目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

双子池テント泊~北横岳・蓼科山Part1

2015-09-13 | 山行~八ヶ岳とその周辺

北横岳 標高 2,480m 長野県

2005年8月6日(土) うすぐもり時々雨と晴れ間 |

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:57大河原峠9:22--9:47双子山山頂9:55--10:25双子池ヒュッテ--双子池湖畔テント設営11:25--11:47亀甲池(昼食)12:17--雨で休憩--13:40北横岳山頂13:50--14:40大岳--大岳分岐14:55--15:40天狗の露地15:50--16:20双子池ヒュッテ

5:00に慌しく家を出発。コンビニで朝食と昼食の買出しをし中央道に上がると、夏真っ盛りとあってすでに交通量は多めだった。朝食は双葉SAのお庭のベンチで、山の神とコンビニパンを食べて済ませ、諏訪ICで高速を下りた。大門街道を進み、落石注意と路肩注意と出ている危なっかしい夢の平林道に分け入っていく。

 
2点とも:大河原峠。赤い建物は大河原ヒュッテ

8:57大河原峠に到着。峠にはすでに車がかなりの台数が停まっていて、山の神と私もすぐに出発だと意気込んで車外に出てみたのだが、ちょっと霧雨っぽい(冒頭写真)。このまま出発すると濡れそうだからと、車中でガスがはれてくるのを少し待つことにした。頃合をみて、手早く支度をし9:22スタートする。

 
左:双子山山頂 右:亀甲池

時折サアっとガスが流れて晴れ間が覗くが、またたく間にまた白い世界に逆戻り。そんなクルクル変わるお天気のなか、登高を続けると、9:47あっけなく双子山山頂に到着した。人っ子一人いない山頂は、涼しい風が吹き抜けていき、すこぶる心地いい。先のほうには草原が見えている。

山頂から下って、30分ほどで双子池ヒュッテに着く。この小屋でテント場の受付をしていて、さっそく山の神と私の2人分を申し込み(1人500円)、双子池を回り込んでいく。テントを設営し、さあ、サブザックで北横岳だと荷物を詰め替えようとすると、肝心のサブザックが見当たらない。テント道具をザックから出すときに、間違いなくサブザックも取り出したはずだったのだが、、、結局見つけられずに大きいザックに荷物を詰めて11:25テント場を後にした。それにしても、キツネにでも持っていかれたのか、これっきりこのサブザックは行方不明のままだ。

苔むした道を下っていくと、亀甲池が出てきた。この辺で昼食にしようと、山の神とコンビニおにぎりをザックから取り出した。池周辺は日本庭園のような趣でなかなかいい。先に昼食にありついているパーティが2組と、後から夫婦2組がここで昼食となった。ちょっとした人気スポットだ。

 
左:登山者でにぎわう北横岳山頂。中央が山の神 右:大岳山頂

12:17亀甲池を後にし、再び苔むした道をしばらく進んでいると、ポツリポツリと雨が降り出した。ついていないなと、雨を機に10分ほど休憩をとった。その後潅木地帯を抜け、北横岳山頂には、13:40に到着した。山頂はお揃いの赤いキャップをかぶった団体で大賑わいだった。4班に分かれていたようだから、相当な人数だ。

山頂に10分もいると、少し雲が切れて青空が覗いてきたものの、山の神と私を追い立てるように雷鳴が聞こえてきた。移動開始だ。露岩帯を抜け、14:40大岳山頂に到着。ガスに閉ざされて、まったく視界はきかない。北横岳と双子池の分岐に戻ると、またポツリポツリと雨が落ちてきた。

 
左:大岳のお地蔵様 右:天狗の露地

天狗の露地までは、岩がゴロゴロしていて歩きにくい道で這うようにして進んでいく。なかなかハードな山歩きだ。15:40天狗の露地に到着して、ひと息つく。ここからの下りはさらにゴツゴツした岩が入り組んで、歩きにくさは倍増する。いつのまにか山の神がだいぶ後方にいた。山の神にとっては、どこの岩の上を歩くか、はたまたどこに手をついて足を下ろすか苦心惨憺の末の下山となった。


双子池ヒュッテに向かって下山中

16:20山の神とともに双子池ヒュッテにたどり着いた。ザックを下ろして座ったら、どっと疲れが押し寄せて長いこと休憩することになった。16:45重い腰を上げてテント場へ移動していくと、湖畔のカラフルなテントが増えている。われわれのテントも含めて全部で11張りになっていた。天候が今いちの分、少ない(?)ようだ。


双子池のテント場

マイテントに入ってしばらくすると、バラバラと雨粒が落ちてきて、たちまち雷鳴とどろく雷雨となった。それからテントで身を縮めること、小一時間。雷雲の通過を待って、皆テントの外に出てくる。やれやれ腹が減ったなと、晩飯の支度にとりかかった。

Part2蓼科山につづく


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 登山と日本人 | トップ | 双子池テント泊~北横岳・蓼... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山行~八ヶ岳とその周辺」カテゴリの最新記事