお友達さんを、
思いつきに、3年ぶりくらいに声をかけてみた。

すると行ってくださるとの回答で、
この1週間、思い出す度に嗚咽するほど大緊張。

3年前も急に京都に行って遊んでくれたし、
なんだかとっても、不思議な縁がある人だと思う。

実際に会うと、3年前のそれと同じように、
普段以上に落ち着いて、はしゃいで過ごせる。

私達はきっと互いに互いの素を引き出しあえる、
ステキな組み合わせなんだと思う。

だけど、お付き合い、という意味では、
まるで縁がないわけで。。。

関内駅で待ち合わせ、100円ショップで買出しをした後、
サザンの原由子の実家である、天吉さんでお食事。

味はさすが明治5年創業な美味しさなものの、
店内が改装されてて、とってもお綺麗に。
サザンのBGMも今やかすかに聞こえる程度になってた。

しかし、互いに話に夢中過ぎて、せっかくの天ぷらがべたべたに。
店選びは用途を考えるべきで、ネタで決めてはいけない。

その後、ゆずさん発祥の伊勢佐木町松坂屋をお参りしつつ、
カレーミュージアムさんに移動する。

そこでカレーかき氷なんてとんでもないものに遭遇。



味は甘いのにカレースパイスが効いてるみたいな、
ホントに最悪な味で最後まで食べ切れなかった。

てか、最後のカレーシロップ残ってる部分無理過ぎ。
緩衝地帯たる氷の部分が一番美味しいんだもの。

私がネタ物品を残すだなんて人生初じゃないだろうか。。。

なんてネタ物品を食べてる間、
PSPでゆずのPVを観まくる。

友達が、サヨナラバスのPVに出てる悠仁が、
広末そっくりでかわいいと3回くらい連続で観る。

すっかり洗脳されて、その後のライブでも、
悠仁のカワイイ笑顔ばっかり観てしまった。

そして地下鉄で新横浜に移動。
途中、友達に言わなくていい、心にもない誘った言い訳をしつつ、
日産スタジアムに到着。

どうして私は。。。



今回はアリーナ席なので日産スタジアムのピッチに立てる、
と、ひとり大興奮。友達はサッカーわからずできょとん。

スタンドにはたくさんの人、その中を堂々と歩き、
席後方にある物販でパンフレットやお土産を買いに行く。

こんな環境でサッカーしたら、ホントに気持ちいいと思う。
たくさんの観客に囲まれサイドを駆け上がる気持ちで歩いた。

しかし臨海ではまるでこんな気持ちになれなかった。
臨海不敗神話の理由が少し見えた気もした、…なんて。

…と、ここで、ようやくライブの感想。

---

自分では興奮してて毎回覚えてないので、
さざえどりさんよりセットリストを転載しつつ、
それぞれの感想を。

数曲ごとに分割してるのは、
その曲の間に村上隆さんアニメな休憩時間があったということで。

開演後しばらくは、
これまでのライブの歴史をつづった映像が流れる。

なんだかんだ言ってトビラ以降ほぼみんな観てるので、
色んなことを思い出す。ホントに色んなことを。。。

01:センチメンタル
02:始まりの場所
03:桜木町
04:スミレ

バンド形式でここまで一気に歌い切る。
さすがベスト盤選曲なライブらしく思い入れのある楽曲揃い。

05:向日葵ガ咲ク時
06:からっぽ
BGM:また会える日まで
07:3番線
08:友達の唄

向日葵をしっかり用意している人がチラホラ。
昨日も観ていたのかしら。

09:地下街
10:贈る詩
11:いつか
12:手紙
13:サヨナラバス

この5曲はセンターステージに出てきての、ふたり弾き語り。
今日限定な「いつか」は大好きな曲なので歌ってくれて感動。

14:言えずのアイ・ライク・ユー
15:する~
BGM:傍観者
16:シュミのハバ
BGM:ユーモラス

この5曲ではミュージカルというか、
壮大なレビューを見ているような、集団劇を見せてくれる。
島田珠代がゆずのふたりに好かれるヒロイン役で登場。
なんと社長までもが。。。

BGM:恋の歌謡日
17:栄光の架橋
18:アゲイン2
19:月曜日の週末
20:飛べない鳥 
21:心のままに 

ここで改めてバンド形式に戻って大作な楽曲。
どれも胸に響きつつノリまくり。
「栄光の架橋」の前、アテネ五輪アーチェリー銀メダルな山本先生が登場。
矢を追おうと思ったけれど、速過ぎて目が追いつかなかった。。。
アーチェリーってスゴイ。

22:夏色
23:夢の地図
24:1~One~

曲間のアニメ中休んで座ってたら急に「夏色」言われて、大騒ぎ。
悠仁がひとりセンターステージに出て「1」を歌い出す。
観客全員で1の指を掲げるのはカッコイイ。最近で最も大好きな曲かも。

EN1:少年
EN2:嗚呼、青春の日々
EN3:Going Home

「少年」は豪華なライトアップでYUZU。
「嗚呼、青春の日々」の合唱も響き渡る。
「Going Home」の最後、
LIVE 8に引き続き、隣同士で手を組むときに、
知らない男と、またも指を絡ませる恋人繋ぎしはぐって、
というか一瞬して、完全にゲイじゃないですかっていう。。。
友達とは普通に繋いだ。あったかい。

EN4:てっぺん
EN5:シュビドゥバー

センターサークルへ挨拶に来たとき、
時間がギリギリの中、「てっぺん」を即興の弾き語り。

みんな一緒に大合唱。

さらにアンコールをして、途中で音が消えるかもな中、
「シュビドゥバー」を、やっぱりみんな一緒に大合唱。

単純にエンターテイメントだけでは終わらない、
こういう観客想いな部分が、ゆずライブの良さなんだろうな。

結局、始まってから全部で4時間半くらいになったけど、
お腹いっぱい以上にいっぱいになってホントに良かった。

楽曲の選曲も良かったですし、
歌アリ踊りアリ笑いアリと申し訳なく思えるくらい盛り沢山で、
いいもの観させてもらいました。

ゆずさん、いいライブをありがとう。

友達も十二分に喜んでくれたみたいでなにより。
体育館ツアーもあるみたいだし、また誘おうかな。

---

ライブの感想は以上でした。

しかし友達は4時間半もサンダルで平気だったかしら。

…なんて心配しつつの帰り道、
友達が行きで苦しんでた砂利道をまた選択。

行きでの失言といい、なんてことだ。。。

横浜までの地下鉄待ちの新横浜駅、
観光客っぽい外国人な方がいたのだけど、
「GO HOME」いうTシャツを来た集団に囲まれ、
日本のイメージが悪くならなかったか心配。

観光に来て「家に帰れ」だなんて、
そんなの外国人からしたら質の悪いドッキリだぜ。

実際のライブは「おうちにかえろう」的な、
楽しくも温かいものでしたけどね。

そんな「おうちにかえろう」なライブを、
自分の原点、おうちに近い友達と観ることが出来て、
ホントに幸せだったな。うん。

ありがとう。

ゆずさん、バンドメンバーさん、
ゲストさん、スタッフさん、観客さん。

そして、お友達さん。

イベント生感想「ap bank fes'05 1日目」

2005年07月18日 08時28分44秒 | 音楽
静岡県掛川市にあるつま恋にて行われた、
ap bank fes'05 1日目さんに参加してきました。

とりあえず公式なレポートはこちらから。

横浜~掛川間を東海道線で往復して来たのですが、
要所要所での感想はこんな感じでした。
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横浜出発
熱海乗換
静岡乗換
掛川到着
つま恋昼食
ap bank fes'05参加中
バス渋滞
静岡夕食
静岡待機
静岡出発
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この中で一番印象に残ったのは、
昼食で書いてる、各サポの証たるタオマフがたくさんいたことですね。

山形とかもいましたもん、あれはスゴイ。

しかし、やはり場所柄、
というかミスチルさんは名波に向けた曲も書いてますからね、
磐田が多く、ジェフさんは完全なアウェーでした。。。

…と、無理矢理ジェフさんネタを絡めつつ。

今回は環境問題に対する啓発のイベントでもあるので、
ライブエリアだけでなく、オーガニックエリアというのもあり、
無農薬な食品や、体に良い食品の販売、
リサイクルなモノやの展示をしてたりしてました。

ゴミの分別も徹底していて、
ゴミ捨て場の分別種類ごとにしっかり係員が管理。

参加者も係員に指摘されることがないくらい、
しっかり分別に対応していて、参加者の意識の高さに感動。

なのでパンフレットも、単純にイベントに関するお話だけでなく、
ap bankがいかなるもので、どのような活動をしているか、
という読みどころたっぷりな広報誌のような印象でした。

こうした活動がこの会場内だけでなく、
普段の生活にも広がって、周囲を巻き込んでいけると、
次の世代も住みやすい世界に出来るんだろうな。

…とか思いつつ、ライブのお話。

実はミスチルさん以外、誰も初めてライブ観る面々なので、
とっても楽しくも、感想的にはミーハー臭漂うものになってそうな。。。

…という言い訳を書いたので、あんまり賢くなく、
音楽のことも深く考えず、感じたままを書くとしましょう。

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Bank Band

まさかKANの名曲「プロポーズ」で始まるなんて。
現役KANファンな私的には驚きを超えた嬉しさが歌の最中ずっと。
桜井さんとKANさんは仲良しだもんな、としみじみ。
ミスチル好きは、ふたりで歌った「Oxanne」の存在は知ってるのかしら?

一青窈

歌っている声、姿から醸し出される言葉に出来ない不思議な感情を抱く。
珈琲時光』という映画の主演に抜擢されたのも納得な、
秘めたものというか自分の空気を持っている人だな、という印象。
そういうのもまた、才能だと思う。

salyu

出てきたときのハイテンションぶりにどうなるかと思いきや、
大作バラードを歌い上げる。途端に感心してしまう。
他者を黙らせるくらい強い才能を持っているのは素晴らしい。

Evely Little Thing

持田香織さんの歌い方が変になってる気がしたものの、
自分の声の特長を掴んで、それを武器というか楽器に変えてる最中なのかな、
とか解釈して、過渡期な歌声を楽しむ。
実は、昔からモッチーが大好きだ、ということを公言する気にもなってみたり。
ギターの伊藤さんは最後まで結局一言も話さなかった。。。

トータス松本

髪型が細いゴムバンドつけたトッティ松本になってた。
登場した瞬間から熱いステージ。さすがの一言。
流行ってから何年後かで初の生「バンザイ」。観客もバンザイ。
この頃の曲は色んなことを思い出すな。。。

井上陽水

一時期、陽水を聴きまくってた時期のある私なので、
「傘がない」「氷の世界」という出だしの2曲には驚いたというか、
まさか生でこの曲を聴けるなんて、もうただただ感動しまくりでした。
言葉の通り、歌い倒して、帰っていきました。
音楽作ってる人は『氷の世界』というアルバムを聴くべきだと思う。
邦楽史上に輝く名盤です、これは。

Gaku MC

「DA・YO・NE」「いい感じやな感じ」をこの人数でやったら、
どんなにか面白いかな、と思ったもののそれはなく、
でもしっかりと盛り上げ役として、観客を参加者に引き入れてました。
楽曲もパフォーマンスもとっても温かい良い雰囲気。

Bank Band

「糸」はつくづくいい曲だな、と友人が日記で誉めてるのを読んで、
私も意識して聴いたら、いい曲だな、と思い、生で感動。

Mr.Children

しばらくの休憩の後、ミスチルさんのライブ。

2001年に横浜スタジアムで観た、POP SAURUS以来2回目。
旧曲と新曲がいい具合で混ざっていて、
どちらにも偏らず、とってもノリやすい。
というか、曲と曲がSEで繋がれ、MCがほぼなく、
畳み掛けるように楽曲の波に飲み込まれていく。それがまた心地良い。
とっても濃密な時間ながらも、あっという間に終わっていく印象。
4年前よりさらに成長した、素晴らしいステージだったと思う。

それにしても10年ぶりに歌われた曲で懐か死するかと思った。
中3とか高1とかその辺の頃なので、昔は良かったな、とか、
普段思わないようにしてる感情を呼び起こされてボディーブロー。
大学までは素直にテレビで流れる邦楽を聴いていたこともあり、
時代的にテレビと音楽の相乗効果が最大限に発揮されていた時期だった気もするけど、
その頃のヒット曲には完全に屈服してます、思い出も引っ張られます。
今の少年少女達にもそんな曲はあるのかな、ちょっぴり心配。

Bank Band

アンコールは、出演者全員で「to U」を歌う。
「We are the world」的な。
陽水だけなぜか出てこなかったけれど、
出て来ないことで、陽水の存在感を逆に感じた。

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ということでした。
ホントに賢さの感じられない感想だ。

約4時間のライブだったんですけど、
4時間とは思えないくらい濃い内容で、
ちょうど自分の世代のものばかりでしたからね、
感慨深くなりっぱなしでした。

観客もやっぱり同世代が多かったですし、
同窓会にいるかのような、
というか会場的に林間学校に来たみたいな、
そういう懐かしくもやわらかな雰囲気がありました。

翌日の疲れっぷりからして、
帰りは学生ノリ過ぎた感もありますが。。。

そこは大人になって楽を選んでもよかったと思う。

なんにせよ、ただ音楽を楽しむだけでなく、
環境に対しても思うことが出来る、いいイベントでした。

どうぞありがとう。

イベント生感想「LIVE 8 JAPAN」

2005年07月03日 23時33分50秒 | 音楽
昨日、LIVE 8 JAPANに参加してきました。

会場にはステージの後と両脇に巨大スクリーンが用意され、
各歌手のライブの合間に、アフリカの現状を伝えるビデオが流されてました。

50円の注射が打てずに、3秒にひとり子供が亡くなってることや、
日々を1ドル以下で生活している家族や、路上で生活している子供たちの様子などなど、
私が幼い頃に見た映像と変わらないどころか、ますます酷くなってる気がしました。

アフリカに対して言いたいことは色々とある方々も多いかもしれませんし、
そもそもアフリカだけでなく、世界各国で色々な問題は抱えていて、
もちろん日本にだって改善すべき点はたくさんあるとは思います。

経済大国と呼ばれる国でも、一部の人を抜かせば、
自分自身の生活だって100%満足できる良いものではないはずですし、
海外に安い労働力を求めて国内の製造業が空洞化して、
今後はどこも苦しくなってくと思いますからね。

その辺は利益最優先な企業の問題ではありますが。。。

でも、その辺はとりあえず置いといて、
今、自分が出来ることで、もし誰かの命が助かるなら、
ひとつくらい行動を起こしてみてもいい気はするんです。

島国根性とかムラ意識とか視界の狭さを表す言葉が日本にはありますけど、
もちょっと世界単位で考えてもいい時代、いいタイミングなのかなって。

みなさんもこちらから署名してみませんか?
名前、国籍、フリーのメールアドレスで大丈夫です。数で訴えましょう。
貧困救済だけでなく、米国至上主義を打破してみよう、みたいな意味でも。

さらに募金というカタチで確かに援助したい場合は、上の写真にもありますが、
こちらで紹介されてるホワイトバンド運動に参加してみましょう。

中田ヒデやノリカ先生がしててカッコイイから、
みたいな、ファッション感覚でもいいですからね。

こうした一歩が出せれば、いつか自分自身を守るための一歩も、
出せるようになるんだと思うんです。協力し合えると思うんです。

情けは人のためならずっていうか。

チョット思いついたので、話を少し変えると、
要らない命なんてどこにもない、っていうのもありますよね。

そもそも心臓病でほっとけば亡くなる私なんて、
生産至上主義な方々から見れば、使いづらい要らない命の人間ですからね、
だからこそ余計に助けたいのです。

今の私には命をかけても救いたい命だってありますし。

生まれの不幸、生まれも才能、
そんな冷たい言葉で人を切り捨てるのは、もう止めましょう。

運命なんて言葉に負けるの悔しいですもん。
自分がダメでも、せめて誰かを勝たせてあげましょう。

…とか、ちょっぴりメッセージを伝えつつ、
各歌手の感想を書いていきましょう。

---
・RIZE
オープニングを飾るのに相応しいと言えるくらい、
熱い演奏、そして熱いメッセージを伝えてくれた。
音に合わせて楽しむこともまた、行動のひとつ、
というLive8の楽しみ方を方向付けてくれた気がする。
RIZEさんの音楽、初めて一通り聴いたけど、
この手の分厚い音は、ライブ映えすると思う。

・McFLY
20年前のLIVE AIDでもいなかっただろう、
もろ70年代な楽曲、そしてパフォーマンスがステキ過ぎ。
海外の学園ドラマに出てきそうなパーティーバンドノリで演奏を続け、
チャリティーを全く意識してなさそうに見える、潔い楽しみっぷり。
BCRやPilotが好きな私的には、とっても良い発見だった。

・Good Charlotte
なんとなくルックスから受ける印象から今まで聴かずに避けていたのだけど、
とっても聴きやすい美しい曲も多く、聴かず嫌いだったな、と思う。
パフォーマンスもギリギリな線を辿りつつも面白い。
しかしやっぱりチャリティーを強調せず、ライブを楽しんでる印象。
日本人はチャリティーとか慣れてないから頑張り過ぎちゃうけど、
ことさらに意識しない、これが正しい姿なのかしら。

・Dreams Come True
うれし楽し大好きってな感じのフラワーミュージックを体現しているというか、
舞台上の人達が驚くくらいに、ずっと満面の笑みを浮かべっぱなし。
アップテンポな曲でもバラードな曲でもなんでもおかまいなしな笑顔。
曲に合わせて旗を翻したり、さすがスタジアム慣れしたバンドとも言えるステージング。
さらにMCがみんな歌になってた。観客はみな、Live8Babys。
このノリが2時間以上続くとなると、この方々のライブはきっとスゴイポジティブ。

・Bjork
最初演奏が始まっても登場せず、仕切り直しな演奏開始にハラハラし、
さらに歌詞を見つつ歌唱する場面もありドキドキしつつも、
ファンも驚くくらいベスト盤的な選曲で、
演奏が進むにつれて、Bjork自身、本当に楽しそうな表情を浮かべ、
独特な踊りをしながらの見事なパフォーマンス。
一生の内にBjorkを十数mくらいな距離で聴けるとは思わなかった。
完全にミーハーというか、聴き惚れ、見惚れていた。
演奏中ずっと、自然とお祈りをするかのように両手を胸の前で組んでた。
電子音の上に民俗音楽的な圧倒的な歌唱。
Bjorkこそ21世紀唯一無二の歌姫だとしみじみ思った。

・DefTech
バックバンドなしのオケだけラップだったにも関わらず、
とっても勢いのあるステージング。
そしてMCでは最も熱いメッセージが伝えられた。
ちなみに最後の楽曲で、隣同士な方と手を繋ぐという場面があったのだけど、
なぜか私は両脇男なのに指を絡ませる恋人繋ぎをしてしまった。
両手上げやすいからそうだと思ったけど、普通手の平同士の握手繋ぎなのね。。。

・Do As Infinity
DoAsさんのライブは初めてなのでなんとも言えないけど、
トリなのにトリとは思えない飄々さで、
普段通りのステージングしてたように思えた。
特に可も不可もなく普通に楽しめたけど、
ファン集団に囲まれててたのでフリとかちゃんとマネしてみた。
---

ライブとしての総評としては、
よくぞここまでジャンルがバラバラなメンバーを揃えたというか、
色々な音楽をひとつひとつ消化しなくてはいけないというのが、
ちょっぴり疲れるものの、どのイベントでも味わえない良い体験になりました。

一体、だれがセッティングしたんでしょうね、
日本代表、もうちょっとたくさんベテラン、中堅勢もいただろうに。

てか、各歌手同士の交流も観たかったなというか。。。

でも面白かったです。
音楽イベントとしても、そんなにも悪くなかったと思います。

LIVE AIDのDVDも欲しいなとか思いましたし。

こうしたイベントに当選して、参加できた、ということに対する義務として、
今回はちょっとメッセージが強めになりましたが、
たとえミーハー気分だとしても、たとえ偽善だと呼ばれるものだとしても、
善い行いは善い行いですからね。

せっかくのキッカケをもらったなら、
それに応えてみてもいいんだと思いました。

とは言いつつも、運動や募金は強制するものではないですからね、
みなさんも気が向いたら、肩の力を抜いて、気軽な気持ちで応えてみてください。

か弱い自分でも人の命を救える、ヒーロー、になれますよ。