声をかけて助かればいいことだし・・・

相変わらず、ギターの上達は牛歩どころか亀の歩みです。

でも少しずつ上達しているのではないかと、ふと気がついたらこんなに上手になっていたんだと思う日が来ることを、期待しています。

たしかに、1年前にクラシックギターを再開したときとは比べものにならないほど進歩していると思いますが、これからが目立った進歩がなかなかないので、辛抱ですね。

・・・

ところで、今日の夕方ですがウォーキングに颯爽と出かけたとき、近所の道路に計の貨物車が駐車していて、その中で運転手のおじさんが気持ちよさそうに寝ていました。

そこまではよくある光景なのですが、その自動車が確か今日の昼12時半頃にも同じところに止まっていて、その中で同じおじさんが気持ちよさそうに寝ていたのを思い出しました。

「えっ・・・・」

「もしかして12時半から5時間もそこで同じ格好で寝ていたの？」

「そっ、そんなばかな・・・」

「だっ、だとしたら、もっ、もしかして・・・」

「え～大丈夫かなぁ・・・」

「ちょっと声をかけた方が良かったかなぁ・・・」

そんなことを考えながら、いつものコースを一周回って

「よしっ、今度見てやっぱり同じ格好でピクリともせずに寝ていたら、声をかけてみようかな・・・」

でも、「なんだこの野郎、人がせっかく気持ちよく寝ているのに起こしやがってぇ・・・」

と殴られるのもいやだし・・・

でも、「声をかけて助かればいいことだし・・・」

とか、いろいろ考えながら近づいて、あと10mのところで急にその車は動き出しました。

「あ～、よかったぁ～」本当にそう思いました。

そのおじさんは、私がそんなに悩んでいたのも知らずに、あっさりと走り去っていきました。

「何事もなかったのだから、まあいいか・・・」と思いつつ、2周目を歩いてちょっときれいな花が咲いていたので写真を撮っていると、後ろにキッと車が止まって、振り向くとその車でした。

中からおじさんが荷物を持って現れ走っていきました。

水色の横ボーダーのポロシャツでした。

あのとき、本当におじさんが車の中で動いてなかったら、もしかして熟睡しているかもしれないのですが、本当に声をかけられるかなぁ・・・

いろいろと考えさせられました。

・・・そのときの花