松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

エゾノギシギシの天ぷら

2023-04-22 15:56:23 | 日記・エッセイ・コラム
 きのうコシアブラと一緒に天ぷらにした雑草は「エゾノギシギシ」と言うらしい。見るからに立派な、手のひら大の葉の、葉脈が赤い色をして美味しそうに見えた。まだ葉にならない丸まった茎を、ひねって取ろうとしたが、ネバネバが強くつかめなかった。それで諦めたが、あれが一番栄養価が高いらしい。漢方薬にもなるくらい、便秘や高血圧などに薬効があるというページも見た。
 それに亡き母が、一緒ににかほ市へ行った時、田んぼの畦で見つけて取って帰ったことがある。

 親の世代が食べたとなれば、蝦夷も食べただろうし、蝦夷の先祖の縄文人も食べたに違いない。結構酸っぱいと書いてあったが、自分はそれほど感じなかった。うちの土地は30数年、農薬・除草剤を使ってないし。その前はJRの敷地で、松の木が生え、枕木を積んである場所だった。だから安心して食べられる。
 しかもじつは朝起きてすぐ便通が来るほど順調だった。偶然かもしれんが、生薬ならあり得ることだ。

 風が強く、寒い日になった今日、また日本国花苑に行ってみた。正面から入ると車両が規制されて入れなかった。何やらテントを張って受け付けをしている。グラウンド・ゴルフの大会に、ドッグランの開放。なんだ、今日から「さくらまつり」だったワ。
 ババヘラも2組スタンバイしていた。この寒さじゃ、客は来るかな。きのうだったら1組は確実だったのに。

 少ないながらも、親子連れが遊具のまわりで遊んでいた。車までもどる途中、向かい風が強く冷たく、すっかり体が冷えてしまった。
 駐車場で車の誘導をする係の前で、隣の畑からトラクターの働くのが見えた。


 ごくありふれた風景だが、安心する風景。

 「百姓に土・日は関係ねえ」と言っているのか。

 「兼業農家は土・日が勝負」どっちだべ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 黄砂で花見 | トップ | 昔、かよった道。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事