2月24日(日)産経新聞の記者さんからいただいたチケットで、山の神と東京オペラシティのアートギャラリーで開催中の石川直樹「この星の光の地図を写す」を見に行った。
彼の旅した足跡をたどるような小ぶりな(?)写真がポツン、ポツンと並べられていた。ぼんやりとしていてピンが来ていないもの、わざと斜めにして見ている人を不安にさせるもの、、、
どんよりとした、そして陰鬱な雲が印象的なもの、雄大な自然の造形を切り取ったもの、野生の動物たちを活写したもの、、、
南太平洋のプリミティブな人間が創造したのであろう素朴な音楽が奏でられる中、エフェクトをつけた静止画がまぶたに焼き付けられる。
ノースフェイスのドームテント内で映像を流してもいた。
展示内容は、パンフレットによればこうだ。
Gallery1
DENALI 1998/POLE TO POLE 2000/POLAR 2007/ANTARCTICA 2011/NEW DIMENSION 2007
Gallery2
CORONA 2010/THE VOID 2005/Mt. Fuji 2008/K2 2015
Corridor
MAREBITO 2009-/ARCHIPELAGO 2009-/AUTHAGRAPH/知床半島 2017/石川直樹の部屋
最後の「石川直樹の部屋」に置かれていた書棚は眺めていて飽きなかった。冒険ものや山岳もの、民俗学、人類学等の本がずらりと並んでいて、こうしたジャンル好き人間には、垂涎のラインナップといえよう。
2019年1月12日(土)にスタートしたこの展覧会は、3月24日(日)で終わってしまう。油断は禁物。この土日にでもさっそく行って、石川直樹の世界を堪能しよう。
この星の光の地図を写す <北極カバー> | |
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