黒鉄重工

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5/3~4 大鐡SL撮影記 その4

2010-06-14 21:52:06 | 旅行・イベント記

2日目です。この日はTAMOさんも一緒に撮影に行きます。
途中で機関区に寄ってみました。蒸気の圧力を上げています。



新金谷から乗車したのは元京阪3000系「テレビカー」。おおっ、やっと会えた!
このテレビカー、全然会うことのできなかった奴でして・・・いやぁ、嬉しいですね^^



下車したのは塩郷駅。吊り橋があることで有名ですね。この周辺で撮影ポイントを探してみましたが、なかなかいい場所が見つからず・・・。
結局橋の上に落ち着きました。迷惑になるかと思いきや、SLが来ると結構他の人も足を止めてくれたのであまり心配せずに撮れました。



琥龍さんとTAMOさんは無謀(?)にも煤が直撃するであろうレールの真上でカメラを構えましたが、私はSLと大井川を入れたかったので(ちょっとしか入ってないけど)ここから。カマはC10 8です。


SLを撮ったら少し早足で駅へ戻って次の電車を待ちます。


続く

5/30 京急ファミリー鉄道フェスタ2010 最終回

2010-06-13 20:26:46 | 鉄道撮影記

京急のイベントを後にした一行は金沢動物園へ。動物園に行くなんて久しぶりです。
みなさん写真を撮っているので私もカメラを構えてみると・・・電池残量5%。家を出るときは50%はあったはずなんだけど・・・。
たぶん幕回しイベントで30分もライブビューモードで撮ったのが原因でしょう。普段はファインダーを覗いて撮るんですけど、人の多い幕回しではカメラを上にあげて液晶モニターを見て撮っていたのですが、当然バッテリーの消耗激しく・・・。
周りの人がたくさんシャッターを切る中で私は一人超省エネモードへ移行したのでした。
で、これはモモイロペリカン。5月とは思えない寒さのせいか、丸くなっていました。



アミメキリン。おなじみですね。



途中ブラシノキというストレートかつナイスな名前の植物を発見。あまりに日本離れした姿にここが動物園であることを忘れるほど見とれてしまいました。
ちなみにブラシとしては使えなさそうです。



コモンウォンバット。のっしのっしと歩く姿がかわいくて、ツボにはまりました。
この辺りから、どうでもいい動物群の撮影をしないほどピンチな状況に。



シロテナガザル。どうでも(ryなのでパスするつもりが、私めがけて飛んできたのでパシャリ。なんか心が通じ合った気がする。



閉園まで90分という強行スケジュール中、なんとかすべて見ることができた一行は横浜へ。



横浜ではグリーンマックスストアに寄らせてもらいました。・・・何時間でもいられるようなところでした。工作派鉄道模型趣味者にはたまらない場所ですなw
ずっといたいところですが、他に共鳴してくれる人が一人もいなかったので、あまり待たせるのも悪いと思い、20分ほどで切り上げ。
その時買ったのが京王井の頭線の3000系電車。GMストアのオリジナルパッケージで、地方に譲渡された車両を作れるように先頭車2両が入っています。
パッケージといい、中身といい、工作欲をものすごく刺激される商品でしてwこれはもう、岳南7000系を作れということですねわかります。

帰りに寄った最寄りの模型屋ではヴァサーゴとアシュタロンを買ってしまい、こっちに来ても積みプラというのは増える一方のようで・・・。ああ素晴らしきプラモデル。


終わり






こんなオチでいいのか?

鉄道模型 静岡鉄道1000系 その1

2010-06-12 20:50:03 | 鉄道模型製作記
GXのリフレクターの基部が逝きました。
パーツの合いがよすぎた結果です。どうもこういうところの考えが甘いんだよな俺orz



「浅はかなり」



動かす部分ですから、接着剤でくっついたとしてもどうせすぐに取れるのは目に見えているんでおとなしくパーツ注文します。


テンションだだ落ちなんで、一晩中静鉄1000系をこさえることで現実逃避気分転換しました。



とりあえず今日はここまでやった。
うちには3編成分の1000系があるんですが、まずはラッピング車1010Fを試作・試験も兼ねて製作することに。本命は1011Fなんで^^
動力は素直にGMのを使うか鉄コレを改造したものを使うかが問題です。前者は性能がアレなので使いたくないんですが、後者は果たして流用が可能かわからん状態でした。
が、先日あかでんをN化した時にどうにかなりそうという結論に達したので後者を選びます。あかでんをN化したのはこのためのほうが大きかったですw



箱を開けた時から車体が箱状になっているので組み立て楽チン。車体の表面処理以外は特にやることありません。
出来ることならライトの点灯化改造をしたいのですが、その手の知識さっぱりの私にはまだ無理な話で。
せめてものディテールアップとして、ヘッドライトのレンズをとりつけ。レンズはガンプラでおなじみのHアイズの1mmのものを使用予定。でももう穴開けちゃったや(右)



床下機器は実車と配置や装備が違うのでそれっぽいものへ配置替え。箱の裏側は蓋しておきましたヨ。でもかなーりめんどっちいから効果なさそうだったら次からはオミットな。


明日からはまたGX進めます。

5/3~4 大鐡SL撮影記 その3

2010-06-11 20:01:27 | 旅行・イベント記

福用駅で下車して上りのSLを撮影。千頭方面へ歩きます。
まずはC56 44を撮影。・・・う~ん(汗



福用周辺は以前来たことがあるのですが、その時気になったところがあったので再訪しました。それがここで、農道を行ける所まで行くとたどりつけます。
コンパクトな構図がいい感じです。下りにはもったいないけど上りなら進行方向的にもいい場所です。
もっとも、人が寄りつく場所ではないので私と琥龍さん以外には人もいなくて、SLが通った時に手を振ってもほとんど誰も返してくれませんでした。無理もないけどw

この日のSLの運行は終了。新金谷に置いてきた荷物を取りに戻ってまた千頭方面へ。


川根温泉笹間渡駅で下車。よく使い込まれた駅舎がいいですね^^



駅から歩いてすぐのところに道の駅川根温泉があります。中には大井川鐡道の第一橋梁が見える温泉が併設されています。ここで今日の疲れを吹き飛ばします。
食堂で夕飯を食べ、再び新金谷で下車してこの日の行動は終了。TAMOさんとも合流し、TAMOさん宅で一泊させてもらいました。そこでとある作業をしましたがそれは後ほど・・・。


明日へ続く

HGAW ガンダムX その3

2010-06-10 21:12:41 | ガンプラ(アナザー)製作記
途中経過報告。メインの塗装は終わってスミ入れに突入です。



筆塗りモデラー殺し、白。久々に使ってみたけどやっぱ隠ぺい力弱すぎだな。6回も重ね塗りしちゃったよw
しかも白って汚しやすい。指に付いた他の色の塗料が付着するもんだからもうね・・・。既に半分あきらめてる。
なんでだろう。アヘッドほどのテンションが保てない(´・ω・`)焦ってるのかしら。
それでも鮭の皮のようなリフレクターはいい質感を出せていると思うからまあいいかな。

5/30 京急ファミリー鉄道フェスタ2010 その2

2010-06-09 22:52:14 | 鉄道撮影記
品川で京急線の2100形に乗り換えて一路京急久里浜へ。
久里浜って結構遠いのね・・・路線図で見るとそーでもない気がしてしまいます。それに、イベントに行く同業者が多いのか、ただでさえラッシュ時には不向きな2100形の車内はもうzip状態。これで体力の大半を削られました。



京急久里浜で馬藤さんと合流。近くの京急ファインテックに到着。このたびのダイヤ改正で運行開始のエアポート急行の表示を出している新1000形がお出迎え。



うぎゃー!人でいっぱい!いまさらですが、人が多い多い。静鉄のいかに穏やかなことか。
どうも今年は中央に並べられている引退間近の1000形メインの展示のようです。



左から2100形、600形(ブルースカイトレイン)、1000形。
1000形の「快特 品川」の表示がまぶしい!



左から1000形、新1000形、2000形。



工場公開の大人気イベントが電車の幕回し。種別と行き先、列番を組み合わせることで普通あり得ない表示を出します。
逝っとけダイヤに定評のある京急だからこそ面白いんでしょうねw
使用されたのは1000形。中でもこれは現存する1000形では最後の略称幕を装備した編成です。
略称幕というのは金沢文庫→文庫、神奈川新町→新町のように省略された幕のことです。なんちゅう初見殺しw



まずは今は無き種別である通勤快速上野行き。直通先の京成向けの幕でしょう、たぶん。よくわかんね。すげぇってことはわかる。



急行千葉ニュ-タウン中央。これも確かもう無いはず。



快特三崎。実はこれ、三崎口の略称ではなくて久里浜線延伸の際の終着駅の表示です。この延伸はされていないのでまさに幻の表示といえるでしょう。



快特横浜。



急行津田沼。完全に京成w



快特の回送って・・・どんだけ飛ばすんですかwww


京急クオリティを感じたイベントでしたw


続く




5/3~4 大鐡SL撮影記 その2

2010-06-08 21:16:56 | 旅行・イベント記

再び新金谷駅に戻り2本目のSL急行を見送ります。客車がトラスト編成にナロをくっつけた変わったやつです。
牽引機はタンク式蒸気機関車C11 227。タンク機関車のベストセラーで、その使いやすさから現在も1形式では全国最多の5台が動態保存されています。
その中で227号機はSL動態保存のパイオニアであり、1976年に復活して以来ずっと走り続けています。他にも大井川鐡道には190号機もいますが、今は全般検査に入っていて見ることはできませんでした。

その後、後続の普通電車で一気に千頭まで向かいます。



大井川本線の終点、千頭。同時に井川線の始発駅でもあります。今回も井川線はパス。近くにありながらなかなか近づけない路線です;
写真は同駅に静態保存されている49616(9600形)。日本初の本格的純国産の量産型テンダー式機関車です。
それとE10 3。大鐡が電化した際に登場した電気機関車。3号機は引退しましたが1、2号機は現役でSL急行のお尻にくっついて後ろから客車を押し上げています。それでももう十分おじいさんなので、やはりガタが来ているらしく・・・。



3本とも駅撮りなのもつまらんので当てもなく撮影ポイント探し。
と、その前に千頭駅の片隅で必殺飼い殺し留置されている車両たちを撮影。
これは元近鉄421系。車庫の肥やし予備車として新金谷にいたのですが、去年千頭駅より召集がかかってしまい・・・。また走ることはあるのでしょうか?



で、10分くらい歩いていると川と橋が見えたのでここで待ち伏せすることに。他にも数人いました。
3本目はC10 8。現存する唯一のC10形タンク式蒸気機関車です。先程のC11のプロトタイプ的な機関車です。タンクのリベットが特徴。



千頭駅に戻ってお昼を食し、駅に併設されているSL資料館へ。色々な車両の部品や資料が展示されています。
一通り見て千頭駅ホームへ。


続く

液晶死んだー!

2010-06-07 22:14:54 | 日常記
一眼レフの液晶モニタにひびが入って死にました。もうだめぽ凹o
シャッタースピードと絞りはファインダーの中からでも確認できるので写真を撮るぶんには実はそれほど問題ないのですが、それでも不便ですしかっちょ悪いので早速修理に出してきます。修理代高そうorz


土曜と日曜は地元に帰って部活の同期たちと母校の高校の文化祭を見てきました。文化祭見るよりも同期たちとだべる方が盛り上がってましたが;
そういう集団だったんですよ^^



地元に帰る途中で東静岡駅で下車してホビーショーの時は見忘れた組み立て中の1/1ガンダムを見てきました。



下半身はほとんど出来上がっている様子。フレームの上に外装をかぶせるなんてガンプラ見たいで楽しそうですねw



横には両腕が宙ぶらりん。手前にあるのは今回の展示の目玉であろうビームサーベルではないかと。

とまあ今回はこんな感じでした。完成が楽しみです^^

5/30 京急ファミリー鉄道フェスタ2010 その1

2010-06-06 21:31:49 | 鉄道撮影記
このところ毎週のように出かけております。
やはり首都圏はネタが尽きない、というのもありますが電車社会というやつは実際は遠いようなところも近くに感じてしまうもので。
最初に書いちゃいますが、下宿→新宿→秋葉原→久里浜→横浜→下宿という移動でも大した距離でないと思ってしまうのですよ。ああ怖い怖い。

5月は鉄道イベントが多い季節のようで、今週も京浜急行の車両基地公開に行ってきました。


と、その前に新宿駅に寄って189系の臨時特急「あやめ」91号を撮影・・・んあ??



!?
201系じゃんか!ついに出会っちゃった♪
引退前にもう一度その姿を拝めてよかったです。やっぱこういう普通に走っている時が輝いて見えますね。


ホームを移動して「あやめ」を待っていたら、どこかで見た顔が・・・なんと所長さんでした。待ち合わせはしてなかったのですが、なんたる偶然。その後すぐにグロッグフロッグさんも現れました。



そして「あやめ」が入線。189系のあさま色です。あさま色というのはかつて特急「あさま」で使われていたカラーリングから来ています。
このあさま色というのが好きでして、このあさま色189系見たさに来たようなものです。



その後は所長に連行されて秋葉原へ。秋葉原で「あやめ」を撮るというのです。秋葉原らしさということで駅看板と一緒に。



一つ戻って御茶ノ水駅で下車。東京メトロ丸の内線の02系を撮影。
最近登場した帯がサインウェーブの更新車を狙ってみましたがなかなか来ず。結局来ませんでしたが、これはこれで未更新車の記録になります。あとで慌てることもありません。



途中でE257系の0番台と500番台のすれ違いが。面白いひと幕です。


実は秋葉原まで来たのは、所長がデジタル一眼レフカメラを買うため。無事購入し今日のメイン、久里浜へ。


続く

5/3~4 大鐡SL撮影記 その1

2010-06-05 22:00:01 | 旅行・イベント記
やっと卒業旅行のレポが終わったかと思えば、次は大井川鐡道の話です。いつになったら終わるんでしょうねえ・・・?




んなわけで、現実世界ではもう梅雨に入りそうなところですがここではGWの話をします。
GWは故郷の静岡へ帰ってきたわけですが、ほいじゃま大鐡のSLでも撮ってくるかと思いまず琥龍さんを誘ってみました。
そしたらTAMOさんも名乗りを上げ、なんとTAMOさんの家で一泊させてもらうことになり、大鐡を2日間楽しもうというスケールのでかい話になりました。



初日はTAMOさんが都合がつかないので琥龍さんと2人で回ることに。まず新金谷のホームで1本目のSLを見送ります。
GWは大鐡にとっても書き入れ時なので1日にSLが3本運転されます。なので1本くらいここで見てもいいんじゃない見たいなノリになってます。2日目もあるしw



牽引機はC56 44。タンク式機関車のC12に長距離走行能力を付加させたもので、後ろにはテンダー(炭水車)が付いています。なのでC12との共通部分も多いです。
C56の多くは戦争中にタイに出征しました。どのほとんどが被災した中で44号機は無事生き延び、その後も現地で使い続けられました。
そして1979年に日本へ帰還。国内仕様に復元され大井川鐡道で活躍していましたが、ボイラーの不調により一旦運転休止に。
しかし、蒸機の心臓部ボイラー交換といった大改造を経て復活。その時にタイとの修好120周年を記念して外観はタイにいたときのものになっています。

賛否両論なこのタイ仕様のSLですが、私としては戦争のことを伝える一つの遺産としてこれからもこの姿で走り続けていってほしいなと思います。


次のSLまで少し時間が空くので例の場所へ行ってみました。



通称「大代側線」や「側線」や「墓場」などと呼ばれたりそうでなかったりする新金谷から延びる引き込み線です。
ここには使命を終えた電車や機関車が運ばれてきて解体される場所です。付近には台車や車輪などのパーツがごろごろしています。
駅から別に遠いというわけでもないのですが、線路を挟んで駅舎の反対側にあるので普通の観光客なんかはまず迷い込むことはない場所で、知っている人はそのスジの人か付近にある工場の人間たちぐらいです。
本線の車窓からも見えませんし、結構巧みに隠匿されているのですw

そんなここには一見してスクラップにしか見えないC12 208が眠っています。この機関車、もとより部品取り用としてやってきたのだとか。
事実色々なパーツが抜き取られ、心臓部であるボイラーも先ほど見送ったC56 44に移植されています。共通設計だからこそなせたワザですね。それでも1台ごとに性格の違う蒸気機関車ですから、マッチしたのはある意味奇跡です。



こちらはC11 312。C12 208と違ってかつては本線を走ったことのある機関車です。引退後は静態保存される予定だったのですが、こんな感じに部品取りに。


本線を走れなくてもピカピカな静態保存機として静かな余生を送るか、自らの身体の一部を他の機関車に取り込まれようともそれでもまだ走り続けるか、どっちが正しいというのはないんだと思います。
それを知っているのは機関車自身でしょう。


死してもなお他の機関車の中で走る彼らのもとを去り、新金谷駅へ戻りました。


続く