松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「ねむの丘」で食べる250円のソフトクリーム

2022-05-25 18:46:24 | 日記・エッセイ・コラム
 象潟道の駅「ねむの丘」のソフトクリームはイチジクソフトが美味しいらしい。ここのは花立牧場のジャージー牛乳を使用している。360円。

 でも、私が行くのは4F展望温泉の前にある軽食コーナーで買える、250円のソフトクリームだ。これも向かいの高原のジャージー牛だが、土田牧場直送だと聞いた。

 義母は売り場の人と馴染みなので、ちょっと恥ずかしい。まずはエレベーターから出ると、靴を脱がないといけない。ここで風呂に入らず、右手を見ると軽食コーナーがある。

 前はメニューに軽食があったらしいが、今はコーヒーとソフトぐらいしかない。そのソフトは、値段の割にすごーく美味しい。盛り方もずっしりと重い。

 これをもらって、広い畳敷のテーブルを確保する。義母が座っていいか一応訊ねたので、空いている場合だけかも知れない。ただこれだけ広いと、宴会でもない限り座れる。

 あ~。風呂に入らなくても、心が休まる。なにしろ景色が最高にいい。この日は鳥海山が姿を隠していたが、九十九島がポツンポツンと眺められる。山に続く高原は左右に数十キロに亘って見えるので、はるか昔の「山体崩壊」をしのぶことが出来る。

 この台地を仁賀保の人は仁賀保高原と呼び、本荘の人は由利原高原といい、矢島方面では鳥海高原と呼ぶ。そのくらい町村をまたいで、本荘の手前まで広がる。

 「鳥海山・飛島ジオパーク」ですよ。

 私は常に地元民と一緒なので、これしか食ったことがない。そろそろイチジク味を試してみたいと思う。それだって360円なら安いもんだ。デフレって、いいなあ。
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