OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

今日は美しい日々との邂逅

2017-09-19 20:15:42 | 歌謡曲
美しい日々 c/w 青い雨傘 / 前川ゆき子 (キングレコード)

念願叶って本日、長年探し求めていた掲載のシングル盤を入手出来ました♪♪~♪

歌っている前川ゆき子は大きなブレイクも無いままにフェードアウトしてしまった女性歌手のひとりではありますが、個人的に思い詰めていた彼女の魅力とはズバリっ!

あべ静江のフォロワーとしてのそれであると書けば失礼かもしれませんが、しかし声質や節回しが本当にそ~なんですよぉ~~~♪

告白すれば昭和49(1974)年の晩秋、偶然にもラジオか有線で接した掲載盤B面曲「青い雨傘」を聴いたのが、その虜にされたきっかけでして、今回ゲット出来たレコード現物に記載のクレジットによれば、作詞:山上路夫&作曲:鈴木邦彦、そして編曲:竜崎孝路からの提供というのであれば、全く納得するしかない、如何にもソフトロックな歌謡曲がど真ん中♪♪~♪

歌詞の内容は、別れた男への未練みたいな、些かグズった女心の可愛さみたいな感じなんですが、既に述べたとおり、前川ゆき子の歌いっぷりの爽やかさがあればこそ、最初に接した時からずぅ~~っと、これはあべ静江の持ち歌かと、思い込んで幾年月……。

だから、どんなに探しても、あべ静江の「青い雨傘」というレコードに巡り合えないのは当然が必然だったというわけです。

しかし、それが氷解したのが昭和50年代も末頃からの所謂廃盤アワーの大ブームで、サイケおやじはようやくして前川ゆき子という歌手とデビュー作となった掲載のシングル盤A面曲「美しい日々」の存在を知り、また同時に長年探索していた「青い雨傘」という楽曲に邂逅したのです。

いゃ~~、それにしても前川ゆき子の「あべ静江っぽさ」はイヤミがありませんっ!

実際、今回じっくりと件のA面曲「美しい日々」を聴いてみても、作詞:山上路夫&作編曲:鈴木邦彦の企図したであろう、穏やかにして甘酸っぱい青春の思い出の世界を仄かにせつなく節回してくれる前川ゆき子の声質は素晴らしいかぎりっ!

当然ながら、あべ静江の代表的ヒット曲「コーヒーショップで」を強く想起させられるという真相は否定するべくもありませんが、それはそれ、これはこれですよ♪♪~♪

何と言われようとも、サイケおやじは前川ゆき子という歌手が好きなんですっ!

ということで、ヒット曲ではなかった所為で、中古屋でもこのレコードには良い出会いに恵まれなかったんですが、それが偶然にも知り合いの骨董屋に埋もれていたのを本日発見し、速攻でお買い上げという次第です。

ちなみにその店へ行ったのは、仕事関係者への贈答品を相談するためだったんですから、思わぬ余禄にウキウキしてしまったですよ、値段も破格に安かったしねぇ~~~♪

尤も、肝心の贈答品が、それゆえにボラレている気もしないではありませんが、まあ、いいか……。

ということで、願い続けていたれば、それは叶う日が必ずやってくるという信念を再確認させていただきました。

この幸せな気分には感謝を忘れず、大切にしたいものです。
コメント (1)
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