博物館分館となっている奈良家です。実はきのう訪れたのですが、
日影にまわっているのが気に入らず、きょう定休日なのを覚悟で行きました。
塀に囲まれた中、所々に節穴のあるのを発見。
この正面からの光が欲しかったのです。この花は「やまぶき」。江戸時代の紀行家、菅江真澄が残した文書に、金足村ではヤマブキを軒下に吊るす慣習があって珍しい、とあるそうです。それを受けて毎年この時期には花を飾ります。
奈良家は自分にもゆかりのある家で、同級生がいたので小学校の時は普通に遊びにいっていましたが、今は無料だけど、撮影不可なので、そこが大変不満なのです。なぜに隠したがるのか、不思議でたまりません。色んな所で取り上げられる方が、宣伝になるのに、何を考えているのでしょう。写真で見て、そこで終わってしまうような文化財なら、価値はありません。実際に行って、見て、触って、感じて、ああここが菅江真澄と佐竹の殿様が会談した上座敷か、と時を超えて想像してほしいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます