あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

黒田杏子献燈十二句碑~金剛福寺

2017年12月07日 | 第38番札所「金剛福寺」

足摺岬 四国八十八ケ所霊場・第38番札所「金剛福寺」

ここに本堂を取り巻くようにして「十二の句碑」が建立されています

その句を詠んだのは「黒田杏子(ももこ)」という人(1938年8月10日生)

本堂右側にある碑にも記されているが「巡礼の俳人」とも呼ばれている人らしい

そして、ネット検索でTVでも有名な「夏井いつき」さんが「師と仰ぐ人である」との記述も見つけた

十二句碑の始まり?は右側から始まるこの句だろうか?

ガンジスに 身を沈めたる 初日かな

右側から順番に1月~12月(春夏秋冬)までを詠った句碑のような気がする

たそがれて あふれてしだれ ざくらかな

飛ぶやうに 秋の遍路の きたりけり

今日見ていて、私の一番気に入った句は

柚子湯して あしたのあした おもふかな

そして、超ど凡人にはどう詠むのか? わからなかった句碑はこちら

今年、12月3日に除幕された出来たてホッカホカの句碑です

是非、「金剛福寺」に行かれたら、十二の句をじっくりと詠んでみてください

その時の気持ち次第で、お気に入りの句が毎回違うかもしれませんよ

風もなく陽だまりは温かく感じる午後のひと時でした

 撮影:2017/12/07(THU) 黒田杏子さん句碑~第38番札所「金剛福寺」にて