こだわりのギターショップ=エル・コンドルに行ってきた。
今日から、ドイツの作家展と言うことだが、特に展示場があるわけでもなくいつものお店の感じで安心した。
高級ギターを買うお客さんがたくさんいたのではお金のない自分としてはずいぶん入りにくくなるからだ。
お店に入ると、ちょうど店主自ら若い子にレッスン中で、しばらくレッスン風景を拝見した。
その子はまだ始めて間もない感じで、まだ恐る恐る音を出していると言った様子ですが、指が長くてがんばればうまくなりそうな子でした。
まあ、老婆心ながらその子にアドバイスするとしたら、まず
①常に大きくクリアな音を出すように心がけること
②テンポは遅れてもいいから走らないこと
③たとえ練習曲でもその曲に合わせて呼吸をすること
これは、プロとアマの違いでもある。
プロは、常に大きい音も小さい音もクリアだ。またテンポはしっかりして揺るぎがない。そしてその曲に入り込み、その曲想と一緒に喜び悲しみ楽しみそして呼吸をする。
そしてこれは、すべて自分にも当てはまる。自分は口ではえらそうにいろいろと言うがまったくの評論家であり、自分の演奏は程遠い状態である。
レッスンが終わって、昨日まで大阪に行って仕入れをして、これからぼちぼち入荷すると言うことで、きょうはこれがある、と言うことでひとつ弾かせてもらった。
第一印象は大きくて重たい、音は軽く弾いても大きな音が出る。2・3弦のハイポジションでもよく響く音が出る。低音はもっと響く。いいギターだと思うが自分の好みではない。
そのつぎに、出してくれたのが先週もこれ良いねえ、とお気に入りになったルーミッヒだ。
640ミリで弾きやすく、今日は朝から指が痛かったのだが、これを弾くと痛みを忘れてしまった。音も、自分の感性にぴったりで、自分の音を出したいと言う意識に程好く連動してくれる。
店主も、私にはこれがお勧めだし、私もこれがお気に入りなのだが、残念ながら購買能力がまったくないので、勧められるとかえって気の毒になり、自分のものでもないのに「良い人がいたらすぐに売ってやってください」といって、店をあとにした。
ちょうど昼なので、吉野家で牛丼を食べて、そのあといつものヤマハに行った。
先週の、短い弦は「その後メーカーなどから何か返事があった?」と聞いてみたが、特にまだ何もないとのこと。まあ、別にかまわないけど、これから続けてセシリアを使うかどうか判らなくなってくる。
まあ、何万本に一本と言ったレアケースなんでしょうが、そんなのに当たらなくていいから宝くじ当たってよ、ミニロトはしょっちゅう買っているのに・・・
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