景気のいい話

　動画サイトを閲覧していると、景気のいい話が色々と登場して来ます。

　現実味のある話から行くと、風を受けて走るデッカい帆を持った水素運搬船とか。水と空気から石油を作ってしまったとか。ついに核融合発電に成功したとか。全部日本の話です。

　エネルギーさえあれば、大概のモノは作れます。食べ物だって、２４時間×３６５日生産できます。

　ＧＤＰがドイツに追い越されて４位になる。そんなもん心配することありません。このまま老人大国になる。けっこう。

　世界で一番「成熟」した国の運命のようなもんです。そのうち無限のエネルギーと生産設備によって、必要なモノは全部、手に入ります。衣・食・住、何の心配もありません。

　ただし、あと何年掛かるかは知りません。妨害が無ければ、案外早く実現するでしょう。

　少子化なんて、今さらどうでもいいんです。競争力が落ちたって、いいんです。日本が手本になると知っている人が、年間３０００万人もいるんです。この人たちに、日本の価値観を早く学んで欲しいです。

　大事なのは、日本人の持つ宗教観でしょう。それはキリスト教でなく。イスラム教でなく。仏教でもないかも知れません。もしかすると、それは偶像の要らない神道に近いかも知れません。

　或いはマタギ文化に、色濃く残された考え方かも知れません。そしてそれは縄文から続く生活の中から生まれたのかも知れません。

　なんちゃったりして。