![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/33/7b100251154a0c31b36b1b26464e98e6.jpg)
路面電車撮影を終えて、辛島町へ歩いてきました。再開発中のようで、ビル建設をしています。これが熊本交通センターの跡地、後の桜町バスターミナルとなる建物です。
いまさらですが、雨よりの曇天です。今にも降ってきそうで、気分も暗いです。こういう日は屋内型の施設に行くのがいいのですが・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/2b/28f01a31efefa22d8e13baab4eebce57.jpg)
西鉄バスの日デ・スペースアローRA+西工96MC E-III(高6024)のひのくに号(スーパーノンストップ)福岡行。
なにせ九州は静岡その他では見られない車両が走っているので、珍しい物を見かけたら記録しておきたいのです。ハイデッカー型のE-IIIは初めてお目にかかったかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/55/3b45d0efa7ebc67f13a1a7e24c161544.jpg)
第13走者:熊本市交通局市電B系統健軍町行(1090形)辛島町9:39→熊本城・市役所前9:43
ちょっとの距離ですが、路面電車に乗ります。今日は乗り放題切符を使うので運賃を気にしなくて良いのと、マイカー通勤の田舎暮らしだとどうしても歩く距離を短くしがちなのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/63/65528abca8fbebdc8f545f88a653096a.jpg)
いろいろ興味深い表示類です。入り口の表示には英語の他に韓国語が併記されています。福岡のあたりは韓国人観光客が多いと聞きますが、その人達が熊本まで足を伸ばしてくるのでしょうか。
危険物と並んで鳥獣が取り上げられているのも、なんというか古めかしいです。
そして社紋は蒸気機関車の動輪をモチーフにしていますね。今は路面電車のイメージしかないですが、昔は蒸気機関車を運行していたんでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/d9/539b483efb461a9cbbeb3687cdcad778.jpg)
でまあ、降りた先でも撮影です。
熊本電鉄バスのいすゞ・キュービック+西工58MC B-I (#3063) 北4系統南原行。58MCを見かけると嬉しくなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/1a/5f241c70e16a3f280a45b9d6a909181b.jpg)
熊本都市バスのいすゞ・エルガLV290 (#1462) 交通センター行。熊本県初の新型エルガらしいっす。
というか熊本市の路線バス、4社が入り乱れている戦国時代で、これよく共倒れしないなと思っていました。そんなことを思っていたら、共同経営を始めて路線配分や本数の調整をして経営を安定化させているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/c0/4ea7f56f1389ccf2c51e2980e9b50110.jpg)
熊本電鉄バスの日野レインボーHR (#264) 交通センター。中型ロングも大都会では見かけなくなったものですから。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/f2/9c3feffe9cfcb13f83f18814f8072a59.jpg)
熊本市電0800形 (#0803) A系統熊本駅。熊本市電の最新型車両です。見ての通り新潟トランシス製の超低床電車です。ただし外装は水戸岡鋭治氏のデザイン設計です。黒っぽい茶色の車体に金色のレタリングなので、ななつ星みたいです。1台しかいない電車なので、珍しいものを見れました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/7e/fc6e43b66cfa76f01704fb5cf9d42355.jpg)
熊本市電1200形 (#1207) B系統上熊本駅。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e8/fee1b82603993228d48873b251545e25.jpg)
ギリギリ被られる前に撮れた8800形 (#101) A系統熊本駅。通常の路面電車の8800形にレトロ調車体をあつらえた特別仕様です。8800形ですが車番は101号と、全く関連がない物です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/a8/63f5c6080a0eb53be74d4fc1884b1c23.jpg)
2018年9月20日(木)9時50分
熊本県熊本市 熊本城平御櫓
では今日の観光地のひとつめ、ど定番の熊本城を見ていきましょうか。
写真は平御櫓です。路面電車の電停を降りるとまず目に入ってくる構造物です。敵勢力の侵入から防御するための施設でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/7d/ab84780fb68f9432b38d434ffc0c0fb2.jpg)
熊本城は2年前の平成28年熊本地震による被害を受けており、天守閣の屋根瓦や石垣が損傷しました。それの復旧工事のため城内の一部は立入禁止になっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/b3/72a8a47df66bd3feb26926b8eb925e30.jpg)
稲荷神社ですね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/24/9be86cc5479531987419af8ee0743ce0.jpg)
東十八間櫓です。石垣の上に長さ34mの櫓が建っていましたが、地震で石垣ごと崩壊してしまいました。養生されていますが復旧工事はされていない様子でした。天守閣の復旧が優先されているのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/7f/99ab34c25391a40ef020c1d8bea5a976.jpg)
熊本大神宮です。ここも地震の被害を受けました。拝殿は無事でしたが、他の建物が石垣の崩壊に巻き込まれたようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/d9/947341c8cbd5f8492e39804aafc33979.jpg)
崩壊した石垣全部番号を振られて横に並べられていました。復旧を待っているのです。ただ石垣を組み直せばいいわけではなく、崩壊する前と同じ位置に戻さないとならないので、手間だらけです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/62/4031c41bfc708397cd2dfdfd97a431c3.jpg)
これは五間櫓の石垣です。ここも崩壊しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/b4/d7115cbf59543c12434e5c46e366f664.jpg)
痛々しいです。雨降ってるから気分も上がりません。
それにしても石垣がどこ見ても高いですね。往時の威容は強かったでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/15/2425428cca66721a9cb8af3143b566a5.jpg)
石垣の石材を回収しているようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/55/06c44307a816e3a2f393c0992e8f1226.jpg)
天守閣が見えます。足場組まれてます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/29/86cc76db2951a88d5f945ff8e6285710.jpg)
ここの石垣はまだ石材が崩壊して散乱したままです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/af/083da643d42338aca9135d3bf6310ce6.jpg)
北大手櫓門の石垣です。崩壊こそしませんでしたが石材が緩んでいて、土嚢が積まれて崩壊を防いでいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/65/00aa8457f9f9bd471c0e518d2da94868.jpg)
こんなところも崩壊しています。手前側も緩んでいるように見えます。
ううむ、思っていたよりも復旧が進んでいないのと、それだけの被害の大きさが感じられます。
というところで今日はここまで。
その10へ→