松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

しょこたん、土偶に目覚める。

2022-12-28 09:59:21 | 日記・エッセイ・コラム
 しょこたん(中川翔子)が世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を回るTVを見ました。一番喜んだのが、3000年前の精巧な作りの漆器が出た八戸・是川(これかわ)縄文館にある漆塗り樹皮製容器についた縄文人の「指紋」。頭抱えてコーフンしてました。

 その次くらいに興奮したのが、伊勢堂岱遺跡の土偶たち。さまざまな顔や形の土偶に目を見張り、キャラの多様さに驚いていました。

 インスタに「縄文ロケを通して土偶女子になりました。」と遮光器土偶を背にした1枚を投稿しています。

 遺跡の名前は読めないのが多いです。読み方独特です。「いせ・どうたい」遺跡ではありません。一気に「伊勢堂岱(いせどうたい)」と読んで下さい。

 でね。鹿角ストーンサークル館で体験した「縄文食」は圧巻でした。さぞビックリしたでしょう。

 最初に、味付けなしの「さしぼ(イタドリ)」と「秋田フキ」を出されます。ひと言「草!」 草以外の何物でもないです。

 それを煮るんですが。他にタケノコなどをぶっ込み、サケの切り身を焼いて土器に入れます。

 するとこれが、食べられる「レベル」に達するのです。

 塩が登場する前なので、これが精一杯のようです。ホントかな。疑問符?

 オレは納得出来ません。だって遺跡は大体、海の近くにあるでしょう。海水を汲んで来て、ナベに入れるでしょうよ、普通。
 鹿角は海から遠いですよ。でも縄文海進で今より近かったはず。それぞれの遺跡同士、交流があったから。海水は美味しいよ、と分っていたはず。「塩」としてやりとりしなくても、何かに浸み込ませるとか方法があったと思う。それくらいの頭は働く。サルより賢いんだから。

 塩がなくちゃ、生きていけませんよ。私は塩がなかったら、三日で寝込みますね。

 縄文は、まだまだ分らないことが多すぎる。もっと。もっと掘りましょう。しょこたんは三内丸山遺跡の発掘現場で、ナマで土器の発掘をして、スタッフから時間がないと言われても、まだ竹ベラで土をどけていました。
 1回体験すると、やみつきになるみたいですね。

 写真がブレブレで申し訳ない。オレのせいじゃなく、しょこたんのリアクションが速いから。
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