風呂に入っていて、なんぼ考えても分からないことがある。
なぜ38度で熱中症になるのに、それより高い温度の風呂は鼻歌が出るくらい快適なのか。
ひとつ、ひらめいた。首から上が出ている。きっと温度センサーが後頭部にあるんだ。しかしこれを実験した中学生が居た。頭からすっぽり入っても、熱いとは感じない。実際、子供はやるからね。
答えは「皮膚温度」にある。気温38度の場所にいると、だんだん皮膚温度も上がるが、汗をかくことで下がって落ち着く。この温度の差で、暑いと感じる。
一方風呂の場合、皮膚温度と湯の温度に差が無くなっていく。だから熱く感じない。
冷房した部屋の場合も、皮膚温度が関係する。だんだん体が冷えて、皮膚温度と空気の温度が近づくと、暑くもないし冷たくもないという不自然な状態になる。
お年寄りで、あっつい湯が好きな人、いるでしょ。45度くらいの湯に、平気で入る人。結局、皮膚温が同じになれば、熱くないってこと? なんだか怖い。 自分の周りの水が動かないうちは、我慢できそう。
写真は、小泉潟公園の、水辺広場付近です。
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