OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

勝手にしやがれ! でも、寝返りは壁際で打てっ!

2017-09-28 17:56:57 | 歌謡曲
勝手にしやがれ / 沢田研二 (ポリドール)

いやはやなんとも……、こんな土壇場で情けない本性を露わにしてしまった民進党の先生方には、果たして大事を任せられるのか、全く暗々たる気分のサイケおやじです。

まず、民進党そのものは参議院議員を主体として残すという方向性があるらしく、現在民進党に所属している衆議院議員の中で、次の選挙に出馬したいものは離党した後、希望の党から公認してもらえというんじゃ~、民進党への政党交付金をプールしておきたいという悪企みはミエミエだし、果たして件の離党者が欲しがっている公認を貰えるのかも全くの不透明でしょう。

だって、例えば先頃大揉めした安保法制に関しても、小池百合子は賛成票を入れ、民進党の奴らは反対していた者が多数だったのですから、今更尻尾を振ったって、国民を納得させられるはずもないわけで、しかも時局は北朝鮮との有事に備えての選挙という実態がある以上、中途半端はいけませんよっ!

しかし、小池百合子には寝返りを得意技として世渡りをしてきた過去があり、現在の希望の党にしても、どちらかと云えば保守色が強い面々が参集している事を鑑みれば、その本質は「第二自民党」みたいなものになりかねず、そこに民進党の保身第一主義者が加われば、まさに戦前の大政翼賛会の如き、戦争遂行内閣が発足しかねないという、それはそれで国難には適合するかもしれませんが、なんだかなぁ……。
 
それが実現しそうなのも、現在の自民党の中枢いる二階や石破、野田聖子あたりが寝返りの出戻り者という正体があればこそっ!?!

そこで本日のジャストミート曲は、沢田研二が昭和52(1977)年に放った、説明不要の大ヒット「勝手にしやがれ」です。

大野克夫の作曲に船山紀のアレンジが施されたモダンな歌謡ロックスタイルも一聴してシビレますが、何と言っても阿久悠が綴った歌詞が最高!

今の民進党の奴らは、壁際じゃ~なく、部屋の真ん中で寝返りを打ってしまうから、少しもカッコがつけられねぇんじゃ~ないのかっ!

せめて、ワンマンショーでふざけた姿を見せてくれる事が、これまでの支持者や国民に対する僅かばかりのお詫びの表明かもしれませんよ。

 行ったきりなら しあわせになるがいい
 戻る気になりゃ いつでもおいでよ

なぁ~んてこたぁ~、もう……、誰も言わんでしょう。

あぁ……、哀し……。
コメント (3)
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