OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

いっしょに、やろうよ♪♪~♪

2009-07-29 11:44:43 | Winter Family

Come On Let's Go / The McCoys (Bang / 東芝)

昨日は選挙戦をやっている与野党、ふたつの集会に引っ張り出されました。

そして話を聞くほどに呆れて、幻滅してしまったですよ……。

まず、あえて名前を出しますが、民主党!

様々に美味しいエサをばらまくのは、大変に良いでしょう。ただ、消費税を4年間は凍結し、ガソリン税を下げ、高速道路の料金を段階的に無料化等々、財源の見通しが極めて不透明なのは、報道されているとおりです。

無駄を省くといっても、まず審議拒否をしたり、大事な本会議の議決から欠席や対席する代議士の俸給を取り上げるというような、自分達の身を削る話はいっさい、出ません。公務員の俸給削減だって、組合をバックにしている政党に、それが出来るかは、核心に触れる部分を話してくれません。

第一、何を基準に「無駄」と決めるのか、その議論さえ曖昧至極なんですねぇ……。

最低賃金を時給千円に!?! これにも唖然とさせられました。

一方、自民党!

これがまた、手詰まりというか、現状維持に精一杯ならばまだしも、既にして負け戦を覚悟しているような、落ち武者の言い訳ばかり……。自分自身に言い聞かせているようなところが、いけませねぇ……。

私は数年まえから地方で仕事をするようになり、現在は本来の職場も掛け持ちになっているので、わりと比較して様々な現場を見られるのですが、例えば直轄事業となっている高速道路建設についても、それが地方の場合だと、民主党ならは「無駄」とされる部分が非常に多いと、昨日の話の内容にありました。

ところが現地では、自民党も民主党も、2人の立候補者が「作る」と意気込んでいるのです。

まあ、自民党の候補者が当選すれば、当然の流れで工事は継続になるでしょう。

しかし全体として民主党が政権を取った場合、自民党の代議士は野党となり、現実的に「公約」は実現出来ないのです。もちろん民主党候補が当選しても、自分の地方の工事なんて、「無駄」の一言で約束は守れないでしょう。

しかも税収をあえて減らし、一部の国民に大サービスを施す施策では、ますます地方は蔑ろにされるのです。

あぁ、日本は地方から腐っていく……。

なんとも不毛な論議がメインの選挙! 特に地方での戦いは、どっちにしても、お先真っ暗なんですねぇ。

それと「一部の国民」と書いたのは、例の出産一時金とか子供手当の件なんですが、若い人達には嬉しいでしょう。しかし私のような中年者とか子供のいない世帯では負担増になるのが分かりきっているでしょう。しかもその美味しい話が、毎年続けられるという保証なんて、財政面をちょっと考えれば、無理だということが簡単に推察出来るのです。

こういう若い者を誑かすような話は、いけませんよ。

書きたくはないんですが、もう少し「ごまかし」が上手くないと政権運営は出来ないような気がしています。

結局、両政党のトップが2人とも、生まれた時からお金の苦労を知らない御曹司! だから夢物語にマジになったり、呆れた失言を連発するんでしょう。しかも、その下に付き従うものが、お金の亡者か、威張りちらしたい者ばかりという情け無さですよ。

それではせめて、少しでも自分の住んでいる地域を良く知っている候補者に投票しようと思っても、それが他所から鞍替えしてきたり、外様だったりする場合が、非常に多いという矛盾さえあるのです。

どっちが勝っても、日本は良くなることがない!

結論が見えている戦いほど、バカげているものはないでしょう。

ということで、本日は戯言と暴言が長々と続きましたこと、お詫び申し上げます。

そして こういう気分の時こそ、スカッと単純明快な楽しい曲をということで、ご紹介のマッコイズは1960年代半ば頃に我が国でも人気があった、所謂アイドル系のR&Rバンドですが、ルックスの良さとともに、実力も侮れなかったと思います。

メンバーはリック・ゼーリンガー(vo,g)、ランディ・ゼーリンガー(ds) の兄弟を中心に、ランディ・ポップス(b)、ロニー・グランドン(key) が加わった4人組でした。そして1965年に永遠のロックンロール「Hang On Sloopy」のデビューヒットを放つのですが、本来はエレキインストのバンドだった彼等にしてみれば、まずは楽しさ優先主義は譲れないところでしょう。続けて放たれたヒット曲の数々を聴けば、その分かり易い楽曲の魅力が堪能出来るのです。

ちなみにバンド名は、ベンチャーズのヒット曲「McCoy」に因んだもので、実際、ライブステージではバンドテーマにもしていたと言われています。

そして本日の1枚も彼等の代表曲にして、我が国でも昭和41(1966)年から最高に流行った、実に調子良すぎるR&R♪♪~♪

ほとんど、カモ~ン、レッツゴ~♪♪~♪ だけで成り立っている曲調のシンプルな楽しさは絶品ですし、間奏で聞かれるギターソロは完全に「Terry-sh」ですよっ! つまり寺内タケシ! なんですねぇ~~♪

しかし、時の流れは非情にも彼等を忘却の彼方へと追いやり、次に注目されたのは、百万ドルのブルースギタリストとして宣伝されたジョニー・ウィンターのバックバンドとしての活躍でした。まあ、この時のリックはデリンジャーと改名していたのですが、痛快なロックンロールのギターは健在で、嬉しくなりましたよ。

人生も、このように変転出来れば、良いんですけどねぇ……。

これも永田町のテーマにどうだっ!?!

カモ~ン、レッツゴ~♪♪~♪

コメント
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