Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

two-five

2004年01月19日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
今日は私の25歳の誕生日です。

月並みなことを言えば、四捨五入して0歳なわけです。ばぶー。

まぁ、なんでもいいですが、
私的にいえば、人生の半分きたかな、って感じです。

私なんてのは50までには死ぬでしょうからね、そんなもんです。

でも22までなんてのは、幼稚園から始まって大学まで、
いい意味でも悪い意味でも、ずっと学校に縛られてたわけですから、
自分で全て決めて、自分で歩き出してからの年月なんて言ったら、
ホンの3年間しかないわけです。

つまり、まだ3歳児なわけです。ばぶー。

そんな3歳児な、物心がつきかけな未熟な私なので、
周囲にいる方々は、温かい目で見守っていただきたいと思いますし、
このページについても、作品が更新されないとか、続きがないとか、
そういう飽きっぽさが目立っても、所詮3歳児のしてることですから、
仕方ないな、と大目に見ていただけたらと思います。

でも、だからといって、自分自身を甘くする、ってわけではないです。
3歳にもなったら、もう考えて行動することも出来るようになってきます。

もし保育園に入ったのならば、周囲との協調性を持つようにもなるでしょうし、
きっと初恋くらいは経験することでしょう。

って、また学校に入るつもりか、っていう話ですね。

生きるために、お金を稼がなければならないものの、
お金の稼ぎ方なんてのは自由で、
学校や会社に縛られる必要なんてないっていうのに。

では、社会という終わりのない学校に入ってる。
どうでしょ、これで。上手いでしょ。

ともかく、もう25歳だからと落ち着き払うことはなく、
まだ3歳児だからと、多少の意識を持って暴れまわりたいと思います。

わかってやってる分、周囲にとっては迷惑な存在になるかとは思いますが、
3歳児特有の愛らしさで、あきれられないようには振舞いたいと思います。

私的には23には結婚していると思っていたので、
25歳になってまで、3歳児宣言するようなバカだとは思ってませんでしたが、
底が見えないというか、ホントに面白い奴です、この井山貴弘って人は。

もう半分しか、こいつと付き合えないと言うべきか、
もう半分も、こいつと付き合わなきゃいけないと言うべきか、
とにもかくにも今年を終えたら折り返しなわけですから、
最後の往路を楽しみたいと思うわけです。
来年に復路を進むかといえば、どっか行っちゃいそうですけどね。

音楽界にはtwo-fiveと呼ばれる、魔法のコード進行があるそうです。
聴き心地がとても良くなるような、魔法が。

私も周囲に幸せの魔法をかけるような生き方、作品つくりを出来る、
two-fiveな今年を過ごしたいと思います。

今日はおめでとう。

ありがとう。

自分考古学

2004年01月01日 23時59分59秒 | 1分間スピーチ
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

今年は1年の始まりを北海道で、4年ぶりにCHAGE&ASKAと迎えたわけです。
去年の1年の終わりを同時にも迎えたわけですけど、大変有意義なものでした。

あえて寝てる間に年を越す、そんな地味なのも好きなんですけどね、
派手にガツーンと騒いで迎えるのもまたいいものです。

さて私は、毎年1年間の目標というか、
大まかな主題を決めているわけです。

今年の主題は「自分考古学」というものです。

今年で25歳、四半世紀も共に過ごしたわけですから、
この井山貴弘さんを振り返るのも悪くはありません。

でも、ただ振り返るだけでは面白くないというか、
幸せな過去という甘い世界に浸って、
辛いこともある未来に進むことを恐れてしまう可能性もあります。

だからこその「考古学」なのです。

眠っていた思い出を少しずつ優しく掘り進めるだけでなく、
同時にそのものが、つまり井山貴弘がどんなものなのかを、
それまでになかった新しい仮説や方法を駆使して、
より深く立証していこうという試みなのです。

今まで生きていた中で、昔は大事にしていたにも関わらず、
捨て去ってしまったもの、忘れてしまったものが、
わりとたくさんある気がします。

例えば、腕時計や文房具を集めるのが好きだったことや、
LEGOでロボットを組み立てて空想をするのが好きだったこと。

こんな自分をもう一度取り戻してみる、
これもひとつの試みです。

それとは全く逆の、
今までの井山貴弘がしなかったことをするのも、
やはりひとつの試みです。

今まで嫌ってたもの、一度嫌いになったものを好きになってみる、
例えば、お酒は好きではなく、ひとりで外食さえ出来ない私が、
オシャレなバーにひとりで行ってみるとかいうのも面白いかもしれません。

作品についても、色々してみたいな、とか思っていて、
過去の作品の再演をしてみたり、続きを書いてみたりもしてみたいです。

特に若気の至り感漂う「犬(dog)」は、
全て書き直すか、続きを書くかわかりませんが、
今の自分が書くとどうなるかが楽しみです。

同時に今、頭に思い浮かんでいる、
全く新しいものもカタチにしてみたいです。

今年は色々な振り返りごとは増えるかもしれませんが、
過去してきたことを踏まえ、それを発展させたり、新規に行ったりして、
最終的には「t-i=experiment」という主題で様々なことに挑戦した1999年よりも、
より挑戦的、実験的な年になる気がしています。

奇しくも1999年は、最初に話題にした、
CHAGE&ASKAのカウントダウンライブが開催された年でもあります。

ライブが年の終わりか、年の初めかで違いはありますが、
「t-i=experiment」という実験の続き以上に発展した一年が、
今年は送れるような気がします。

そういえば今年のCHAGE&ASKAのカウントダウンライブの演目も、
私が好きになった時期のものを取り上げて、より良く再構築したものでした。

私もそのように、より良い再構築を行いたいと思います。

なにはともあれ今年の井山貴弘は、
自分的にも、とても楽しみです。

1年の最初の方は振り返りばかりで、外には変化が見られないかもしれませんが、
きっと後半は畳み掛けるように、新しい井山貴弘が見られる、ような気がしています。

あくまで、ような気がしています、にしておきますが、
どうぞ、お楽しみに。

私も楽しみでいっぱいです。

私と一番付き合いが長いのは、私自身なのですから。