いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
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「融和の郷」の石碑

2018-04-08 06:34:47 | Weblog

                                               分類:観                                            鹿島町を見て歩こう㊴     《久保地区》    いわき市鹿島町久保                            「融和の郷」の石碑                                       鹿島街道にある 「ラーメン山岡家」 と 「エムズアクエア」 の間にある畦道のような狭い道を約70~80メートルほど入っていくと右側に 『融和の郷』 の石碑が建っています。
 久保地区が市街化区域に指定され、関係権利者との協議による土地区画整理組合を設立、事業に着手していった過程を知ることができます。


              《公共施設の整備と宅地利用の経緯が刻まれている石碑》

  昭和62年9月に建てられたもので碑文は概ね次の通り。
 
久保地区は平市街地より8km、重要港湾小名浜より北に5kmの場所にあって、主要地方道(小名浜⇔平線)に隣接し立地条件に恵まれた地区です。都市計画法の改正により昭和45年市街化区域に指定されました。
  米田字沼田の一部を含めた施行面積約14,2ヘクタール、幹線道路の整備をはじめ、公園、公共下水道、上水道等の公共施設の整備を図り、快適な住宅環境の市街地が形成されました。 

                                                                     《石碑の全景》

 昭和56年6月に知事の認可を受けた後、鹿島町久保土地区画整理組合を設立して事業に着手、7年の歳月を費やし、総事業費4億9千800万円を投じ完成しました……。というもので、昭和62年吉日の年号と、篆書・いわき市長中田武雄、撰文・鹿島町久保土地区画整理組合長鈴木巌、その他役員(理事長、副理事長、理事、監事名)などが列記されています。

コメント
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