OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

今こそサマーチャンピオンの待望

2020-05-04 19:51:06 | 歌謡曲

サマーチャンピオン / 浅野ゆう子 (RCA)

例年ならばゴールデンウィークには人が集まる海辺の公演とか海岸の砂浜ですが、やっぱり自粛要請が効果を表し、流石に閑散としている情景をテレビ等々で見ていると、果たして夏本番はど~なるのか……?

サイケおやじは、そんなこんなを思わざるを得ない心境で、経済活動も不安ですが、一番大きな本音は水着姿の女性が見られないのが悔しいという、何時ものスケベ心を吐露しておきます。

そこで本日は、ちょっぴり早い真夏物として、昭和54(1979)年初夏にヒットした浅野ゆう子の決定版「サマーチャンピオン」は、いかがでございましょう。

ご存知のとおり、この楽曲はセルジオ・メンデス&ブラジル”88 がオリジナルの洋楽カバーであり、某系商品メーカーのCM曲として、そのキャンペーンモデルとして起用された浅野ゆう子が、作詞:伊達歩&編曲:馬飼野康二の日本語バージョンをレコーディングしたわけですが正直、覚え易いシンプルなメロディはあるももの、それほど原曲にも魅力を感じませんし、浅野ゆう子バージョンに顕著なAOR系フュージョンディスコ歌謡を狙った仕上がりにも、聊かの物足りなさは否めません。

しかし、ど~です、このジャケ写の素晴らしさはっ!

説明不要とは思いますが、アイドル歌手としてデビューした昭和49(1974)年から既に抜群のスタイルを披露していた彼女ですから、モデルや女優としても、それなりの活動を展開する中で、殊更昭和51(1976)年の「セクシー・バス・ストップ」「ハッスル・ジェット」、そして「ムーライト・タクシー」と続く和製洋楽とも言えるディスコ歌謡路線のヒットにより、歌手としての存在感を確立していたんですが、やっぱり自らのナイスバディを活かしてもらわなければ、世の男どもは納得しません。

その頃にはグラビアアイドルとしても人気を集め、グイグイとセクシー度数も上がっていたところに出たのが、この「サマーチャンピオン」の企画だった様に思います。

そして16ビートにノッて動く彼女の姿がテレビの歌番組に映し出されれば、そこには敷居の高いイイ女っぷりを惜しみなく披露する浅野ゆう子という女神の降臨が ♪♪~♪

ちなみにオリジナルを書いたのはセルジオ・メンデスとマイケル・センベロなんですが、それほど盛り上がりが顕著ではないメロディラインをクッキリさせているのは、やはり馬飼野康二のアレンジの秀逸さでしょう。というか、決して日本人好みの楽曲ではないと思うんですが、だからこそ浅野ゆう子という、同性からの反感も嫉妬も集めていたナイスバディの美女がやってくれるとなれば、これが大正解だったというわけです。

ということで、浅野ゆう子がセクシーアイドルだった頃から所謂トレンディ女優に看板を掛け替えたのは何時か、それをサイケおやじは知りません。

それは彼女がトップ女優の階段を駆け上がっていた頃、遥かに遠い某国で仕事に縛られていたからで、平成に入ってから帰国してみれば、浦島太郎状態の自分の前からは、既に水着姿やセクシーな衣装を着こなす浅野ゆう子は存在していませんでしたからねぇ……。

ですから尚更に「サマーチャンピオン」の彼女が懐かしいと思うばかりです。

そして、ど~か今年も水着の美女が拝める夏になりますようにっ!

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