スーパーの缶詰コーナーに行くと、サバ缶がずらり並んでいる。ほかの缶詰どこ行ったの、ちゅう感じになってます。
今頃こんなに集めて、っていうか買うから増える、需要と供給なんでござんしょうね。
今でもサバ缶を買う人に、私は想像をめぐらす。おそらく調理して、サバの味が分からなくなった状態で食っているに違いない。
もしそのまま食ったら、パサパサの、油がほとんど無い、夏場に揚がったサバだと分かるだろう。
しかし最悪、サバのダシは、しっかり取れているから安心しな。
しかも値段が上がっている。私が言っているのは、三陸とかブランドものの、やや高級な缶詰のことではない。ひと山なんぼのヤツだ。
ほかにいくらでも、味のいいのがあるのに。例えばですな。釧路のイワシなんか、どうです?
これ食って、驚いた。オイル漬けかと思った。それほどショッキング。あぶら、たっぷり。念のため内容を確かめた。魚油や脂肪のたぐいは入ってない。こりゃ本物だ。
同じメーカーで、白いイワシ缶も出している。こちらは、やや塩味が濃いようだ。オレは、100g当り塩分量が1.0gを切るものしか興味ない。それは大概、モノに自信があるから、しょっぱくしない。んだと思う。
この缶詰に国民が気が付くまでは、あと5年は掛かるだろう。その間に、たっぷり味わっておくのだ。
まあ、イワシも獲れなくなったら、世の中おしまいだけどな。
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