松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

紅葉、始まる。

2021-07-27 10:39:02 | 日記・エッセイ・コラム
 庭の木が、早くも紅葉し始めました。な~んちゃって。
 原因は、2週間続いた真夏日と、水不足のためです。「干ばつ」です。
 今頃、降って来たって、おそいワ。それにこの降り方。ショボ過ぎる。もっと盛大に降りやがれっ。

 きのうの体操男子団体。良かったです。ロシアが凄かったです。3種目終了時点で、中国と日本に3ポイント以上の差がありました。それが4種目終わって、さらに開きました。
 悪いのは実況アナです。予選の点数から行けば、ロシアは落ちて来るだろう。そのロシアは、予選と決勝で「ワザ」を変えて来ました。高度なワザを、ふんだんに入れて来て、実況アナの思う通りにはなりません。しかし5種目めで、視界にとらえました。ロシアの鉄棒が、弱かったらしいです。

 最後の種目。ロシアは床。中国と日本は鉄棒。誰も結果は予想が出来ません。それぞれ最後の一人に、託します。いよいよ橋本の出番。ここで奇跡が起きます。離れ業を全部決めた他に着地で見事、止めてみせました。圧巻の15.00。選手全員、躍り上がって橋本を囲み、もう優勝したかのムードになりました。橋本は客席に向かって、両手で煽り、アピール。

 しかしロシアは強かった。冷静にタンブリングを決め、着地も動かず。僅差でトップに。この時、ロシア選手3人は、顔を覆って、床に伏し、泣いています。普通、ガイジンはこういう時、うれしさのあまり、飛び跳ねて喜ぶはず。当てが外れました。なぜだろう。そんなに苦しかったのか。ロシアとしてではなく、スポーツ委員会として演技し、国のために尽くせなかったからか。ロシア人が、勝って泣くとはな。こっちも、祝福したい気分だぜ。良かったね。

 中国チームも、スッキリした表情で、3位を受けとめたようだし。ようやくここで、日本チームは動き出し、中国チームに近寄って、健闘を称えあった。 あれ、ロシアには、行かないのか。行った、行った。そう来なくちゃ。

 もう銀でも銅でもいい。どうでもいいの銀じゃない。立派な銀だ。キミたちは良くやったよ。橋本の度胸にも感心したよ。やっぱり体操の華は「鉄棒」だろう。そういう意味で、日本の銀は価値がある。鉄棒の弱いロシアは、龍の絵に、目を入れないのと同じ。日本が一番さ。
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