ここは去年、新聞に出てしばらくしてから行ったら、もう終わっていると、近所の食堂「やまぶき」で言われて、しょんぼり帰ってきた所だ。
まず、正確な場所が分からないので、また「やまぶき」に寄った。しかし、産直のおばさんは居たが、食堂に聞いてくれと言う。
仕方なし、トウモロコシとブルーベリーを買って、食堂を見ると、店の人がいない。しょうがないから、探しながら進んだ。
結局分からず、食堂まで戻ろうとすると、畑で作業中のおじさんがいたので、聞いた。「ヤマユリを育てている方は?」「私です」ええっ。ピンポイントでご本人に遭遇。この方が、手入れをしている「中さん」だった。
きのう現在でまだ1本咲いているだけだとおっしゃる。連休明けが見頃だそうだ。しかしあきらめきれず、場所を伺った。ここは中さんの畑で、ユリは電波塔を目印に行けばいいらしい。中さんがオーナーの「山ユリと水芭蕉の里」というBeachのサークルを検索すると、場所が詳しく書かれている。
ヤマユリは、存在感抜群だった。たった3本、6輪の花が開いただけなのに、あたり一面、強烈な香りがまるで結界を示すように、漂っていた。この香りは、人によるが私は好きだ。杉林の中に、「私を見て!」と言わんばかりに、誇らしげに立っているのだった。
風もなく、台風くずれの雨の、たまたま晴れ間に着いたのかも知れない。また降り出した小雨の中を帰ってくると、車から降りて、ヤマユリの香りがした。
そうそう、高校野球が中止になったんですよ。だから出掛けたのだった。それほどの雨だったかな。メダカの水槽は、2cm水が増えていた。岩見川は、水量豊富だった。山の方は、結構降ったみたいだ。
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