黒鉄重工

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2011/03/10 リニア・鉄道館にフライング入場してきた その2

2011-03-13 19:46:53 | 旅行・イベント記
前回から続いて、在来線車両の紹介です。一部の車両ははしょっています。



モハ1形。開発したのが国鉄の前身の鉄道省ということで、正直言って古すぎて何者かわからないです。
大井川鉄道にも在籍していたんだそうですよ。



私鉄へ払い下げられている間にいろいろなところをいじくられた結果原形を失ってしまったのですが、博物館オープンに際し、当時の姿へ復元したのだとか。
内装はもう新造なんじゃないかというくらいにきれい。



ED11 2。以前は佐久間レールパークにいました。



ホジ6005形。・・・もう形式からして分からない。ホジってなによ。「ホ」ってホッパーのことですか?
こいつの正体は、蒸気動車とかいうタイプの車両。蒸気機関を中に搭載した客車といったところでしょうか。
客車の端に小さなボイラーが内蔵されていて、天井からは煙突が伸びています。台車も、片方のだけ蒸気機関車みたいな感じです。



C57 139。名古屋機関区のお召し機で、お召し仕様の装飾がされています。



ここの博物館の説明板で面白いと思ったのが、これですね。盲目の人にも車体の形状が分かるように車体のシルエットの型があり、工夫されてるなと感心しました。



佐久間から移ってきたモハ52。あれから、乗務員扉を埋める工事をして原形に戻したそうです。
部活の旧国好きの先輩いわく「原型は吹田にいるんだから乗務員扉を埋める必要なかった。飯田線時代の姿でよかった。だから塗装はスカ色でよかった・・・」などなど
まあ、どっちでもいいんですけど・・・。



以前にひと悶着あったEF58 157。ファンには有名な電気機関車ですね。これは浜松工場出身です。



111系。佐久間に(ry



こんなサボが付いていました。こ、細かい!



381系。美濃太田で長年放置プレイされていた車両です。



博物館の最奥には、こんな感じで車両が展示・・・というよりは押し込まれているというか並べられているだけというか。
以前に発表された館内マップを見たとき、こんな間隔のせまい配置でまともに写真撮れるのかなと不安でしたが、予想通り。いや、予想の上をいく結果で、車両の前に柵が設置されているので、正面の写真しか撮れないのです。
これはひどい・・・な。こんな展示どうなんでしょうね、アリなんですかね。一応、レールはつながってるみたいですから、車両の入換もできないことはなさそう。でもやるんかな?




この一角の中では割と貴重な車両もあるので、実に惜しいところです。
たとえばこの、モハ63形。復元車ではありますが、確か唯一のモハ63形です。



キハ82形。これも美濃太田組。
・・・・・・クロフォード公園思い出した。やっぱ編成で見てみたいなちくしょうめ。



165系と381系のパノラマグリーン車。床下グレーだしwww



ケ90という軽便鉄道の蒸気機関車。なんか解剖されてる。



休憩スペースに使われている117系。S1編成のようです。4両編成のうちの3両が保存されています。
この2形式は野ざらしです。海の近くなのに。屋根くらいつけたってバチは当たらないと思う。



続いて2階へ。吹き抜けになっています。
どうもこう、鉄道博物館のように決まった撮影ポイントがあるわけでもないようです。展示車両全体を入れるのも至難の業、ていうか無理。



自分の中では新幹線はやっぱこの3形式だな~。



入口にあった3形式も上から撮影できます。やはり、3つを同時の撮影はこんな無理やりのアングルでもない限り難しいです。
さっきの大広間はともかく、ここくらいは撮影できるような間取りを考えてほしかったものです。



鉄道博物館から移設された国鉄バス。どこにいるのかと思ってたらここにいました。


・・・と、あっという間に3時間の内覧会は終了。駆け足でしたが、全部の車両を見ることができました。

でまあ見て回った感想としては、佐久間レールパークに屋根を付けて大きくした感じ、ですかね。大宮の鉄道博物館のように、鉄道に詳しくない人でも楽しませるような仕掛けは少なく、ただ車両を並べたという感じでした。
こういう無駄っぽい(?)のを感じさせないところはJR東海らしいですけどね。

でも、自分としては満足な内覧会でした。また今度はじっくりと、今回見れなかったジオラマなんかも見ていきたいですね。


さて、内覧会は終わりましたが、名古屋の滞在はまだ続きます。


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