松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

ニュースな晩餐会に見るUFOの存在感

2014-11-25 17:04:16 | 日記・エッセイ・コラム

 先日、最新のUFO映像を5個くらい持ってきて、映像解析の専門家と、CGクリエイターが真偽のほどを分析する番組を見ました。この二人は、解析するまでもなく、1個を除いて作り物だと見抜いていました。残る1個は本物かも知れないということでした。そんなことはどっちでも構いませんが、伊集院光の態度が気になりました。彼の世界は狭いようですね。この奇跡の星が、いかに確率の低いものであるかを力説していました。だから文明は地球にしかない、ということらしいです。確かにUFOイコール宇宙人がいる、という論法には私も賛成しかねます。はるか遠いところから、始終やってくる意味はないでしょうし、もしかすると地球人が作って操縦している可能性もあるし、地球内部のプラズマから守られた星アルザルから来ているのかも知れません。そこで、2002年に書いた文章を掲載します。私の教科書にあるUFOは、こんなんです。

                   世界はこうしてだまされた

 紅白の裏番組で「ビートたけしの世界はこうしてだまされた」というのがありました。ビロ~ンと長くなった紅白に途中飽きて、チャンネル回した方もおいででしょう。主旨からいって、すべての超能力、UFO、UMA、予言、これを否定する番組でした。最後の議論はいつもながらめちゃくちゃでした。中でも野坂昭如は何のために来ているんでしょう。どーもおねえちゃんが目当てらしいです。今回はこまどり姉妹でした。違うって、そう叶姉妹でしたね。彼はもう暴言吐き放題「だまれ、お前は!」議論の前提となる相手の説明にすら参加しようとせず、それなら今年起こることを予言してみろ、といった具合です。ノストラダムスの予言は起こったあとで、ああそうかと解るということで有名になったのであって、その謎解きのおもしろさが自称解読者の興味をそそるのでしょう。人相から言っても真剣さから言っても肯定派の態度に同情を禁じ得ません。肯定派とはロマン派、韮崎潤一郎(たま出版)、ロマン派長老、実吉達郎(動物研究家)らです。松尾貴史は野坂と同じで、はなから聞く気がありません。固定観念に凝り固まっているのはヤツらに違いありません。そこで最大限譲歩しましょう。UFOはどうです。ベルギーの空軍が記者会見まで開いて謎の飛行物体の実在を肯定し、スクランブル発進で追跡した戦闘機の様子も図面で説明してました。1秒で時速280キロから930キロに急加速したら中の人間は耐えられないだろうと言ってます。その飛行物体は三角UFOでしたが、彼ら否定派は、円盤の形もおかしい、なんで飛びにくいまあるい形をしているのか、それがそもそもおかしい。という具合です。私が持っている「教科書」によると、宇宙船の中の居住空間はゼリー状の物質で満たされていて、あたかも羊水の中に浮かんでいるように快適なそうです。宇宙服の上からですけどね。その宇宙服も静電気の作用で肌に密着しないようにできているそうです。あとはバーチャルリアリティで説明したとおり本物と見分けがつかない風景が眼前に広がっています。風景でも人物でも彼女でも。そのゼリー状物質は状況によって硬くも柔らかくもなり中の人間を保護するのです。機体に係る応力を軽減する効果もあります。しかも加速時に急激にGがかかるということもありません。瞬時に加速し惰性で航行し、また瞬間的に加速する。これをスムーズ且つ素早く行うので、中の人間に影響はないのです。それとまあるい形は周りのイオン化した空気の流れを制御するために電極をベルト状に配置すると必然的にまあるくなるのです。周りの空気を完璧にコントロールできたら何も流線型などにこだわる必要もないでしょう。しかも進行方向の空気を圧縮しないから衝撃波の発生も押さえることができるし後ろに乱流を発生させることもないのです。これは例えれば水中を泳ぐゾウリムシに似ています。ゾウリムシの表面の無数の繊毛は航跡を残すことなくスイスイ進むはずです。つまり日本の電磁力推進船「大和」のノズルを機体の中ではなく外に出したわけです。飛行機が飛べるのは翼の上と下で空気の流れを変えることで揚力を発生させているのであって、同じことを円盤は周りのどこでも発生させることができる、というだけです。また空中だけでなく海中を進むこともできます。もともと海水中にはイオンの状態で物質が存在してますから。それに岩石をもイオン化して山に潜ることも可能だそうです。MHD推進による(磁気流体力学に基づいた)飛び方の説明でした。このほか裏宇宙を行き来する方法もあります。余談ですが宇宙船の中の居住空間は二重構造になっていて、中心の柱を軸にゆっくりと回転しています。すると遠心力が生まれ、その方向を下に、軸を上に感じることになります。これで一応外部から見れば真横ではあるけど安定した重力を感じることができます。問題なのは回転半径が小さいためにコリオリの力の影響を受ける三半規管と視覚情報との矛盾から肉体的に非常な不快感を感じるので、内耳に外科手術でインプラントを埋め込み不快感を解消しているそうです。
よく丸い窓が回転しているのを見た、と言う証言が出てきますが、あれは電極から発生したプラズマの光だそうです。宇宙船の外殻は精巧なあらゆるセンサーも兼ねていて何も透明な窓がなくともどの方向も意のままに見ることができるし、外界の成分分析も可能です。
 宇宙船が故障して落っこちるなんてことはまず起こり得ないと彼らは断言します。それは異なる3系統のコントロールシステムがあるからです。1番目は光ファイバーによって。2番目は原子の磁力共振を利用したもの。3番目は重力波によるもの。このうち地球人は1番目をようやく実用化した段階です。電子回路はもちろん強い電磁場発生のため使用に耐えません。

長すぎてごめんなさい。きょうの講義はここまで。

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