黒鉄重工

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2010/9/1~8 部の合宿で東北・北海道を巡る旅(2010年夏合宿) 7日目 後編

2010-11-11 20:03:44 | 旅行・イベント記
第48走者:岩手県北バス 浄土ヶ浜ターミナルビル12:43→宮古駅前13:02



第49走者:三陸鉄道北リアス線 宮古13:12→小本13:43
浄土ヶ浜観光を終えたらバスで再び宮古駅へ。三鉄に乗って次の目的地、小本駅へ向かいます。



さてさて、ここで久慈駅で買っておいたうに弁当を食べてお昼としましょう。
リアス亭(ほか数か所)で販売されているこの駅弁、1日20食しか製造されないことからファンから「幻の駅弁」と言われています。



それもそのはず、蓋をあけると中にはうにうにうにうにうに(うお、ゲシュタルト崩壊が・・・)。うにしかない。一面に敷き詰められた蒸しうにに、うに入りの炊き込みごはん。まさにうに弁当。
もううにの味しかしない。食べていて幸せになれます。三鉄に訪れた際はぜひどうぞ。



食べているうちに小本駅に到着。「小本観光センター」の文字の方が目立ってるというか、小本駅の文字が見あたらないんですけどー。

第50走者:小本町営バス 小本駅前14:10→龍泉洞前14:36



バスに乗り換えて鍾乳洞「龍泉洞」へ。
日本三大鍾乳洞のひとつに数えられている鍾乳洞で、洞窟とそこに生息するコウモリが天然記念物に指定されています。
龍泉洞と言ったら、なんといっても7つある地底湖で、水深98mの第三地底湖、水深120mの第四地底湖(未公開)などは日本一と言われています。さらに、その水がまたきれいで、透明度は41.5mと世界一。
では入ってみましょう。



入った瞬間急に寒くなりました。洞内なので当然なんですが。温度計を見てみると・・・うひゃー。



天井がすごく高いです。



壁はギザギザに尖っているかと思えば、天井近くは丸みを帯びていて、変化に富んでいます。



途中から通路の脇を水が流れてきます。水深数十㎝程度ですが、その透明度はよくわかります。それにしてもきれいな青です。



さらに深いところへ。このエリアの洞内は広いです。



そしていよいよ地底湖へ。



というわけでまず第一地底湖。水深は35m。
・・・・・・いやはや、こりゃすごい。心が洗われるというか、ものすごく澄み切った青です。



底はこんな感じ。30m以上先まではっきりと見えるなんて普通はあり得ないことですよ。



続いて第二地底湖。水深は38m。



そして、第三地底湖。深さはグンと深くなって98m!あまりの深さにカメラのピントが合いません。
とんでもない深さですが、それでも底に手が届きそうで吸い込まれそうな感じ。まさに自然の神秘です。



地底湖を見た後は階段を上っていきます。けっこう段数があります。



頂上は三原峠と名付けられていて、水面からの高さは35mです。



峠付近には展望台があり、上から第一地底湖を見下ろすことができます。



峠を下り、外へ。洞窟内から出てきたのでカメラが結露しました・・・。
次は道路を挟んだ向かいにある龍泉新洞科学館へ。洞内が科学館になったもので、館内には縄文時代、洞内で生活していた縄文人(あんなところで寒くなかったのか?)の遺物が展示されています。
洞内は撮影禁止なので写真はありません。


第51走者:小本町営バス 龍泉洞前17:41→小本駅18:23



龍泉洞見学を終え、小本駅へ戻った時には既に日が暮れ始めていました。きれいな夕焼けです。

第52走者:三陸鉄道北リアス線 小本18:23→宮古18:54
三鉄で宮古に向かい、今晩泊まるホテルにチェックインした後、夕食を食べに町へ繰り出しました。



駅前の定食屋にて食べることにしました。今回の旅行最後の夜なのでちょっと豪華に。
ナメタガレイの煮付け定食です。ナメタガレイは静岡では聞かない魚ですが、この地域ではよく食べるのだそうで、正月では御馳走として振る舞われます。横には卵も付いてきました。
煮付けは私好みのいい味で、刺身も種類豊富。とても満足できた料理でした。

これにてこの日の活動は終了。早々に寝てしまいました。



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