松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

滝ノ頭湧水~日本一砂山の里へ

2014-09-21 14:43:12 | まち歩き

秋田銀行スペシャルの渡部斧松に触発され、彼が水田開発のために引いた

水路の源泉となった、滝ノ頭湧水を見たくなった。笑われそうだが、初めて行った。

寒風山の溶岩流の最後が、滝ノ頭に当たるそうだ。さりげない場所で、

見逃すところだった。道路脇の水汲み場が無ければ、気が付かなかった

かも知れない。

これは、よそのカップルの彼女。オレは単独行動。

流れ下る湧水を右手に散策道を行くと、十二湖の青池を彷彿とさせる

こちらは、濃い緑色の池が現れる。これが「滝ノ頭」。なお進むと、大木の間に神社が

現れる。ここから一気に下る湧き水が飲める。

年間通して12度と、ものの本に書いてある。水の味は分からないが、スイッと入ってくる。

良く映像では見る、円形分水工。思ったより大きかった。人がいると良く分かる。

男鹿の水道、灌漑用水、そして若美の渡部集落まで分かれていく。

真ん中から水が盛り上がってくる。結構迫力がある。この高さは滝ノ頭と

ほとんど変わらない。だから、この上にある、もう一つの溜め池からの落差かと

思いきや、そうじゃないという。池の底からの豊富な量の湧き水が循環しているから、

あの透明な緑色が保たれる、ということらしい。

結構、足を使ったので、五里合浜を通って能代方面へ北上。次の目的地「日本一高い砂山」を探す。

オレの持っている地図に、そう書いてある。

あれかもな、と中腹が砂だらけの山を発見。近づくと、砂採り場となっている山だった。

男鹿半島の北側は、米代川が運んだ砂によって、くっついた砂州だから、

どこも盛り上がっているのは砂山だ。八竜に入ってしまった。「日本一砂山の里」の古ぼけた看板があった。

神社の後ろにある、この山が、多分「丸山」だと思う。地理院地図で確かめた。65mある。

鳥取砂丘に比べれば、砂だらけというわけにはいかないし、ラクダもいないが、

雑木林の下は、すべて砂からできているのだ。

思ったより気温が上がっているみたいで、暑い。

滝ノ頭で入れたボトルの水を飲む。

うー、帰る元気が出てきた。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「油谷これくしょん」

2014-06-27 12:50:52 | まち歩き

地元でありながら、まだ行ってない「油谷これくしょん」

を見てきた。

P6271315


およそ雑多に、無造作に、置かれた、懐かしの生活用具。

触ることもできる。さわっちゃダメなものは、ケースに入っている。

これが、一つ目の油谷さんのポリシー。

P6271313


私の興味のあるものだけ、写してきた。何しろジャンルがない。

少年時代から、何でも、とっておいたそうだ。

きっかけは、終戦を境にした、価値観の逆転と、深い関係が

ありそう。ご本人が、そうおっしゃっていた。

P6271304


油谷さん、ご本人です。周囲からは、相当、変り者扱い

されたようだ。おかげで、今がある。

P6271317


これが分かりますか?と聞かれた。勿論、果物かご。

こんなものまで、捨てないで、持っている。

P6271309


こだわりのせいで、今では、学問として役に立っている。

P6271306


例えば「メンコ」。オレたちは「ぱっち」と言った。

さわれる。だから、遠い想い出が、よみがえる。

これを大学と一緒に、老人のリハビリに、応用している

そうだ。

P6271305


人それぞれ、なつかしいものは、ある。そして異なっている。

自分だけの、記憶を、探しに、行って見て下さい。

きっと、みつかると、思います。

P6271314


秋田市に所管が移ったので、見学無料。もうすぐ玄関を

衣替えして、駄菓子屋さんを、復元するらしい。8月には

見られるそう。おもに、土日に完全開放するらしい。

オレみたいに、突然、行っても、対応して下さるけどね。

横山・金足線を利用される方は、秋田から来て、博物館より

近いです。電波状態があまり良くなく、電話での会話はちと

難儀します。そこんとこ、よろしく。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀田・岩谷方面、中田代さつき栽培センター

2014-06-08 07:16:09 | まち歩き

P6071021


遠かった。トンネルが出てきて、もはや大曲まで行って

しまうのかと、思った途端、栽培センターが現れた。

P6070988


奥のでっかいのが、10万円の値札が付いていた。

これが一番高かったかも知れない。あとは3万円とか

そんなものだった。奥には手頃な、

P6071025


買ってきて、あとは立派そうな鉢に入れて、コケを付ければ

近所に自慢できそうなのが、無造作に置かれていた。

売り物じゃない展示品はざっとこんな感じ。

P6070991


秋田五銘花の一つ。や、

P6071015


というのや、

P6071019


変わった花びらのや、

P6071007


枝ぶりが、オレ好みな一品。

P6071012


幹の太さに、目が行く。

P6071016


P6071013


雄大な、自然の感じが出ていて立派だ。

しかしこういうのを見るたび、角館の武家屋敷で見た

家宝ものの大作には及ばないと思う。器が違う。

鉢自体が既に芸術品だった。

帰りに本荘の滝沢精肉店によって、揚げたてのメンチカツを

食べたかったが、ハムフライが2枚しか、残っていなかった。

その1枚100円のを、まだ油が、したたり落ちないうちに食った。

ラードの、こってりした食感が、たまりません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀田・岩谷方面へのドライブ、折渡地蔵尊の巻。

2014-06-07 16:15:44 | まち歩き

P6070972


サツキ展を見ようと、旧大内町へ出かけた。

亀田から峠を通って、千体地蔵にお参りした。

P6070973


島田秀平が、パワースポットとして紹介した場所だ。

P6070974


霊気が満ちていると、言うよりは、静かな、落ち着く

場所だった。

P6070984


大木があると、雰囲気が全然違う。

千体地蔵は、このように、

P6070980


整然と、並んでいて、

P6070983

道行く人を、見守っていたらしい。今の舗装路からは、

全体が見えないので、つい素通りしてしまう。

P6070981


山全体に、何段も地蔵様が配置されて、

全部で千体あるそうだ。

旅人の安全と、子守地蔵として知られていて、

別名、イボトリ地蔵としても有名だそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

県南へのドライブ・池田氏庭園の巻。

2014-06-02 05:16:14 | まち歩き

P6010943


目的地は、ナビにも表示されたし、楽だった。なにより

田園の中に、平らな森が出現したので、まさかとは思うが、

あれが屋敷全部だろう、とは思った。

ここに着く前、道の駅に寄ったが、あまりの暑さに

沖縄論の小林よしのり状態だった。

Photo


秋田は20度だったのに、駐車場の照り返しもあって

死ぬ思いだった。横手盆地は聞きしに勝る。

P6010939


個人の家の門じゃないよ、これは。「たのもう」ってやつじゃ

ないか。

P6010933


何しろ広すぎて、どこをどう撮ったらいいか、分からない。

P6010925


母屋はじめ、主たる建物が焼失したために、なおのこと

広く感じる。

P6010937


図書館として使った、大正時代の洋館が残った。

P6010921


壁紙が金唐皮紙と言って、国会議事堂と同じものだそうだ。

P6010929


4mの石灯籠。迫力満点。

P6010942


秋田名物「ババヘラアイス」

Tシャツとサンダルで、うちに着いたら「さびっ」

28度の世界から、19度の世界へ帰還。

これだもん、ぶどう、りんご始め、おいしく

育つわけだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする