分類:観
鹿島町を見て歩こう㊴
《久保地区》 いわき市鹿島町久保 「融和の郷」の石碑 鹿島街道にある 「ラーメン山岡家」 と 「エムズアクエア」 の間にある畦道のような狭い道を約70~80メートルほど入っていくと右側に 『融和の郷』 の石碑が建っています。
久保地区が市街化区域に指定され、関係権利者との協議による土地区画整理組合を設立、事業に着手していった過程を知ることができます。
《公共施設の整備と宅地利用の経緯が刻まれている石碑》
昭和62年9月に建てられたもので碑文は概ね次の通り。
久保地区は平市街地より8km、重要港湾小名浜より北に5kmの場所にあって、主要地方道(小名浜⇔平線)に隣接し立地条件に恵まれた地区です。都市計画法の改正により昭和45年市街化区域に指定されました。
米田字沼田の一部を含めた施行面積約14,2ヘクタール、幹線道路の整備をはじめ、公園、公共下水道、上水道等の公共施設の整備を図り、快適な住宅環境の市街地が形成されました。
《石碑の全景》
昭和56年6月に知事の認可を受けた後、鹿島町久保土地区画整理組合を設立して事業に着手、7年の歳月を費やし、総事業費4億9千800万円を投じ完成しました……。というもので、昭和62年吉日の年号と、篆書・いわき市長中田武雄、撰文・鹿島町久保土地区画整理組合長鈴木巌、その他役員(理事長、副理事長、理事、監事名)などが列記されています。