『溶鉱炉の火は消えたり 八幡製鉄所の大罷工記録』(7)
十三 一歩退却
七日、第三日目、職工はやはり入門しない。罷工(ひこう)は続く。
朝から検束を解き始め、昼頃までに百余名を帰す。
昼食を食つてゐると、野村署長がやつて来て、製鉄所から回答のあつたことを知らせた。
八時間労働制は調査の上で回答する。割増金は本給に繰入れる予定で第四十二議会に予算案提出中である。割増金の不平等は仕方がない。 . . . 本文を読む
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