目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

三浦富士・武山

2011-03-04 | 山行~三浦・房総

三浦富士 標高 183.4m 武山 200.4m 神奈川県

2004年2月8日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 津久井浜駅9:30--10:15三浦富士10:25--(砲台山)--11:10武山(昼食)12:10--13:00津久井浜駅--(海岸散歩)--13:30津久井浜駅

新宿からJR湘南新宿ラインで横浜へ出て京急に乗り換え、津久井浜駅で下車する。わいわいがやがやと駅構内は賑わっている。どうやらわれわれと同じハイキングコースがお目当ての団体らしい。そのせいで駅のトイレはごった返す。駅を出ると、地図とにらめっこしているグループもいる。山の神もガイドブックとにらめっこ。

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左:津久井浜駅

9:30津久井浜の駅を出発する。すぐに京急ストアが現れ、ガード下をくぐる。ハイカーが多いから、後にくっついていけば、道からそれることはない。津久井浜高校の野球部がグラウンドで、オッエーオッエーと声だしをしながら、練習をしている横を抜けていく。なぜ野球部ってのは、あのオエーオエーを発しながら練習するのかね? 

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左:左から3番目の石碑に「登山四拾度」と刻まれている 右:浅間神社

のどかな畑の中を抜けていくと、あっという間に三浦富士の山頂に到着する。山頂は人、人、人。ザックを下ろして休憩していると、登ってくる人、人、人。

山頂には浅間神社の祠がある。祠の向かって左側には、「登山四拾度」とでっかく刻まれた明治時代の石碑も建てられていた。箱根の金時山は1000回だ2000回だと、山頂に札が掲げられているというのに、40回くらいで記念碑を造ってしまうのかい、と金満ぶりに一瞬驚くが、ここは三浦富士。山岳信仰のなせるわざか? 富士講40回ということで、無理やり納得。 この山頂、眺めはよくて、金田湾が見下ろせるし、遠くにうっすらと影のようだが富士山も見えた。

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左:三浦富士の山頂の碑 右:金田湾

10:25武山へ向け移動開始。ほどなくして砲台山直下。この山頂には第2次大戦中の砲台の跡が残っているらしい。それで砲台山かい。そのまんまの名前ということは、大戦前は名無しだったのか? 砲台山山頂にある電波塔を横目に通過する。

11:10武山に着いた。アゼリアハウスと名づけられている展望台に上り、ぐるりと見回す。三浦富士からの眺めのほうがいいかも。しかも山頂というよりは、何か公園みたいだ。展望台から下りて、昼飯場所を探す。なぜかノラ猫があっちから湧き出し、こっちからも湧き出して、目の前をうろうろする。団体もどこから来たのか、どんどん湧き出してきて、山頂は喧騒に包まれる。落ち着かない中で昼飯となる。

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左:砲台山の電波塔 右:武山山頂。中央奥の白い建物が展望台。山の神の頭の後ろに見える白いものはノラ猫

12:10下山開始。下りていくと、のどかな田舎道といった風情となる。上空ではトンビが優雅に旋回しながら、ヒューピロロロロ、ピロロロロとしきりに鳴いている。道沿いには、みかん畑とハウスが並ぶ。ハウスでは、この時期いちご狩りができる。ハウスから人が出入りしているから、それなりにお客さんはいるようだ。

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津久井浜のサーファーたち

13:00頃津久井浜駅に到着。時間があるから、海岸に出てみようと、足を伸ばす。海はもう、駅から目と鼻の先なのだ。ウインドサーフィンのメッカなのか、海には大勢のサーファーが風任せに浮かんでいる。天気もいいし、楽しそうそうだ。われわれは、近くにくつろげる店はないかと視線を走らせる。何となくよさげな不二家津久井浜店がすぐそばにあった。足を踏み入れると、混んでいる。2組のお客さんが所在なげに空席待ちをしている。待つくらいなら、河岸を変えようと駅に戻り、帰途についたでのあった。


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