黒鉄重工

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ビクトリアの専用線跡の遺構を探る 後編【2016/02/01】

2018-03-01 20:15:46 | 日常記

カナディアンノーザンパシフィック鉄道(→後にカナディアンナショナル鉄道へ合併)の廃線跡を辿るチャリ漕ぎの後編です。



今日はこの区間を書きます。



引き続き廃線跡を転用した遊歩道ロックサイドトレイルを走ります。スワン湖の南側の湖畔を線路は通っていました。スワン湖は野鳥観察に定評のある公園です。
前回も書きましたが、今回の廃線跡探索は現役時代の記録映像がきっかけです。この映像はインターネットでは無かったので共有できないのが残念なのですが・・・。
ちょうど上記写真と同じ構図の映像が流れていました。



短い橋を渡ります。
こういう橋は尽く鉄道時代の遺構じゃないかな・・・。



と思って橋の袂の脇道から橋の横に出ます。
案の定、橋脚は鉄道時代のものを転用していると思われ。



さらにもう1本橋を渡ります。これも鉄道橋ですね。
沼地の真ん中にあって取り付けないので遠くから撮影。ここから撮影された列車の映像もありましたかね。



おおよそサーニッチ・ロード Saanich Rd. のココらへんです。



橋はそこそこ長いです。



クアドラ・ストリート Quadra St. と交差します。ここがカナディアンナショナル鉄道の最後まで現役で残った区間の終点です。この区間は道路を渡った先にある工場へ貨車を入れるための専用線として使われていました。
何がきっかけになったかは分かりませんが、1990年代に廃線になりました。




ここらへんです。



このBorden Mercantileの建物が貨車を引き込んでいた場所なんですが・・・残念ながらその遺構と思われる構造は発見できませんでした。私もおかしいと思ってじっくり見回したんですが・・・う~む。
意外と地形が変わってしまうものなのだなぁ。

もともとの線路は遊歩道沿いにこの先も進んでいました。



隣りにあるこの建物も違いますね。
ちょっともやもやした結末でした。



さらに先に進みます。今までとは線路沿いの雰囲気が変わってきたな・・・という雰囲気でした。遊歩道も未舗装になりましたね。



ブレンキンソップ湖に出ました。この湖を横切る形で橋が架かっています。地形的に湖の迂回は容易なはずなのに、なんでわざわざ橋を架けたのか?



ここらへん。



この湖の能書き。
昔からみんな線路なう好きだったのねぇ・・・。
その下には蒸気機関車の写真もあり、確かに鉄道があったということになります。



橋脚の構造は見られなかったです。



此処から先、ロイヤルオーク・ドライブ Royal Oak Dr. までは直線が続きます。特に目立つ遺構もありませんでした。
ロイヤルオーク・ドライブに出たところで、今回の探索は終了です。ちょっとオチが弱いけどな。

探してみると意外と遺構が残っていたり、残っていると思っても消えていたりと面白い探索でした。
ビクトリア在住のみんなも探索してみよう!

おわり