6日くらい前に、秋田県と山形県の境にある三崎が、「奥の細道ゆかりの名勝」に追加答申という記事があった。その映像の中に、不満があったので気になっていた。
三崎の峠は、馬も通れない難所として箱根と比較されていたようだ。その旧街道が映像には欠けていた。
案外、楽そうに見えるでしょう。もっと平坦な場所もあります。しかし
苔むした石は、濡れると滑り、スニーカーでは危ない限り。やっぱり「わらじ」が一番でしょう。
ここを通りたくなければ、波の静かな日に、
岩を乗り越えながら行くしかありません。茶色の岩肌は、鳥海山の溶岩が海まで達したことを良く物語っています。
海上に平たい島が見えるのは、飛島です。ここら辺の急峻な崖は、ウミウの繁殖地にもなっています。
三崎に行ったら、芭蕉の足跡が残る石の上を歩くことを、お勧めします。春には県内で一番早く桜が咲きます。7号線の照り返しのせいか、道路沿いの並木は金浦の勢至公園より数日早いです。なお、山形県側から入って一通り歩くと、一層昔の険しさが実感できるでしょう。秋田の人間としてはそれは悔しいので、向こう側は写していません。悪しからず。
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