goo blog サービス終了のお知らせ 

黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

【1/32】マツダ・KPDA キャロル 1962年式【ギャラリー】

2023-06-14 06:51:00 | 模型ギャラリー
キット:1/32 オーナーズクラブ#8 `62 マツダ キャロル(マイクロエース)

広島県福山市にある福山自動車時計博物館を見学した時にこのキャロルを気に入ったのですが、そのプラモデルがあると知っちゃ作りたくなるでしょう、モデラーとして。
昔の金型のキットなので簡単に作れるという訳にはいかないですが、ありがちな言葉で言えば味のある内容です。


1/32で昔の軽自動車規格の車なのでとても小さくて可愛らしいです。この大きさながら見た目はセダンっぽいのでとても寸詰まりに見えるのも良いかと。


こう見えてRR配置なのでフロントのボンネットは補機類が入っているに過ぎません。



キャビンの後端がばっさりと切られたクリフカットというスタイルが特徴的です。これによって後席の天井高さの確保とリアエンジンフードの開口面積確保を両立しています。フォード・アングリアを参考にしているとも言われています。
クリフカットによって完全な4人乗りを達成できました。1962(昭和38)年登場時は2ドアセダンのラインナップでしたが後にこの作品のような4ドアセダンも加わりました。
先行するスバル・360としのぎを削りましたが、1967(昭和42)ホンダ・N360が登場すると競争から脱落してしまい、1970(昭和45)年に生産終了となりました。後の1990年代に名前が復活しますがこれはスズキ車のOEMという形になっています。


クリフカットがかっこいいのです。


ホイールの造形がやけに精密な印象です。


以上、マツダ・キャロルでした。



【1/32】ホンダ・T360 1962年式【ギャラリー】

2023-06-13 06:03:34 | 模型ギャラリー

キット:オーナーズクラブ#46 `63 ホンダT360 幌付(マイクロエース)

広島県福山市にある福山自動車時計博物館を見学した時にこのT360を気に入ったのですが、そのプラモデルがあると知っちゃ作りたくなるでしょう、モデラーとして。
昔の金型のキットなので簡単に作れるという訳にはいかないですが、ありがちな言葉で言えば味のある内容です。


おそらく細かい点を挙げれば修正箇所はたくさん出てくるでしょうが、オーナーズクラブはそーいうのを気にしないでゆるく楽しむキットだと考えています。なのでこれもいつも通り素組です。唯一、ボディ色だけは博物館で見た個体に合わせるように心がけました。このくすんだ水色はホンダの軽トラや軽バンらしい色なので、気に入っています。色も調合する必要がありましたが、うまいこと出せたと思います。





正面から見ると愛嬌を感じます。日本で始めてDOHCエンジンを搭載した車両として知られています。かつ、ホンダで初めての四輪車です。派手なスポーツカーではなく実用的で販売でも有利に働くだろう商用車に目をつけたのはさすがですかねえ。


正しく軽トラだという佇まいです。


バタは後方にしかありません。そこらへんの機能面はまだ未成熟だったんですな。


幌を外した状態。軽トラ感が増しました。


荷台は完全な平面ではありません。


以上、ホンダ・T360でした。



 
 
 

【1/72】ホーカー・ハリケーンMk I カナダ空軍第1飛行隊 1940年【ギャラリー】

2023-05-31 23:11:29 | 模型ギャラリー
キット:ホーカー ハリケーン Mk.I「ジュニアセット」(アルマホビー)
仕 様:カナダ空軍第1飛行隊(1940年)

CF-18ホーネットのバトル・オブ・ブリテン記念塗装機を作ったのをきっかけに、当時の戦闘機も作って並べたいと思いましたので、積んでありましたアルマホビーのホーカー・ハリケーンを呼び出して作りました。
アルマホビーはポーランドにあるまだ若いメーカーですが品質はすばらしく、東欧メーカーにありがちな組立時のストレスがほぼ感じられないキットでした。おすすめできるメーカーです。


カナダ空軍第1飛行隊は、第二次世界大戦が勃発後にイギリス連邦の名において戦地へ送られたカナダで初めての飛行隊と言われています。特に、バトル・オブ・ブリテンでの戦闘に貢献したことで知られています。その時に彼らが装備していたのがハリケーンMk Iなのです。


ハリケーン自体は鋼管羽布張りの古めかしい構造と練習機のように分厚い主翼など、凡庸な戦闘機だと思っていますが、必要なときにその場にあったという点でバトル・オブ・ブリテンのイギリスの勝利に少なからず貢献していることはそうでしょう。そう思うとやはり頼もしい戦闘機「偉大なる二番手」に見えるのです。


アルマホビーのハリケーンは外形や彫刻が良く組み立ても容易で、この品質のキットが数千円程度で堪能できるのはえがたいことです。今の同社のキットは高騰してしまったのですが。





初期型のハリケーンなので主翼にある8丁の7.7mm機銃が武装です。弾幕を張るような射撃になりますが、威力がいまいちなのと意外と機体が重くなるのでMk II以降は大口径機関銃を積むようになっていきます。


ひっくり返った姿。キットの主脚はしっかりと固定されるので安定感が高いです。実用的なのです。





胴体後部の鋼管羽布張りの質感が素晴らしいです。





CF-18との時空を超えた並びです。これがやりたかったのです。満足しました。
以上、ホーカー・ハリケーンMk Iでした。


 
 
 

【1/125】ボーイングMD-10 FedEx【ギャラリー】

2023-05-17 06:11:00 | 模型ギャラリー
キット:ダグラスDC-10(エレール)、DC-10/MD-11 FedExデカール(DRAWデカール)
仕 様:ボーイングMD-10 FedEx(機体記号N571FE)

みんな大好きDC-10のプラモデルを作りました。某航空事故調査ドキュメンタリー番組ではネタにされがちな旅客機です。でも私はこの旅客機がお気に入りです。大柄な胴体と3発機によるハイパワー、なにより垂直尾翼にぶっ刺さった第2エンジンが魅力的なのです。
私がDC-10を好きになり始めた頃はすでにほとんどの航空会社で過去帳入りしていましたが、貨物航空会社のFedExは大量のDC-10系列を使用していました。DC-10のプラモデルを作るとしたら、最初はFedExと決めていました。


でかすぎて撮影ブースに置いても全体像が撮りにくかったです。なので写真撮影はあまり良くないですがご容赦を。
今回作った機材は厳密に言うとDC-10ではなくてMD-10と呼ばれる物です。これはDC-10の後継機MD-11で採用された乗員2名の操縦方式を旧式の3名乗務のDC-10に移植して近代化と省力化を図ったものです。ほぼFedEx専用の機種となっています。
操縦装置を改造しただけで外観は殆ど変わっていない・・・はずなので、キットにも手は加えていません。胴体の大型貨物扉はデカールでの表現になっています。


エンジンと主翼です。DC-10は手堅い設計なので目新しい部分はあんまりないんですよね。


独特な第2エンジンです。



DC-10の現役機はすでにおらず、MD-10もFedExからは退役して残すは世界でわずか1機だけです。空中給油機のKC-10も置き換えが進んでいます。DC-10の歴史はまもなく終焉を迎えるでしょう。その前にもう一度ひと目見ておきたいものです。


以上、MD-10 FedExでした。


 

 
 

【1/144】GAT-04ウィンダム【ギャラリー】

2023-02-04 21:12:19 | 模型ギャラリー
キット:HGCE#232ウィンダム(バンダイ)
仕様:地球連合軍(素組)
製作記はありません

高水準な性能を持つ量産型モビルスーツだけど基本的にモブキャラしか操縦しないやられメカのため、これまでガンプラの立体化の機会に一切恵まれなかった俺たちのウィンダムがようやくHGシリーズで立体化されたので、そりゃ種厨は歓喜に湧いたわけです。
ガンプラ入手困難時代なわけですがお店でどうにか手に入れることができました。ただこれ以降はもうガンプラを頑張って手に入れる気力も失せてしまいましたけど・・・。


ウィンダムのキットにはジェットストライカーが付属しています。中盤でシンにカトンボのように撃ち落とされていたのが思い出されますねえ・・・(泣)
作り方としてはいつもの如く大きな改造や工作はしないで素組で組み立てています。あとは全塗装はしています。


後ろ姿。


ジェットストライカーの主翼には寸詰まりなミサイルとソ連っぽいロケットランチャーが吊るされています。ミサイルはファルコンミサイルっぽい塗り方にしました。


マイナーMSでもガンプラになる時代ですが、さすがに開発費を抑えたかったのか知りませんけど頭部バイザーはステッカー表現で、関節構造もやや簡易的なものでした。


細マッチョな脚部がウィンダムの魅力なのですよ。


ジェットストライカーの塗装は航空機っぽい塗り方にしてみました。


ジェットストライカーは主翼の折りたたみが可能。実際やろうとしたら主翼の構造強化が大変そうだなと思いにけり。
左脚に書いてある”CF"は、所属母艦を表しているらしいっすよ。



























ビームサーベルも付属です。唯一当擲弾だけ再現されていません。我慢してね。





以上、ウィンダムでした。



 
 
 

【1/24】ヒュンダイ・サンタフェ 2018年式【ギャラリー】

2023-01-22 21:25:00 | 模型ギャラリー
キット:ヒュンダイ・サンタフェ (2018)(アカデミー)
仕様:シャンパンゴールド+ブラック(架空塗装)

韓国のプラモデルメーカーによる韓国車のプラモデル、しかも現行型のSUVという商品構成に興味があり、作ってみました。形状や組立てやすさは良好です。ある程度は成形色で色分けされていますが、色分けの足りない箇所も多く、またシールなどによる補完が無いので、できれば色の足りないところだけでも塗れば見栄えがぐっと良くなると思います。


サンタフェは中型SUVという立ち位置で、トヨタだとハリアーあたりと競合する車種なんだろうと思います。たぶん。


横。
細かい部分の塗分けは頑張りましたよ。


後ろ。
ボディのシャンパンゴールドは公式には無いカラーリングです。でも高級感が出て良い組み合わせだと思います。


前。
製作記でも書きましたけど、三菱のアウトランダーみたいな顔つきなんですよね。流行ってるのか、それともパクってるのか・・・。











シャーシ。
FF駆動なのでさっぱりしたものです。





内装のベージュ部分も頑張って塗りました。それなりに外からも見えるので大変な作業が報われました。


以上、ヒュンダイ・サンタフェでした。


【1/72】瀋陽 殲撃8IIB(J-8II/F-8II)【ギャラリー】

2022-12-27 22:07:05 | 模型ギャラリー
キット:シェンヤン F-8II フィンバックB型(トランペッター)
仕 様:中国人民解放軍 赤13027(部隊等不明)

中国系の飛行機とキットを作りたくなりましたので、在庫の中からトランペッターのJ-8IIフィンバックを選んで作りました。
キットの方は身構えていた割に作りやすく、意外とできが良いことに驚きました。モチーフになったJ-8IIも面白い戦闘機ですし、満足しています。


実戦用の戦闘機ですが、迷彩色じゃなくて真っ白な塗装なのが特徴的です。そのためのっぺりしないよう下地に黒を塗ってからの白を立ち上げていきました。そつなく仕上げられたと思います。


原型はソ連のMiG-21ですが、エンジンを双発化してそれに合わせて機体を全体的に大型化して空気取入口を胴体左右に移動して空いた機首に大型レーダー置いて・・・という具合に魔改造されています。


後ろ姿。


おなか側。キットに付属していたミサイル4発と増槽3本をフル装備しました。他に使い道なさそうですしね。
ミサイルはPL-8という短射程空対空ミサイルだそうな。イスラエルのパイソン3のライセンス生産版です。


白塗装だけだと味気ないように思えたので、うっすら汚し塗装しています。


機首。素直な形状で好きですね。


主翼。


尾翼。


エンジン。


以上、瀋陽殲撃8IIBでした。


 
 
 

【1/48】中島一式戦闘機隼一型 チカ機(荒野のコトブキ飛行隊)【ギャラリー】

2022-12-13 21:50:49 | 模型ギャラリー
キット:SP404「荒野のコトブキ飛行隊」 一式戦闘機 隼 一型 チカ機 仕様(ハセガワ)
仕様:チカ機爆撃機迎撃装備

「荒野のコトブキ飛行隊」より、隼一型チカ機を作りました。隼はキリエ機に続いて2つ目です。キリエ機は至ってプレーンな形態で作りましたが、チカ機は少し捻ってTVアニメ第10話で登場した爆撃機を迎撃するためのロケット弾とロケットエンジンを装備した形態を目指しました。


隼本体は、キリエ機を踏襲して迷彩塗装ハゲや塵埃にまみれた劇中の状態を再現するよう心がけました。


唐草模様の迷彩が特徴的です。果たして迷彩効果があるかは疑問ですけども。尾翼から胴体へ貫いている稲妻マークは陸軍のマーキングでも見られたものに似ていますね。
垂直尾翼の謎生物は劇中の絵本に出てくるウーミです。物語は心のごちそうというのは名言でありますな。


胴体下に追加されたロケットエンジンはよく見えるんですが、主翼下に追加されたロケット弾はよほど下から覗き込まないと見えないです。頑張って長い発射軌条をスクラッチしたほうがよかったかな?














裏側です。


ロケットエンジン。ファインモールドの彗星から流用しました。尾輪にはロケット噴流を受け流すための防護板を付けています。


ロケット弾です。ハセガワの震電改から流用しました。


以上、隼一型チカ機でした。



 
 
 

【1/60】ARX-7アーバレスト(フルメタル・パニック!)【ギャラリー】

2022-11-14 09:57:00 | 模型ギャラリー
キット:アーバレスト Ver.IV(バンダイ)
仕 様:相良宗介搭乗機(素組)
製作記はありません

「フルメタル・パニック!」より、主人公機のアーバレストのプラモデルを作りました。主人公機なので複数社から立体化されています。
バンダイのこのキットは、TVアニメ第4期制作に合わせて開発された最新モデルです。縮尺は1/60ですが、アームスレイブは全高が低いのでガンプラで言うところの1/144縮尺相当の規模です。
機体塗装が同じということでサベージ・クロスボウと同時に作りました。こっちは主人公機ということでキレイめな仕上げにしました。


リアルロボットのメカの中でもアームスレイブは二番目に好きなメカです。一番は戦術機ですが。


後ろ。やはり陸戦型人形兵器は良い・・・。






バンダイのキットにはオリジナル武器が付いてきます。グラーツ・マンリッヒャーAWS2000だそうな。原作はもとよりアニメ劇中にも出てこなかった、キットの説明書にはアーバレスト本体の記載はなくて丸々この銃の説明ばかり。頭から尻尾までよく分からない部品でした。見た目はかっこいいけど。





銃は無駄に3色も使って塗装しています。


単分子カッター抜刀。








このくらいの刃渡りが取り回しやすそうですよね。



銃をボクサー散弾砲に交換。ボクサーはいい。ボクサーは最高だ。



フォアエンドと銃床は可動します。





やっぱりボクサーが様になります。散弾銃が主武装の主人公機も珍しいのです。


最後はラムダ・ドライバ発動時。


特にこれといったエフェクトパーツは入っていませんでした。
放熱板が展開されるのはアニメ化時に追加された設定なのだそうですが(視覚的に分かりやすくなるとかで)、これはプラモデルにおいても恩恵がありますね。





以上、アーバレストでした。

<使用塗料>
機体白:C97灰色9号
機体紺:H5ブルー(7割):H2ブラック(2割):H39パープル(1割)
機体紫:H69 RLM75グレーバイオレット(7割):H39パープル(2割):H49すみれ色(1割)
関節:H32ダークグレー
排気口:H4イエロー
放熱板:C28黒鉄色
銃本体:C602佐世保海軍工廠標準色
銃グリップ:C317グレーFS36271
弾倉:C325グレーFS26440




【1/60】Rk-91サベージ・クロスボウ(フルメタル・パニック!)【ギャラリー】

2022-11-09 06:37:21 | 模型ギャラリー
キット:MODEROID サベージ クロスボウ(グッドスマイルカンパニー)
仕 様:相良宗介搭乗機(素組)
製作記はありません

「フルメタル・パニック!」より、量産型メカの鑑ことサベージのプラモデルを作りました。フルメタのプラモデルはこれまで数多く製品化されてきましたが、量産型でやられメカのサベージは完成品フィギュアを除いて製品化に恵まれませんでした。ところがアニメ第4期の制作に合わせてグッスマからついにサベージのプラモデルが製品化されて歓喜!量産型らしく数種類のバリエーションキットが出ましたが、全部買っておきました。
手始めにアーバレストと塗装工程を同一化できるクロスボウを作ることにしました。劇中で相良宗介が搭乗した機体です。キットはひょうきんなカエル顔とでっぷりした卵型の体型がよく表現されています。関節の可動範囲も良好です。ただし過剰に関節を動かし続けているとすぐにバカになりそうな気はしました。


こういう気だるげな立ち姿の似合う人型ロボットなのです。
キットは素組で作りましたが、デカール貼りはオリジナリティを出しました。
クロスボウは競技用のASという劇中設定なので、アニメ版では機体にスポンサーのマーキングが貼られていました。そこに着想してそれを膨らませて、スポンサーマーキングを全身に貼りました。マーキングはご覧の通りプラモデルメーカーばかりです。今まで作ってきたプラモデルのデカールの余りは、この先も何かに使えるかもしれないと思って保管してあるのですが、今回その時が来ました。デカールには大抵の場合メーカーのロゴマークも印刷されているので、それを流用しました。


正面から。


後ろ。お尻にはボン太くんの落書き。


背中や後頭部にもスポンサーマーキングを貼りましたよ。


宗介の乗る機体なのでやはりボクサー散弾砲が似合います。ボクサーのストックは非可動で、収納状態のみの形状です。





弱小チームなので競技用ですが幾度の試合で機体全身には傷を入れました。舞台が高温多湿の東南アジアなので、サビ表現も盛り込んでいます。


サベージといえばAK-47風のアサルトライフルもよく似合います。





劇中で決め手となったHEATハンマー。


いい機体だ。





<使用塗料>
胴体:C97灰色9号
頭部:H5ブルー(7割):H2ブラック(2割):H39パープル(1割)
関節:H68 RLM74グレーグリーン
機関砲:H76焼鉄色
銃:C602佐世保海軍工廠標準色
銃持ち手:C317グレーFS36231
弾倉:C325グレーFS26440

以上、サベージ・クロスボウでした。