目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

ハイキングコースではなかった岩峰の山、嵩山(たけやま)Part1

2020-11-01 | 山行~上州

標高 789m 群馬県

2020年10月25日(日) 晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:07道の駅霊山たけやま8:23--8:53休石--9:07小天狗--9:20不動岩--9:35天狗の広場9:45--9:56胎内くぐり--10:30経塚10:40--10:47大天狗--11:20道の駅

ひと月ぶりの山行は上州のハイキングコースと思い、道の駅から登れる嵩山(たけやま)を選んだ。事前に道の駅霊山たけやまのサイトで概念図をダウンロードし、行程の時間も調べていたのだが、、、てえへんな山行になった。

山の神とともに4:30に起床し、自宅を5:08に出発。関越に入ると、そこそこの交通量でGo To トラベルキャンペーンの影響なんだろうと道を急いだ。混雑する上里SAで朝食をとり、その後まずまず順調に進み、渋川伊香保ICで高速を下りた。途中コンビニで行動食を買って、予定よりも早く8:07道の駅霊山たけやまに到着した。


左:道の駅霊山たけやま駐車場 右:親都(ちかと)神社の大ケヤキ

車がすでに何台も停まっていて、行程が2,3時間というのにもう登っているのかといぶかしく思いながら、山支度を整えトイレに寄って出発する。道の駅なのにトイレは飲食店なみに小さいので要注意。

ひんやりとする日陰の車道に出て、あれっ、上がないじゃないかという大ケヤキを眺めて、まずは表登山道の大鳥居をくぐる。


左:嵩山表登山口 右:一の木戸

すぐに一の木戸が出てくる。戦国時代ここに山城が築かれていた名残だ。ここから登山道らしくなり登高を続けると、早くも下山してくるジモティっぽい年配者2人とすれ違った。サクサクと歩いていて、しょっちゅう登っているように見受けられた。小天狗まで行って展望を楽しんでからの下山なのだろう。


左:五合目の標示 右:蝙蝠穴の石仏

東屋のある展望台分岐の標示を無視してまっすぐ進むと休石に出る。ここから足場の悪い道を少し下ると蝙蝠穴に到着する。穴というよりは岩の隙間で、そこに石仏が安置されていた。再び登り返し休石で山の神と最初の休憩をとった。あっけなく休石まで来てしまい、今日は楽ちんかもなとこのときは山の神も私も微笑んでいた。


左:8・9番の石仏 右:天狗の広場

8・9番の石仏をスルーし、天狗の広場に上がる。不動岩まで行って、ピストンしたらここで休憩にしようと山の神に声をかけ通過した。


2点とも:小天狗

9:07天狗の広場から尾根をまっすぐ進むと小天狗に到着する。狭い山頂ながら360度の大展望が待っていた(次の写真2点)。青空も広がって久々に気持ちのいい山頂だった。これから向かう不動岩も下のほうにその姿を見せていた。


榛名山方面


草津白根山方面。もう雪がついている


左:不動岩 右:不動岩の最後のひと登り

小天狗から岩場を巻いて不動岩に向かう。最後は鎖場を直登だ。足がかり、手がかりが少なく決して登りやすくはない。そのせいもあって山の神は最後のひと登りの地点でギブアップしてしまった。仮に登れても下りるのが怖いからやめておくといって、早々に撤退を決め込んでしまった。

え~と思ったが仕方ない。一人不動岩のてっぺんに行くと、冒頭に掲げた不動明王がいかにもといった風情で鎮座していた。岩峰とお不動様はなんとも相性がいい。


不動岩を見捨てて、スルスルと下っていく山の神

Part2大天狗へつづく


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