オリジナル公開の時はすっごくヒットしたけど、24歳だから観てないので(24歳の女は自分が遊ぶのに忙しくて、高校生主人公のカラテ映画に興味はなかった)、新鮮な気持ちで拝見。
ロックが流れるオープニングで、カンフーなのに「THE KARATE KID」の原題。まあ、親戚みたいなもんだからいいのか。一番最初に出てきたキャストは、ジェイデン・スミスで、ジャッキー・チェンは2番目。
そうかあ、彼が主役なのか・・・。プロモーション来日の取材を扱ったテレビ番組によってはジェイデン・スミスのみの扱い番組があったけど、主役だからかあ。ふ~ん。まあ、確かに主役だった。この子の将来が心配になる 位、達者な演技だった。ウィル・スミスの夫婦仲がいいうちは良いけど、そうでなくなった時が心配だ。
ジャッキーが、悪ガキ(とは言え、こいつらの師匠リー先生が悪い)を叩きのめすシーンでは、(当たり前じゃん、“ジャッキー・チェン”だぜ。お前らに負ける訳がないだろ。)と思いながら観てたが、だんだん、彼が“ジャッキー・チェン”じゃなくて、ちゃんと妻子を自分のせいで亡くした孤独な“ハン”に見えてきた。私は、ジャッキー・チェンを観に行ったので、彼の存在に大満足!良かったよ~!
紫禁城のロケでは、「ラスト・エンペラー」は遠い昔なんだなあ・・・としみじみ。今じゃ、赤の広場も西側映画のロケしまくりだし。
でも、万里の長城は必然性ないでしょ? 協力していただいた北京の、観光誘致への協力?
最後に、前から自分の師匠のやり方に疑問を抱いていた悪ガキ達が、ジャッキー・チェンに挨拶に来るシーンは良かった。「ベスト・キッズ」に題名を変更にしてあげればいいのに・・・。
あと、自分が10年若かったら、今夜から腹筋始めたな。上着も脱いだり着たりするかもしれない。
管理人さんが、偶然、カンフーの達人だなんて、あり得ない!と、思っちゃダメさ。
でも、練習が始まる前が長いので、そこを短くして、全体の長さを110分位に押さえてもらいたかった。せっかくレディ・ガガとかレッド・ホット・チリ・ペッパーズなどの音楽が軽快に流れるのに、音楽のスピード感がもったいない。
そうでした。『幸せのちから』で父と共演しました。