『<会社>と基地建設をめぐる旅』を読んで
2000年3月に小松基地爆音訴訟原告の竹内伊知さんとともに辺野古を訪れたことを思い出しながら、『<会社>と基地建設をめぐる旅』を読んでいます。
1995年に3人の米兵による12歳の少女にたいする強姦事件があり(この30年間どんなに苦しんできたことでしょうか)、普天間基地の名護市辺野古への移転計画が発表され、1997年の名護市 . . . 本文を読む
20241103 秋を詠む
果実なく 種も残らず 立ち枯れぬ 足掻き続けて 喜寿を越ゆ
いつの世か 掘り出してくれ 地に沈む 仲間の涙 汗と血飛沫
朝の安原川河畔
8月 こおろぎも 泣き疲れぬか 夏の朝
9月 こおろぎの 百唱して 友を呼ぶ
10月 無花果も 香り失う 神無月
11月 霜月や 銀杏並木に 涙落つ
11月 こおろぎの 霜月なるも 恋の歌
202 . . . 本文を読む
20241031 志賀原発訴訟第43回口頭弁論傍聴記
10月31日、金沢地裁で、第43回口頭弁論が開かれた。白鳥路兼六園口に集まり、みんなの顔には、久し振りの再会の笑みがこぼれている。しばらくたむろして、「志賀原発を廃炉に!」のボードをもって、列をなして裁判所にむかう。外国人観光客にすれ違う度に、「ノー! ニュークリアー(No! nuclear)」と呼びかけると、拳を握り、親指を立てて応えてく . . . 本文を読む
20241010 戦争内閣・石破自民党を倒せ
昨年(2023年)12月に、次のようなレポートを書いた。
小松基地強靱化について、この間のマスコミ報道を整理すると、「2024年度当初予算/施設整備費122億円」、「基地内の駐機エリアを複数に分けて、航空機の生存性を高める<分散パッド>」、「航空機防護のドーム施設整備―戦闘機用の防空壕・掩体の整備」、「第6航空団(小松基地)司令部庁舎 . . . 本文を読む
20240928 金沢市・全州市姉妹都市について
金沢市は1957年、1985年に平和都市宣言を議決し、2002年韓国・全州市との間で姉妹都市を結んでいる。金沢市は姉妹都市活動の目的を「国境や歴史、文化の違いを越えて双方の市民と市民が直接友情と信頼を基礎に交流し合い、国際間の理解と友好関係を発展させ、平和を愛好する市民の盛り上がる力によって相互交流をはかること」と規定している。すなわち、姉妹都 . . . 本文を読む
19750626 叱咤! 50年後の君を
ぶ厚い、そして二重三重の獄壁をとおって、アジア否全世界の激動が、ひしひしと伝わってくる。南ベトナム、カンボジアの武装解放勢力の自信に満ちた前進が手にとるように見える。
南朝鮮には、朴大統領による大弾圧が吹きあれている。6月28日には、韓国国民の首をしめあげる二つの重要法案が上程されようとしている。ひとつは「国民防衛基本法案」であり、全国民の政治活動 . . . 本文を読む
19751021 連帯 50年後の君へ
昨日(1975/10/20)、朝鮮人の「集団密航」についての記事を見た。私はとても怒りを抑えておくことはできなかった。朝鮮人民の生活の危機につけ込み、多数の朝鮮人男女を「密航」せしめ、よって、男は工事現場のタコベヤへ、そして女は売春させるという。絶対に許すことのできない、日帝の朝鮮人民への卑劣な攻撃である。
戦前には、日帝は不当な「土地調査」なるもの . . . 本文を読む
20240825「内灘問題を省みて」(梅田善作1953年12月)を読む
これまで、ずいぶんと内灘闘争資料に目を通してきたが、警察当局者による「内灘闘争総括」をはじめて見る機会を得た。表記の「内灘問題を省みて」は石川警察編集委員会が発行する『いしかわ』103号(1953/12/11)に掲載されている。執筆者の梅田善作は内灘を管内とする国警河北地区署長である。『いしかわ』103号は風と砂の館に蔵書 . . . 本文を読む
20240802 PFAS関係愚弄返信+0808再愚弄返信
7/23の石川県環境政策課宛の要請(質問)に、8月2日、下記の回答があった。
7月23日付け当課あて文書でお問い合わせのあった件についてお答えいたします。
第1、第4に関して、
小松市が行った水質調査において浮柳町墓場横水路で暫定指針値を超える値が検出された件については、市が本年度中に再調査を実施すると聞いております。
第2、第 . . . 本文を読む
日米韓軍事演習( 2021~23年 日本海、朝鮮半島近海、小松基地)
上記一覧表は2021年以降の日本海(東海)周辺での日・米・韓軍による共同演習・訓練を摘記したものである(韓国国内、黄海、東南アジア、南太平洋などでの共同訓練については、割愛した)。
2022,3年の日本海での日・米・韓共同演習(訓練)は非常に多くなっている。その背景には中・台危機がある。2021年の切り抜きから摘記すると、 . . . 本文を読む