黒鉄重工

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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その16【2018/2/9~13】

2020-10-05 23:10:59 | 海外旅行記
シンガポールエアショーの地上展示区画にやってきました。一番手前にいるのはシンガポール空軍の機体です。これはご存知F-15Eのシンガポール版のF-15SGストライクイーグルです。


F-15Eの韓国向け輸出型F-15Kとだいたい同じ機体なのだそうな。ただし独自仕様もあり、分かりやすいのが垂直尾翼の根本の後ろへ向かって生えているアンテナです。あとは垂直尾翼の先端から生えているアンテナも独自仕様らしいです。
ちょっとした違いですが無視できない違いなのでプラモデル化にはあまり恵まれておらず、ハセガワが1/72縮尺で限定版を一度出しただけになっています。シンガポールから帰った後、そのプラモデルが欲しくなってしまったのですが、今では入手難なので中々手に入りません。今でも地方の模型店に行っては無いか探していますが、手に入る日は来るのか。ていうか再生産して。


F110エンジンの噴流口です。自衛隊の航空祭でF-15Jのエンジンノズルを見た時は絶対にプラモデルでやりたくないやつと思わせる形状をしていたんですが、SG型だとそうでもないですね。ていうかF-16系と同じ形状?


垂直尾翼です。


主翼です。頑張れば下面に手が届くかもしれませんが、航空機なんてどこを触ると壊れるかを知らない奴がおいそれと触るもんじゃないです。


戦争でもする気かよというくらい爆弾とミサイルを積んでますがな。SG型の原型になったF-15Eは戦闘爆撃機なので、こういう爆弾ガン積みが得意。
ミサイルは手前がAIM-9サイドワインダー、奥がAIM-120アムラームで、爆弾は上のがGBU-31ジェイダム、下のがGBU-12ペイブウェイだと思います。しらんけど。
なお装備されているのは全て模擬弾 (Inert; 不活性) なので、そういうことだと思ってみておいてください。ただ、ガワは実弾と同じなのかもしれない、というくらいにはよくできています。


バルカン砲です。


兵装を前から。空いている兵装担架がいくつかあって、まだまだ積めるのよという。


AN/AAQ-13航法ポッド(左)とAN/AAQ-33照準ポッド(右)です。この2つを組み合わせて使います。


正面から。操縦席に座ることもできたんですが、並ぶの嫌だし・・・。


反対側から。


次に黒鉄重工の人気戦闘機のひとつ、F-16D+ファイティングファルコンです。細かいこと言うとBlock 52+だそうな。


F-16やっぱりかっこいいんよ。F-16の操縦席といえばリクライニングの深い座席ですので、これは操縦席に座っておくべきだったかも。


空気取入口の外側には何かの照準ポッドがありにけり。


胴体には追加燃料タンクがあります。既に機内に追加できる場所がないので、機外に無理やり追加しています。


爆弾とミサイルですな。


兵装は今のF-15SGと同じものでしょう。


このD型、戦闘爆撃機としての側面も強くてですね。空気抵抗増の追加燃料タンクとかセンサーの詰まった機外取り付けのドーサルフィンとか。ジョン・ボイドがこの変わり果てたF-16を見たらキレ散らかすんじゃなかろうか。


後ろはまあF-16。


この形態ズバリのプラモデルは確か無かったんですよね。


エンジンノズル内側。プラモデルの参考にと。といってもノズルの内側は成形品の抜けの関係でちゃんとした形状になっているものはほとんど見ないんですけどね。こだわる人はサードパーティのレジンパーツを買ったりするんですが、黒鉄重工のプラモデルは低予算低姿勢低カロリーが流儀なのでそういうのには縁がないです、きっと。


もう1機いるF-16DですがBlock 52D相当のものだと思います。胴体追加燃料タンクが付いていないので、Block 52+よりは古いです。


これも操縦席に座れます。ただ、ハシゴがあると全体をきれいに写せないっていう。


こんな爆弾ばかり積んで戦争でもする気かよ、と思うわけですが、やっぱりマレーシアあたりが仮想的なんですかね。


翼端のミサイル、意外とあんなにおじぎするんだと思いました。よく見ると主翼下兵装担架からぶら下がっている爆弾も同じくらいおじぎしていますね。

ちなみにこのBock 52D仕様のプラモデルはハセガワが出していて、今は私の家に1つ積んであります。いつ作るんでしょうか。

というところで今日はここまで。


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