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毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




今週前半に楽しんだのは、リトアニアのピアノ奏者、グオダ・ゲドヴィライテの「BACH - Through Time and Sound」(GENUIN classics GEN 24875)です。アルバムに収録されているバッハは7曲。うち4曲は作品の一部ということで、のこる3曲を順にきいてきました。これから楽しむのは、フランス組曲の第6番。録音は2023年で、ピアノはスタインウェイ&サンズ(D Nr. 530045)をもちいています。

GEN 24875

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昨日からきいているグオダ・ゲドヴィライテの「BACH - Through Time and Sound」(GENUIN classics GEN 24875)。今日きくのは、「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」からプレリュードとフーガ第2番です。録音は2023年で、使用楽器はスタインウェイ&サンズ(D Nr. 530045)です。

GEN 24875

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今週前半にきいていくのは、グオダ・ゲドヴィライテの「BACH - Through Time and Sound」(GENUIN classics GEN 24875)です。このアルバムは表題どおり、(ゲドヴィライテの)時の流れと音楽をとおし、バッハを再解釈するという趣旨で、バッハ7曲、ドメニコ・スカルラッティ2曲、そしてをヨハン・パッヘルベル1曲を収録。これから楽しむのは、アレッサンドロ・マルチェッロのオーボエ協奏曲を原曲とする、ニ短調の協奏曲(BWV974)です。ゲドヴィライテは1975年生まれのリトアニアのピアノ奏者。録音で弾いているのはスタインウェイ&サンズ(D Nr. 530045)で、録音は2023年です。

GEN 24875

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復活節後第1日曜日にきくのは、ギュンター・ラミンたちによるカンタータ「この同じ安息日の夕べ」(Berlin Classics 0032912BC)です。このカンタータは1725年4月8日の初演。シンフォニア、レチタティーヴォ、アリア、コラール、レチタティーヴォ、アリア、コラールという7曲からなっています。ラミンの録音は1953年。録音からは70年以上が経過していますが、音はまずまずです。合唱はトマス合唱団(聖トーマス教会合唱団)、管弦楽はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。ラミンの指揮は弟子のカール・リヒターのような厳しさはないものの、教会音楽の日常を反映した誠実な演奏だといえます。

0032912BC

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今週後半にきいてきたのはロシアのオルガン奏者、アレクサンドル・フィセイスキーの「Johann Sebastian Bach: Alexander Fiseisky, organ」(Melodiya MEL CO 1543)です。アルバム収録曲から4曲の自由曲を順にきいてきて、最後に楽しむのはニ短調のトッカータとフーガ(BWV538)。ニ短調のトッカータとフーガといっても、こちらは有名でないほうで、区別して「ドリア調」と呼ばれます。フィセイスキーの解説によると、トッカータはアントニオ・ヴィヴァルディの協奏曲の影響が、そしてフーガはドイツ語クレド「われら皆一なる神を信ず」(BWV680)との類似がみられるということです。使用楽器は1984年建造のW. ザウアー・オルガン工房のオルガン(ウクライナのヴィーンヌィツャのオルガン・室内楽ホール)。録音は1990年です。

MEL CO 1543

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今週後半に楽しんでいるのは、アレクサンドル・フィセイスキーの「Johann Sebastian Bach: Alexander Fiseisky, organ」(Melodiya MEL CO 1543)。アルバムに収録された14曲(意図的に「14」曲にしたかは不明)から自由曲4曲のみを収録順にきいています。これから楽しむのはト長調のトリオ・ソナタ(BWV530)。フィセイスキーの演奏は、音楽の愉悦感に満ちており、とても楽しめます。弾いているのはウクライナのヴィーンヌィツャのオルガン・室内楽ホールのオルガンで、W. ザウアー・オルガン工房の建造(1984年)です。録音は1990年です。

MEL CO 1543

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昨日からききはじめた、ロシアのオルガン奏者、アレクサンドル・フィセイスキーの「Johann Sebastian Bach: Alexander Fiseisky, organ」(Melodiya MEL CO 1543)。今日きくのはアルバムの収録順どおり、ト短調のプレリュードとフーガ(BWV535)です。フィセイスキーはこの曲を「オルガン音楽におけるスティルス・ファンタスティクスの顕著な例」だとし、「ディートリヒ・ブクステフーデや北ドイツオルガン楽派の作曲様式の影響を受けている」と述べています(解説書)。

MEL CO 1543

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今日から週末まで楽しむのは、ロシアのオルガン奏者、アレクサンドル・フィセイスキーの「Johann Sebastian Bach: Alexander Fiseisky, organ」(Melodiya MEL CO 1543)です。1990年、ウクライナ国立オルガン・室内楽ホール(ヴィーンヌィツャ)で録音されたアルバムには、14曲のオルガン曲が収録されており、今日きくハ長調のプレリュードとフーガ(BWV547)をふくめ、自由曲のみを4曲楽しむ予定です。オルガンはW. ザウアー・オルガン工房(フランクフルト)によって1984年に建造(解説書)。ソヴィエト連邦の崩壊後、オルガンは解体されたため、このアルバムは貴重な音源となっています。

MEL CO 1543

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復活節第3日にきくのは、「われらの救い主なるイエス・キリストは」(BWV626)です。演奏はアンドレア・コーエンとキアラ・コロナで、「J.S. Bach: Orgel-Buchlein BWV 599-644」(BRILLIANT CLASSICS 96664)に収録。使用楽器はエルンスト・カプスの1915年製のアップライトピアノで、ベルンハルト・フリードリヒ・リヒターの4手編曲にもとづいています。録音は2023年です。

97430

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復活節第2日にきくのは、アンドレア・コーエンとキアラ・コロナの「J.S. Bach: Orgel-Buchlein BWV 599-644」(BRILLIANT CLASSICS 96664)から、「キリストは死の縄目につながれたり」(BWV625)です。コーエンとコロナのアルバムは、降誕節、受難節に続き三たびの登場。アルバムの録音は2023年です。使用楽器はこれまでと同じ、エルンスト・カプスの1915年製のアップライトピアノ。演奏はベルンハルト・フリードリヒ・リヒターの4手編曲によっています。

97430

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復活節第1日にきくのは、フランスの指揮者、マルセル・クーローによる「復活節オラトリオ」(Eloquence 480 3689)です。同オラトリオは1725年4月1日の初演(11曲中7曲が、1725年2月23日に初演された誕生日祝賀のカンタータ「逃れよ、消えよ、退き失せよ、もろもろの憂いよ」からの転用)。クーローたちの録音は70年近くまえの1958年ですが、録音年代にしてはじゅうぶん楽しめます。クーローの指揮のほうもあまり古さを感じさせないもので、こちらもまだまだ楽しめます。

独唱者はフリーデリケ・ザイラー(ソプラノ:ヤコブの母マリア)、マルガレーテ・ベンス(アルト:マグダラのマリア)、フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール:ペトロ)、アウグスト・メストハラー(バス:ヨハネ)。管弦楽と合唱はシュトゥットガルト・バッハ管弦楽団、同合唱団です。なお、第2曲のシンフォニアの独奏はオーボエ(フリーデリヒ・ミルデ)、第5曲のソプラノのアリアのオブリガートはヴァイオリン(ズザンネ・ラウテンバッハー)によって演奏されています。

480 3689

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受難節にきいてきた、アンドレア・コーエンとキアラ・コロナの「J.S. Bach: Orgel-Buchlein BWV 599-644」(BRILLIANT CLASSICS 96664)。昨日の聖金曜日は受難曲をきいたため休みましたが、今日はコラールにもどり、きくのは「おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け」(BWV622)です。コーエンとコロナの演奏は、ベルンハルト・フリードリヒ・リヒターの4手編曲にもとづいており、ピアノは編曲者と同時代、エルンスト・カプスの1915年製のアップライトピアノをもちいています。録音は2023年です。

97430

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聖金曜日にきくのは「マタイ受難曲」(BWV244)。多数の録音の中から選んだのは、ニコラウス・アーノンクールが1970年に録音したアルバムで、いまから第1部をきき、そして夕方に第2部をきいていく予定です。アルバムは、ピリオド楽器のオーケストラ(ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス)と男声のみの歌手によるはじめての録音。そしてアーノンクールはじめての「マタイ受難曲」です。

ソプラノの独唱はウィーン少年合唱団員、ほかの独唱は成人の男声。合唱のソプラノはレーゲンスブルク・ドームシュパッツェン(レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊)、アルト、テノール、バスはケンブリッジ・キングズ・カレッジの成人合唱団員。これにそれぞれの合唱団の指揮者が3人という、いまなら特別なイベント以外考えられないような混成団体での録音となっています。

逆にいえば、この録音そのものが複数の団体や独唱者たちを糾合しなければならないほど、特別な意味をもつイベントであったといえるかもしれません。録音におけるアーノンクールの個性はまだ薄く、後年のような表現の陰影は少なめ。この歴史的録音のアプローチがより高いレベルで結実したのが、およそ20年後、1989年録音のグスタフ・レオンハルトたちの「マタイ受難曲」です。

CD : 2292-42509-2(TELDEC)

2292-42509-2

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受難節のためのオルガン・コラールをきいている今週、今日きくのは「オルガン小曲集」所収の「イエス十字架につけられたまいし時」(BWV621)です。演奏はコーエンとコロナによるピアノ4手連弾。2023年録音の「J.S. Bach: Orgel-Büchlein BWV 599-644」(BRILLIANT CLASSICS 96664)に収録されたもので、使用楽器はエルンスト・カプスの1915年製のアップライトピアノです(4手編曲はベルンハルト・フリードリヒ・リヒター)。なお、明日の聖金曜日はオルガン・コラールではなく、受難曲をきく予定です。

97430

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今週きいているのは、アンドレア・コーエンとキアラ・コロナが2023年に録音した「J.S. Bach: Orgel-Büchlein BWV 599-644」(BRILLIANT CLASSICS 96664)です。このアルバムには表題どおり、「オルガン小曲集」が収録されており、いまきいているのは受難節のためのコラールです。これからきくのは「われらに救いを賜うキリストは」(BWV620)。これまでと同じく演奏は、ベルンハルト・フリードリヒ・リヒター(1850年から1931年)の4手編曲によっており、楽器はエルンスト・カプスの1915年製のアップライトピアノがもちいてられています。

97430

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