アジアと小松

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小松基地問題研究会

メモ/山野之義~田母神俊雄~諸橋茂一

2016年04月30日 | 石川県内の政治と文化
メモ/山野之義~田母神俊雄~諸橋茂一

 4月14日、田母神俊雄は2014年東京都知事選挙時の運動員買収の容疑で逮捕された。諸橋茂一が「選対事務局長・島本順光から金銭の提供の打診があったが、断わった」(4/23「北陸中日新聞」)という記事もある。田母神と諸橋は昵懇の間柄であり、この両者と山野之義金沢市長も同じ穴の狢(ムジナ)である。

 2014年山野之義が金沢市長選挙に立候補したさい、田母神が応援演説に駆けつけてきている。山野之義は議会で「(田母神とは)以前からつきあいがある」「私の地方自治に共感」「偉人をとおして感性を育てる教育施策は同じベクトル」と答弁している(2014/10/23「北陸中日新聞」)。

 この3者はアパグループ代表・元谷外志雄(藤誠志)が主宰する「勝兵塾」(2011年発足)の仲間である。田母神が<特別講師顧問>であり、諸橋は<事務局長>であり、山野之義は<講師特待生>として名簿に上がっている。

 金沢支部(2012/5発足)には、山野之義の他に、馳浩、岡田直樹、北村茂男(以上国会議員)、不破大仁、白崎勇人(以上県議会議員)、高岩勝人(金沢市議会議員)、大樋年雄(陶芸家)らがいる。

 「勝兵塾」の会員資格は「藤誠志(元谷外志雄)の生き様に共感を持たれた方」となっている。では、藤誠志(元谷外志雄)の「生き様」とはどんなものか? 「勝兵塾」の<特別講師・顧問>に渡部昇一、田母神俊雄、竹田恒泰をあて、<講師・特待生>には稲田朋美、藤岡信勝、高市早苗、戸塚宏らの極右があり、これを見るだけで思想的傾向は理解できる。

 山野之義が参加する「勝兵塾」は「歴史修正主義」「新皇国史観」に立つ改憲勢力の塾である。
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