黒鉄重工

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東南project ~God’s Blessing on This Wonderful Singapore! その3【2018/2/9~13】

2020-08-07 23:49:41 | 海外旅行記
2018年2月10日(土)7時40分
シンガポール ホテル81トリスター
2日目です。ホテルに辿り着いたのが深夜だったので昼前まで寝ていたい気分ですが、もったいないのでどうにか体を起こしてホテルを出ます。
ホテルの外観はこんな感じでした。1階は食い物屋になっているので飯には困ら無さそう。


シンガポールの朝。朝は意外と涼しくて過ごしやすいです。
とりあえずは、朝ごはんを食べるべく歩いてます。歩いてすぐ。


げ、こんなところに名創優品が。でもこれ、本当に名創優品なのかなぁ。


ホテルから歩いて1分、ハイ・ロード・マーケット&クック・フードセンター (Haig Road Market and Cooked Food Centre) というところに来ました。
いわゆる「ホーカー (Hawker)」という屋台飯の集積地みたいなところです。昔のシンガポールと言えば露天の屋台がそこら中に店を出していたのが名物だったようなのですが、衛生的にヤバイよねと問題になったので、ホーカーという場所を設けてそこに屋台を集中させたものです。
シンガポールには114箇所ものホーカーが点在していて、ここもそのひとつ。


中はこんな感じ。通路の両端に屋台があって、中央に飲み食いする席がありにけり。屋外型フードコートみたいな造りです。地元民の社交場にもなっているようだし、下町感あるなぁ。


ホーカーは朝よりも夜のほうが盛況な雰囲気がありますが、朝から開いている店もあります。そこはやはり、朝から外食する中華系の習慣が関係しているのでしょうかね(東南アジア系の習慣は知らないです...)


朝飯食べる前に市場の方を見てみますかね。
鮮魚店は丸の魚がドサドサと置かれていました。外国じゃよく見るやつです。


小さい小売店が集合している感じで、市場みたいです。覗いていて楽しいです。


肉屋。調理済み丸鶏ならぬ調理済み丸アヒルが吊り下げられているやつ。中国でよく見るやつ。


そそられますよね。


置き方が雑な精肉店。


意外と混んでいるんだな。たぶん飲食店の店員がここで材料を買ってすぐ隣の店で調理しているとかやっているんじゃないでしょうか。


青果店。青果は割と万国共通の陳列ですよね。商品は南国っぽさ出ていますが。


飲食店のメニューはだいたい絵付き表記、英語併記されているからイメージしやすいです。ていうか、それのない店は目に入ってなかったと言うべきか。
なので最悪、「アレが食べたいアルネ」と指差して頼むのもできるんだろうなーと思います。



シンガポールに行ったら海南鶏飯が必修科目ですので、初っ端からこれを履修します。専門店があったので「香記海南鶏飯」というところで注文しました。


海南鶏飯の店で飲み物は出してくれないので、別の店で豆漿(トウジャン)を注文しました。要は豆乳です。中華圏では朝によく飲む飲み物です。


今日の朝食です。海南鶏飯はチキンスープ付きなのだ。
鶏肉を鶏の出汁で炊いた飯にかけて食べるのだ。鶏肉のタレが染み込んだ飯をシャバシャバ掻き込むのです。鶏肉は蒸し鶏で味付けもあっさり目なので朝ごはんでももりもり食べられるぞ。
適当に選んだ店でしたがアタリを引いたらしく、美味しい海南鶏飯を食べられました。シンガポール飯うまいじゃないか。


場所はここ。


表にはこんな立像がありました。これ、財神のひとり「関帝」ですね。そうえいば、この頃は旧正月の時期でしたっけね。だから置いてあるんだろな。
関帝はたしか、道教だったと思いましたが、シンガポールは道教OKなのか。

さて、朝飯を食べたら一度ホテルに戻って荷物を取り出して再出発します。
今日の目標は、まずは明日行くエアショーのチケットを受け取りに行くこと、シンガポール市内で使える電車とバスの乗り放題切符を買うこと、あとは動物園に行くこと。


ホテルから最寄りの電車の駅まで歩いていきます。歩いて5分強くらい。
シンガポールは人口密度が世界第3位の7,953.0人/km2(ウィキペディア調べ)なので、マンションというか団地が竹やぶみたいに建っています。
国民560万人の85%が政府が建設した公営住宅 (HDB) に住んでいるとかで。政府の政策で特定の出身民族に偏らないように民族をまぜこぜにして住まわせるためにどの団地に住むのかは決められないらしい。
中国でもこういう団地は乱立していますけど、やはりシンガポールは幾分か見た目がキレイ。


シンガポールを走る電車、大量高速交通ことMRT (Mass Rapid Transit) のユーノス駅 (Eunos) に着きました。駅前は緑地帯になっていて、まだ団地を建てる余裕がありそうだな。


駅はここ。


シンガポールは都市国家だけあって市内ほぼ全域を公共交通機関が網羅しています。運行頻度も高いので、これを使いこなせれば観光には苦労しないと思います。レンタカーいらないでしょ。
ユーノス駅には路線バスも乗り入れていて、バスターミナルがありにけり。意外と敷地に余裕があるなぁ。やはりイチから開発し直せるところは強い。


実は今からチケット受け取り所へ直行してもまだ開店していないので、写真撮影で時間を潰します。とりあえず路線バスを撮りましょう。
SMRTのMAN NL323F #61 Bukit Batok。MANのバスは初めて見たね。頭でっかち。


SBSトランジットのメルセデス・ベンツO530シターロ。黒鉄重工コードネーム「ツインじゃないライナー」でおなじみ。日本の連接バスでよく導入されている車両の単車版です。
シンガポールって都市国家なのに路線バス会社が複数あるのか。


SBSのスカニアK230UB (Euro V) #94 Airport Rd.。
シンガポールの路線バスは主にヨーロッパ各国のメーカーの見本市みたいな状態になっているので、見ていて楽しいです。この先もちょくちょく出てくるので、お楽しみに。

というところで今日はここまで。


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