目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

蝋梅と宝登(ほど)山

2011-03-08 | 山行~奥多摩・奥武蔵

宝登山 標高 497.1m 埼玉県

2004年2月15日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 10:25宝登山ロープウェイ駐車場10:45--11:30宝登山山頂 梅園(昼食)12:30--ロープウェイ山頂駅(休憩)12:50--13:15駐車場

今回の山旅は、観梅目的。蝋梅(ロウバイ)や白梅、紅梅がこの時期きれいに咲いていると聞きつけ、勇んで宝登山へ向かった。

秩父市内のセブンイレブンで昼食を買出しし、10:25宝登山ロープウェイ駐車場に到着した。すでにもう車はだいぶとまっていて、危うく駐車できないところだった。駐車場備え付けのきれいなトイレに行ったり、タバコをふかしたりして、もたもたしているうちにたちまち時間は経過していく。10:45になって、さあ、出発。ところどころ凍結していて足元に気を使う道を上がっていく。宝登山神社奥宮に参拝して、山頂へ。

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左:宝登山ロープウェイ下の駐車場 右:宝登山山頂

宝登山山頂には、11:30。あっさり着いてしまって登り甲斐がない。でも今日は観梅デーだからいいのだ。山頂の南面は開けていて、見晴らしがいい。秩父の街並みが眼下に広がる。

001p2151843 秩父の街を見る

梅百花園で昼食にする。蝋梅園の人出に比べれば、こちらのほうは人が少なくていい。花見日和だから、輪をかけてすごい人出なのだが、とにかく人の来ないほう来ないほうへ行って、ゆったりとスペースを使う。ほのかに香る梅を楽しみながら、お弁当を広げた。

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春だねえ。梅の紅色が青空に映える

12:30昼食を終えて、蝋梅園に上がってくると、さらに人が増えている。やはり、ここの目玉は蝋梅なのか。街中だと、まず見ないからねえ。この蝋梅、接近してよく観察してみると、つるんとした造花のように見える。 文字通り蝋細工のような梅なのだ。

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賑わいを見せる蝋梅園

002p2151851 満開の蝋梅

観光客の波に混じって、ロープウェイ山頂駅へ。そこで甘酒¥150を飲んで、ゆるゆるとくつろぐ。帰りは、ロープウェイ待ちをあきらめたおばちゃんたちや、家族連れ、若者グループらとともに、さくさくとつまらない道を下る。下山してくると、ロープウェイ山麓駅でも大勢の人が長い行列を作って順番待ちをしていた。恐るべし蝋梅シーズン。

13:15駐車場に到着。あり余る時間に気をよくし、立ち寄り湯へ行くことにした。山の神が運よく地元の方に比較的すいているという、美やま温泉を教えてもらう。移動していくと、ホテルの案内の看板が一瞬ブティックホテル系に見えて躊躇するが、着いてみると、結婚式場にも使われる立派なホテルだった。中に入ると確かにすいていた。あまり知られていない穴場なのだろうか。窓の下には渓流が見えるし、入浴料は¥800でそれほど高くもないから、ベストチョイスとはいかないまでも、ベターチョイスか。ただここで唯一残念だったのは、休憩場所がなかったということだ。


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