目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

双子池テント泊~北横岳・蓼科山Part2

2015-09-18 | 山行~八ヶ岳とその周辺

蓼科山 標高 2,531m 長野県

2005年8月7日(日) くもりときどき晴れ 

メンバー 山の神と私

コースタイム 双子池ヒュッテ7:05--7:40双子山山頂7:50--8:05大河原峠8:25--9:05天祥寺原(亀甲池分岐)9:12--10:01休憩10:12--10:35蓼科山荘10:45--11:15蓼科山山頂(昼食)11:55--12:40前掛山分岐12:50--13:35大河原峠

5:00過ぎに起床。昨日の雷雨の影響か、テントの外張りは泥だらけになっていてまいったなと思っていると、追い討ちをかけるようにステッチ隠しの布がはがれてきているのに気づいた。そろそろ買い替え時期なんだろうね(いまはその後買い替えたひとまわり大きな3,4人用テントを使っている)。

朝食にモタついて、テント撤収は6:53になっていた。だいぶのんびりしてしまったようだ。足早に双子池ヒュッテに移動して、地図を見直し7:05出発。昨日歩いた双子山山頂経由で車が置いてある大河原峠に戻った。ザックからテント一式を取り出して車に積み、荷造りし直して8:25大河原峠を後にした。しばらく気持ちのいい笹原を進む。しかし昨日の雨で下はかなり濡れていて、途中でたまらず、山の神とスパッツを装着した。ふと北横岳のほうを見上げると、昨日同様に白い厚いガスが山頂付近を覆っていた。

9:05天祥寺原の亀甲池分岐で休憩。蓼科山荘への分岐までいって休憩する予定だったのだが、分岐だ休憩だといってザックを下ろしてしまった。腰を下ろして地図を見たら、かなり手前だし、時計を見たら、まだ大して歩いていないことに気づいてショックを受ける。


蓼科山山頂。最高点は奥の人が集っているところ

休憩後は苔むした樹林帯の中を進み、涸れた沢を通過。やがてもう一度休憩を挟んだものの、山の神ともどもだいぶへばって10:35蓼科山荘に到着した。そこから山頂まではもうひと踏ん張りだ。およそ30分かけて、11:15蓼科山山頂へたどり着いた。山頂は賽の河原みたいなところで、まったくもって不気味。さらにそれを助長するように雲がもくもくと沸いてきて、不気味さを増していた。私は今回で蓼科山は2度目だったのだが、前回訪れたときの印象がほとんどなくて、こんなにだだっ広い山頂だったっけという感じだった。

山頂は広いだけに昼飯を食べるところには事欠かず(?)、山の神と適当な場所を選んで昼ごはんにした。11:55には下山開始。登り時の山頂手前でもそうだったのだが、下山時にも、昨日北横岳で目撃した赤キャップの団体が渋滞を引き起こしていた。大人数での登山は、ほんとうに顰蹙ものだ。

12:40前掛山分岐に来て休憩。そして最後の大河内峠への下りに入る。そこでは思わぬ生き物と遭遇した。最初はネズミかと思ったのだが、背中に一筋の黒いラインがある。ヤマネだった。山の神もどれどれと首を伸ばして、その小動物を凝視。かわいいと連発するが、すばしこくて、あっという間に姿を消した。写真は当然ながら撮り損ねてしまった。

大河内峠に13:35無事下山。山中で1泊したから汗を流して帰ろうとなり、立科温泉権現の湯へ向かった。 大人1人¥400と格安の立ち寄り湯だ。サウナや露天風呂でゆっくりくつろぎ、風呂上りに小豆ミルクかき氷(¥300)を食べたこともあり、だいぶ長居をしてしまった。そのつけはすぐにやってきて小諸から上信越道にあがると、すでに渋滞が始まっていた。帰宅は21:50、もう少し早く家路につけばよかったとちょっと反省。

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コメント (1)
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