分類 : 歴
いわき市鹿島町を歩こう 78
草飼(くさかい)の千本松 場所 : いわき市中央台飯野 (飯野緑地附近)
鹿島神社から北側(平寄り)の道を入っていくと、高台にいわきニュータウンの一部が見えるが、あの辺りが草飼の千本松と呼ばれていた所です。
昔は山間伝いに吉野谷を経て、上高久方面へ出られる細道がありました。
《遠方の高台が千本松と呼ばれていた場所・昭和51年》
後世、武人から軍神として厚い尊信を受ける武甕槌神(たけみかずちのかみ)が奥州塩竃に向かうため部下を引き連れ、その山道を通り小休止しました。
その時に、神馬をそこの松の木に繋いで草を与えたところから草飼の千本松と呼ばれるようになったとの伝えがあります。
この縁起伝説の地も今や、いわきニュータウンの宅地造成地から近代住宅群が建ち並び、既に樹木不毛の地と化してしまいました。
【附則】上矢田は、その昔、大矢田といっていたが、平安時代(延暦年間・西暦782~805年)に征夷大将軍を務めた坂上田村麻呂がこの地を通った際に矢の根を鹿島神社に奉納された。奉納された際に「田村、矢を上げる」 と書かれたので、以来 「上矢田」 というようになった。
その矢は現在でも鹿島神社に伝わっています。
いわき市鹿島町を歩こう 78
草飼(くさかい)の千本松 場所 : いわき市中央台飯野 (飯野緑地附近)
鹿島神社から北側(平寄り)の道を入っていくと、高台にいわきニュータウンの一部が見えるが、あの辺りが草飼の千本松と呼ばれていた所です。
昔は山間伝いに吉野谷を経て、上高久方面へ出られる細道がありました。
《遠方の高台が千本松と呼ばれていた場所・昭和51年》
後世、武人から軍神として厚い尊信を受ける武甕槌神(たけみかずちのかみ)が奥州塩竃に向かうため部下を引き連れ、その山道を通り小休止しました。
その時に、神馬をそこの松の木に繋いで草を与えたところから草飼の千本松と呼ばれるようになったとの伝えがあります。
この縁起伝説の地も今や、いわきニュータウンの宅地造成地から近代住宅群が建ち並び、既に樹木不毛の地と化してしまいました。
【附則】上矢田は、その昔、大矢田といっていたが、平安時代(延暦年間・西暦782~805年)に征夷大将軍を務めた坂上田村麻呂がこの地を通った際に矢の根を鹿島神社に奉納された。奉納された際に「田村、矢を上げる」 と書かれたので、以来 「上矢田」 というようになった。
その矢は現在でも鹿島神社に伝わっています。