補償を値切るためのコンター見直し
2012年11月22日、防衛省(近畿中部防衛局、金沢防衛事務所)が石川県庁(環境政策課)を訪問し、小松基地騒音コンターを見直すための予備調査を通告した。
両者の打ち合わせ時の会議議事録と防衛省から提出された文書の開示請求をおこなったが、環境政策課は「防衛省は1枚のペーパーも持ってこなかった」と回答した。その真偽は分からないが、会議メモ(「小松飛行場周辺の航空機騒音に係る予備調査について」)が12月25日に開示された。
会議メモによれば、「2004,5年に、騒音コンターの見直しのための騒音調査をおこなったが、再度騒音の状況を把握するために予備調査を実施する。今回の調査結果で騒音コンターを見直すものではない。別途本調査を実施する。」「調査地点は飛行コース直下の10地点(未定)」「調査時期は2012年度内に、1回目は5回、2回目は数日おこなう。11/26に測定業務の入札」「地元理解が困難なので(調査結果は公表しない)」「本調査の実施時期は未定」である。(メモを要約)
防衛省は騒音コンターを縮小して、騒音補償範囲を狭くしようとしている。しかし、防衛省も調査結果が不安なのか、「地元理解が困難なので、調査結果を公表しない」と予備調査結果を公表しないという。「公表しても、おまえらにはわからんだろうから、勝手にやる」と、住民の存在を無視し、ないがしろにした態度ではないか。
2001年度から2009年度にかけての小松基地での年間訓練数(軍用機発着通過官制数の半分)は10800回から9400回の間を上下している。2005年度を下限にして、徐々に増加傾向にある。とにかく、基地周辺はうるさいのだ。
そもそも、防衛省が一枚の資料も持参しないで、石川県に予備調査を通告するなど許せるでしょうか。防衛省(小松基地)はすべての情報(調査結果など)を公表せよ。
2012年11月22日、防衛省(近畿中部防衛局、金沢防衛事務所)が石川県庁(環境政策課)を訪問し、小松基地騒音コンターを見直すための予備調査を通告した。
両者の打ち合わせ時の会議議事録と防衛省から提出された文書の開示請求をおこなったが、環境政策課は「防衛省は1枚のペーパーも持ってこなかった」と回答した。その真偽は分からないが、会議メモ(「小松飛行場周辺の航空機騒音に係る予備調査について」)が12月25日に開示された。
会議メモによれば、「2004,5年に、騒音コンターの見直しのための騒音調査をおこなったが、再度騒音の状況を把握するために予備調査を実施する。今回の調査結果で騒音コンターを見直すものではない。別途本調査を実施する。」「調査地点は飛行コース直下の10地点(未定)」「調査時期は2012年度内に、1回目は5回、2回目は数日おこなう。11/26に測定業務の入札」「地元理解が困難なので(調査結果は公表しない)」「本調査の実施時期は未定」である。(メモを要約)
防衛省は騒音コンターを縮小して、騒音補償範囲を狭くしようとしている。しかし、防衛省も調査結果が不安なのか、「地元理解が困難なので、調査結果を公表しない」と予備調査結果を公表しないという。「公表しても、おまえらにはわからんだろうから、勝手にやる」と、住民の存在を無視し、ないがしろにした態度ではないか。
2001年度から2009年度にかけての小松基地での年間訓練数(軍用機発着通過官制数の半分)は10800回から9400回の間を上下している。2005年度を下限にして、徐々に増加傾向にある。とにかく、基地周辺はうるさいのだ。
そもそも、防衛省が一枚の資料も持参しないで、石川県に予備調査を通告するなど許せるでしょうか。防衛省(小松基地)はすべての情報(調査結果など)を公表せよ。