黒鉄重工

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2011/03/10 リニア・鉄道館にフライング入場してきた その3

2011-03-15 20:57:11 | 旅行・イベント記
「リニア・鉄道館」というタイトルですが、それ関連の内容は一切なしです。タイトル詐欺です。では、どうぞ。


名古屋駅に戻ってお昼ご飯を食べた後は父と一旦別れ、TAMOさんとその友人の3人で行動することに。狙うは、名鉄瀬戸線で最後の走りを見せる6750系の撮影です。名鉄瀬戸線は栄町~尾張瀬戸間の路線で、ほかの名鉄の路線とは接続していない孤立した路線です。
そのせいか、吊り掛け駆動の電車6750系が今も残っています。大手私鉄では最後の吊り掛けなんだそうです。
ただそれも、新型車両4000系の投入でいよいよ終止符が打たれます。先日さよなら運転が行われたのですが、実際に引退するのは3月末行われるダイヤ改正なので、撮影にはまだ間に合いました。



栄町から瀬戸線に乗り、大曽根駅まで。ここで撮影することにしました。
まず、新型の4000系。車両自体はかっこいいんですが、名鉄の電車と考えるとこれはちょっと・・・。今までの真っ赤な電車が一転、ほぼ銀色に。帯がせこすぎ。ステンレス車を導入するにしても、せめて京急新1000形ばりのステッカーを貼ってほしかったところです。



瀬戸線の主力6000系。まだ具体的な話は無いようですが、これも4000系に置き換えられるらしいです。
大曽根にはふらっと降りてみただけですが、ホームからはJR中央線やゆとりーとラインが見えるので、なかなか楽しいです。



6600系を後追い。車体と一体化したスカートがごついです。



肝心の6750系はなかなかやってきてくれませんでしたが・・・。



無事、撮影することができました。

このまま折り返しの尾張旭行きに乗って、車庫のある尾張旭駅まで。吊りかけ駆動独特の低い唸り音を上げながら、瀬戸線を走っていきます。



終点、尾張旭駅に到着。折り返しの準備をする間にヘッドマーク撮影などを行います。



姿・形を変えて瀬戸線に
生まれ落ち早幾年
兄弟ともに
若輩に後を託して
吊り掛けの
最後の花道飾らせてもらいます


反対側にはこのようなメッセージ入りヘッドマークが掲げられていました。



駅の外に出て、折り返し栄町行きの出発シーンを撮影。



駅の近くにある車両基地へ。まだ撮影できていなかった6750系2次車を見たかったのですが、いませんでした。やはりもう廃車になってしまったのか・・・?



尾張旭駅から再び瀬戸線に乗って新瀬戸駅へ。ここで愛知環状鉄道瀬戸市駅に乗り換えて、愛知環状鉄道2000系の旧塗装の撮影をしておきます。
愛知環状鉄道は旧国鉄岡多線を引き継いだ第三セクター鉄道で、岡崎~高蔵寺を結んでいます。使用車両の2000系は、JR東海313系がベースとなっています。
2000系は現在、従来の緑色から青色への塗装変更が進んでいます。まだ青いのは少数派のはずなので、数が少なくなる前の今が撮影チャンスです。
で、いきなり来たのがこの青いの。2+2の4両編成でしたが、後ろの2両は目当ての緑色でした。気がついたのが発進後だったのですでに遅く。幸先悪っ。



次に来たのは中央線から直通してきた211系。おまえは静岡でたくさん見れるから別にいいよっ!



また青いのきたし・・・。お、おかしいな(汗
そういえばこのラインカラーは、新製直後の名古屋の211系0番台みたいですね。



帰りの新幹線の時間が迫っていて結構焦っている中、最後の最後に来てくれました。よ、よかった・・・。
冷静に考えればこれ、最初に見た高蔵寺行きの青+緑の4両編成で、つまり高蔵寺からの折り返しを待てばよかったわけで、そんなに慌てる必要なかったんですよね。
お二人には、自分のわがままに付き合ってくださいましてありがとうございました。



帰りの電車を待つ間にはアンダークロスする6750系も撮影できました。



愛知環状鉄道線で高蔵寺まで乗り、そこからは中央線の「セントラルライナー」に初乗車。



名古屋では、うっすらと期待していたキハ25形の撮影ができました。ほんと313系と変わらんな。


新幹線の発車時刻まであと30分だったので、ここでTAMOさんたちとはお別れ。1日ありがとうございました。
父とも合流し、新幹線に乗り遅れることなく帰ることができました。


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