39ギター

35年ぶりに弾き始めたクラシックギター
神経痛と戦いながら
どこまでバッハに迫れるか
蝶も花もアーチェリーもあるよ

フジ子・ヘミングの「ラ・カンパネラ」

2012-02-05 22:43:17 | 音楽

こんばんは
普段の土日はギター三昧が基本なのですが、今回はほとんど弾いていませんでした。
というのが、金曜日ぐらいに手首がコキコキと鳴りだして大事を取ってお休みを決めたからです。
土日我慢したおかげで今、日曜日の夜はなんとか痛みも弾いてきたので少し弾きました。
BWV998プレリュード、無伴奏バイオリンソナタ1番のアダージョとフーガ、これだけ弾いたところでまた少し手首が痛くなりだしたので、「やっぱりまだだめかあ・・・」と言うことで、やめにしました。
今日からはギターを正式に斜め45度に構えたのですが、一度悪くしたところはそう簡単には元に戻ってくれません。
はあ~、歳は取りたくないなあ・・・
・・・
しばらく前から続けているCD捜索で新たに絶品を見つけました。
それは、これ・・・

フジ子・ヘミングの奇蹟~リスト&ショパン名演集~ フジ子・ヘミングの奇蹟~リスト&ショパン名演集~
価格:¥ 3,150(税込)
発売日:2003-02-05

ジャケットが少しかわっていたので、気づきませんでした。
中身はこうなっています。

Dsc00144

2枚組で中央の解説小冊子があります。
CDには直筆ではないですが、フジ子・ヘミングとサインがしてあります。

Dsc00145

・・・
解説によれば、
~~
彼女のこれまでの歩みを振り返るとーフジ子・ヘミング、フルネーム=イングリット・フジ子・フォン・ゲオルギー・ヘミングは、ナチス体制下のベルリンに生まれた。父のジョスタ・ジョルジ・ヘミングはロシア系スウェーデン人の建築家・画家で、母の大月投網子は東京音楽学校出身のピアニストだった。フジ子が5歳のとき、一家は東京にもどるが、濃厚な開戦の気配を嫌って父は日本を去り、以来彼女は母の手一つで育てられることになる。母からピアノの手ほどきを受けるようになったのは6歳のときからで、小学校3年生のときにはラジオ番組に出演し、天才少女と騒がれた。
~~
16歳のときに中耳炎をこじらせて、聴力を失う。18歳のときにスウェーデン国籍を失い、これがのちに問題を生む。
等々、彼女の人生には色々なことがありすぎてちょっとした本でも書き切れない程だ。
~~
フジ子・ヘミングと言えば、リストの「ラ・カンパネラ」
彼女の人生を物語るかのような演奏だ。
1枚目のCDにはリストとショパンが7曲ずつ計14曲、二枚目のCDはドイツの放送局SWRの音源んで、1988年にラジオ出演した際に放送された中からリストの2大名曲(ラ・カンパネラと愛の夢第3番)が収録されている。
2枚目はバックグランドにノイズが聞こえいかにもラジオの音源らしいが、担当ディレクターが「最高よ」と感嘆した結果何度も再放送になったという、すばらしい演奏になっている。
2000年頃からだろうか、フジ子ブームがありその頃(CDは2003年発売なのでその頃か)に買ったCDであるが、今までなかなかじっくりと音楽を聴く時間がなかったのでいつの間にか忘れていた。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿