■天使が恋をおぼえたら / ピンク・ピクルス (テイチク)
土曜日の夜から日曜日の夜中まで、久々にストレス発散の休日となったのは、おやじバンドのメンバーや気の合う仲間達等々と過ごせたからでありまして、もちろん昨日も書いたとおりの行状は、年寄りのハードロック大会♪♪～♪
しかし反動からでしょう、その熱も冷めやらぬ今朝は幾分肉体的にもヘヴィなものを感じてしまったので、本日はしっとり系歌謡フォークを取り出してしまいました。
それが掲載したシングル盤で、特に作詞：北山修＆作曲：加藤和彦という、当時の歌謡フォーク界では現役トップのヒットメーカーコンビが書いたＡ面曲「天使が恋をおぼえたら」は、青木望のセンスの良いアレンジも効果的な、しっとりモードの哀愁ソング♪♪～♪
歌っているピンク・ピクルスは関西の某大学で出会った茶木みやこと小林京子の所謂女子大生デュオとして、昭和46(1971)年春の公式レコードデビューから解散した昭和47(1972)年まで、シモンズと並び称される人気を得ていた事は説明不要とは思いますが、個人的には失礼ながら芸名（？）から、最初はお色気歌謡のグループかと思っていたんですよ。
なにしろデビュー曲からして「僕にさわらせておくれ」ですからねぇ～～。
ところが実際に彼女達の歌声に接してみると、そのハートウォームなフィーリングは忘れ難く、シモンズよりは尚更にフォークソングの基本に忠実な感じがしましたですねぇ～♪
もちろん、それがリアルタイムではロックにツッパリのサイケおやじには素直に好きと言える世界ではありませんでしたが、頑なに拒絶するものではありません。
ですから、ホトボリが冷めた頃、つまりサイケおやじが社会人になった時には懐かしさ優先という言い訳を弄して、ピンク・ピクルスのレコードも蒐集してしまったというわけです。
ということで、実は本日は夕刻からお偉方の説教を謹聴しなければならない立場であれば、それまでに幾分でも穏やかな心持でいる必要性もあって、歌謡フォークのレコードは必需品でしょう。
本当は奴らに対し、ガッツゥ～～～～ッとレスポールでパワーコードでも鳴らしてやりたい気分ではありますが、とりあえず弱気の虫に免じて、本日は失礼致します。
