落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「モネ&フレンズ・アライブ」と日本橋三越で化石探し

2024-08-25 11:45:52 | アート・文化

8月20日 火曜日

1.「モネ&フレンズ・アライブ

3月に行った“ゴッホアライブ 東京”が良かったので、友人を誘って、ネットで10:30入場のチケットを購入して日本橋三井ホールへ。

入り口では、当日券も販売していたので、(あれっ?空いてるのかな?)と思ったら会場に入る通路は行列。通路の両脇には、印象派の各作家の紹介があるのでそれを読みながら少しずつ進む。で、ようやく前の方に行ったら・・・。

その先にあったのは

会場は、この手前を右に行った所だった。なんだよ~。会場スタッフ~。先に教えてくれよ~。おば(あ)さん2人で写真撮る訳ないじゃん。他の人も「なんだあ」と言いながら右に曲がってた。

で、会場に入る。

あっ、一部屋しかない。“ゴッホ・アライブ”よりかなり狭い。おまけになぜか、正面(?)の一番大きいスクリーンを前の方の人は座って、後ろの方の人は立って全員で見つめると言う、想像していたのとは違う雰囲気。

↓ 正面スクリーン

1回50分の映像。見ているうちに後側のスクリーンもなかなか良い事に気づいて、2回目は後方のスクリーンを見る。他のお客さんは正面を見ているので、そのお客さん全員の顔が見えるので、変な感じ。多分他の人も、後ろを見ている2人に違和感あったろうなあ。

1回しか見ない人は正面スクリーンから離れて後ろの方で全体を“引き”で見た方がいいかも。

あと、スクリーンに寄りかからないように注意する会場スタッフが、強面の年配の人で・・・。人を見た目でうんぬん言ってはいけない最近の風潮だけど、もっと若くて優しそうなスタッフの方がいいなあ。

筆跡が分かる巨大スクリーンで絵が見られるのはいいけど、ある程度この時代の画家の予備知識はないと内容は分かり難いかも。まあ、絵を見ているだけなら綺麗でいいかあ。

↓ 床もスクリーン

↓ もう一ヶ所のフォトスポット

 

2.コレド宝町

入場の際もらったコレド宝町のクーポン券から選んだレストランでランチ。食後のコーヒーが無料だった。その後、見学。

おおっ!三井が開発した東京の都会だあ!

福徳神社(芽吹稲荷)

お参りする若い女性が多い。友人によると「三井のすずちゃん」のCMで話題になったらしい。由緒はあるけど、一時はビルの屋上に追いやられていて、三井の再開発で平成26(2014)年にこの場所・この社殿に移転したらしい。

拝殿横に三方に乗った雅楽鈴があって、三方に友人は財布を、私はスマホを置いて、鈴を振ってみた。ご利益はあるのだろうか?

 

3.日本橋三越

日本橋三越はチャンスがなければ行かない店舗だ。今日がチャンスだ。見学だ!

天女像

大きい!

↓ 5階でゴジラの何かをやっているらしい。が、イベント自体は終了していた。

化石探し

ネットで「化石探検MAP」を手に入れ(三越の人に「ください」というのが恥ずかしかった)探してみた。

小学生だったら夏休みの自由研究にしたかった。

目が化石に慣れてきたら、マップに載ってない化石も見つけられるようになってきた。

楽しい。今度、一人で行っちゃおうかなあ。

楽しい東京見学の一日だった。

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「ゴッホアライブ 東京」

2024-04-01 17:03:31 | アート・文化

3月25日 月曜日

ゴッホ アライブ展 東京」に行ってきた。3月31日に終了してしまうからだ。チケット代3,000円。場所は天王洲の寺田倉庫。

行きは品川駅からバス、帰りは京急の新馬場まで歩いた。

冷たい雨の1日。

3,000円取って、倉庫の外観はこんな ↑ 感じなのに、入り口が ↓ 昭和のライブハウス・・・。おいおい。

非常階段を2階まで登ると受付&ショップ。トイレはこの2階のみなんだが、女子トイレの個室は2つしかない。なんか不安なイベントだなあ・・・。

5階までエレベーターで上がるとそこが会場。

まずは映像に使われた、絵の説明パネル。まだ不安は解消されない。

春休みに突入したからか、来場者は多い。

↓ 3Dになっている「ファンゴッホの寝室」

椅子に座って写真を撮って良いはずなんだが、誰も撮ってない。

で、いよいよメイン会場へ。

ゴッホの生涯になぞって、有名絵画が次々とスクリーンに映し出される。スクリーンの種類なのか、プロジェクターの種類なのか、やたらくっきりしている映像も何ヵ所かあった。40分の映像が流れるんだが、私3回観ました。結局、楽しみました!

若干座れる場所(会場に用意された椅子が少々と勝手に座れる鉄骨が少々)があって、そこに座って1回みたけど、どうしても座った場所の真正面のスクリーンしか見えないので、やっぱり動き回って観た方が楽しい。

当たり前なんだがスクリーンが大きいので、本物の絵画よりじっくり観られる。筆跡も分かり易い。

フォトロケーションエリアは、空いてたら楽しいだろうが、結構な人出なので・・・。

それに結局「鏡」。鏡の威力って凄いなあ、21世紀の科学とか技術とか関係なく「錯覚」を起こさせる。

と文句を言っている割には、7月から始まる「モネ&フレンズ」東京展には、早々に行こう! 今度は日本橋三井ホールだし。

ランチは、T.Y.HARBORさんへ。店の雰囲気も店員さんも、料理も、コスパも良かった! 国際都市TOKYOのレストラン!って感じだった。

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大宮花の丘&川越蔵の町&巾着田

2022-10-03 21:50:44 | まち歩き・埼玉

9月29日 木曜日

埼玉日高市の巾着田の曼珠沙華(彼岸花)の群生を見ようと、個人で行こうかと迷ったが日帰りバスツアーに参加した。

なんか、まだ友達を誘いにくくて、1人参加。3ヵ所とも自由散策。ありがたい。

7:50 川崎駅発

バスは神奈中の新しいタイプで、USBでもコンセントでも充電できて、リクライニングも背もたれが倒れるんじゃなくて自分の椅子が前に出るタイプ。Wi-Fiは飛んでないけど。

 

大宮花の丘農林公苑 9:30~10:10

何の予備知識もなく、“一面を赤く染め上げるサルビアを鑑賞”しに行く。サルビアって、初秋? 夏のイメージだったんだが。

あっ、本当にサルビアが満開だ。

ブルーサルビアも咲いている。

ゴッホの絵にでてくるような跳ね橋があるが、この公園を貫いて高圧線が通っているので、この角度以外から写真を撮ると鉄塔が写る。

コキアもある。調度、グラデーションの季節だ。

結構広いので、40分間でトイレにも入って駐車場に戻らなければならないので、あまりゆっくりできず。

植木鉢で作ったオブジェが可愛い。ここは無料です。偉い! 近所の人、羨ましい。

 

川越 蔵の町散策 10:40~11:50

おおっ! 凄い人出だ。平日なのに。蔵が並ぶ街並みは素晴らしいが、なんせ車道の交通量が多く、歩道が狭い。これ以上、観光客が増えたら、歩行者も自動車も危険だ。と、おばさんは心配になる。

 

買い物する気もないでの、70分をどう過ごそうかと思ってたら、饅頭食べたり、サツマイモチップを食べながらウロウロ歩いてたら集合時間になった。

 

私個人的には、大正時代の建物が好き。

 

③ランチ 12:00~12:50

 

大穀の川越店で。調べたら(ネットで何でも調べられるんだなあ)、3,400円の花鳥風月というメニューだ。10,900円のツアーだから、交通費を考えればお得だ。

鰻、小さいなあ。国産だからしょうがないのかな。柔らかくて美味しかった。

 

巾着田 13:50~15:10

わあ~! 本当に凄い広い範囲に群生してる。群々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々々生って感じ。

確かに真ん中辺り花の時期が過ぎてるけど。

こんな感じの場所もあるけど、看板に素直に「この辺りは花が終わっていますが、あいあい橋あたりは見頃です」と表示がある。

会場の真ん中辺りには、屋台が並ぶ。

ここで、缶ビールと大きな鶏の唐揚げ購入。300円と100円というなかなか良心的な値段だ。さらに奥に歩くと、再び彼岸花の群生。

あいあい橋”の辺りは満開。

そして橋の下の高麗川の下には、ふんどし姿の、高麗川の魚をアピールする投網おじさんがいた。

 

駐車場横の群生も時期的にはなかなか見頃だった。とにかく本当に凄い広さにびっしり曼珠沙華(彼岸花というよりその本数は曼珠沙華という漢字がピッタリ!)が咲いていて圧倒された。

 

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国立新美術館「メトロポリタン美術館展-西洋絵画の500年-」

2022-03-26 14:53:33 | アート・文化

3月21日 祝・月曜日 15:00入場

「メトロポリタン美術館展-西洋絵画の500年-」

 

前日の午後、ネットでチケット購入。午後分はその時点で、まだチケット購入可能。当日、国立新美術館に着いたら、15:00からの当日券を販売してた。

ので、空いてるのかな?と思って入場したら、会場内凄い人じゃん。こんなに入れて大丈夫か?と思ったら、展示されてる絵画が1点1点大きいので大丈夫、ゆっくり見られた。

ラファエロの《ゲッセマネの祈り》が一番小さくて、幅30cmなくて、人だかりがして見難かったんだが・・・。

ん~、ラファエロが20か21歳の時の作品だそーだが、「繊細優美な作風」だそーだが、そーかあ? あまりこの作品の良さが分からん。

 

全体的に、全盛期の紅白歌合戦を見たような満足感だった。改装中のメトロポリタン美術館の私でも知ってる有名人の作品だらけ。

気に入った作品を備忘録として列挙。

 

Ⅰ.信仰とルネサンス

フラ・フィリッポ・リッピ《玉座の聖母子と二人の天使》

 

エル・グレコ《羊飼いの礼拝》

どんなに遠くからでも、異才を放つ目立ちぶり。

 

パオロ・ヴェロネーゼ《少年とグレイハウンド》

《カナの婚礼》などを描いた人かあ。少年と犬だけなのに、やっぱ上手だわ。

 

ティツィアーノ・ヴェチェッリオ《ヴィーナスとアドニス》

プラド美術館にもほぼ同じ構図の作品があるそうだ。

 

Ⅱ.絶対主義と啓蒙主義の時代

ペーテル・パウル・ルーベンス《聖家族と聖フランチェスコ、聖アンナ、幼い洗礼者聖ヨハネ》

 

グイド・カニャッチ《クレオパトラの死》

きゃー色っぽい!

 

ディエゴ・ロドリゲス・デ・シルバ・イ・ベラスケス《男性の肖像》

隣にはベラスケス工房の作品が並ぶ。よく工房の作品と本人作品を分けられるなあ・・・。

 

バルトロメ・エステバン・ムリーリョ《聖母子》


やっぱり、ムリーリョは可愛い。

 

シモン・ヴーエ《ギターを弾く女性》

これも色っぽい。今展示会では結構フランスの画家の作品が並んでた。フランス人の絵画(イタリアで修行してるけど)も素敵だなあと思った。

 

フランソワ・ブーシェ《ヴィーナスの化粧》

 

ヨハネス・フェルメール《信仰の寓意》

フェルメールがその他大勢扱いされている・・・。それぐらい周りが有名人。宗教的メッセージが強い絵。

 

Ⅲ.革命と人々のための芸術

観客で観ている紅白歌合戦というより、ここまで有名どころが並んでると、番組打ち上げのパーティーに参加してる気分。

クールベ2点にコロー、マネ、モネ、ルノワール、ドガ、ゴーギャン、ゴッホ、セザンヌ、シスレーと。ありがたいこっちゃ。

大満足の楽しい時間だった。

六本木から歩いたんだが・・・。よく遊んでた30年前の面影は全くなく。そうだよなあ。斜めの道に入る所のラーメン屋の建物が残っていたけど廃墟になってた。

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田浦梅の里

2022-03-25 09:16:18 | まち歩き・神奈川

3月13日 日曜日

田浦梅の里に行ってみた。京急の各停駅・田浦駅で降りて、国道16号線沿いを南下。住宅街に入って・・・

登るんかい! 梅の里じゃなくて、梅の山だった。

奥の方までかなり広がっている山で、手前は白梅。

奥の方に登ったり歩いて行くと、梅林ぽい。ゴッホの絵のようだ。

奥の方に行くと、八重のピンク色梅がいっぱい!

展望台にも上ってみる。

梅以外の花も咲いている。

 

 

2日後、足が筋肉痛になった。

 

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「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」上野・国立西洋美術館

2020-09-06 15:37:06 | アート・文化

コロナ禍で、そっと開催しているような感じ。

チケットは日にち時間指定で、ネット販売。5日の土曜日の昼過ぎにHPを観たら、夜21時まで空いていて、19時からのチケット(実質18時30分から入場できる)がまだ売っていた。が、年寄りには辛い購入方法だ。

最初にスマホでやろうとしたが、文字が小さく、PCでやりだしたんだが、まず、e+チケットに会員登録なければならない。面倒くさい!

上野駅についたら、公園口の改札が変わってた。

早目に付いたので、常設展を観る。昨年、新購入した絵も飾ったあった。ルノワールやセザンヌ、モネなど、フランス印象派のコレクションは見ごたえある。

ロンドン・ナショナルギャラリーは、多分2~3回は行ってるはずなんだが(無料だから)、広くて膨大なコレクション過ぎるので、日本語で解説のある展示会はありがたい。

公式HP

混み具合は、展示絵画が大きい割に通路が狭いので、圧迫感もあり人も多くいるように感じるけど、どの絵も正面でじっくり見られた。だから、人数制限が功を奏してたのかな。

Ⅰ.イタリア・ルネサンスの絵画の収集

カルロ・クリヴェッリ「聖エミディウスを伴う受胎告知」

実物はもっと色がパキッ!としてて、クジャクの尾の金色などがきれいだ。しかもこの絵。UFOがいると一時話題になった絵だ。

信じるか信じないかはあなた次第。

Ⅱ.オランダ絵画の黄金期

レンブランドの「34歳の自画像」のイケメン振りに感心してたら、あっちの小さな絵の前にやたら人が溜まってる。

フェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」だ。今まで、フェルメールが来ると大騒ぎだったのに。今回は、じっくり見られるじゃん。若い女性の顔は、やっぱり可愛くない・・・。

Ⅲ.ヴァン・ダイクとイギリス肖像画

 

左は今回展示されてるヴァン・ダイクの「レディ・エリザベス・シンベビーとアンドーヴァー子爵婦人ドロシー」

で、右は私が一昨年ミュンヘンでアルテ・ピナコークに行った時、(おおっ、イケメンじゃん)と思って写真も撮ったヴァン・ダイクの自画像。彼だったのか・・・。その時は、ヴァン・ダイクって知らなかったわい。

Ⅳ.グランド・ツアー

「18世紀、イギリスでは上流階級の子息たちがヨーロッパ文明揺籃の地であるイタリアを訪れることが流行し、グランド・ツアーと呼ばれる一大現象を巻き起こしました。」で、その頃の、コレクション。ナショナル・ギャラリーの歴史が良く分かる展示方法だ。

Ⅴ.スペイン絵画の発見

やっぱ、ムリーリョが素敵。特に、この「幼い洗礼者聖ヨハネと子羊」。家に飾りたいなあ。

良く分からないのが、ルカ・ジョルダーノの「ベラスケス礼賛」。ベラスケスの《ラス・メニーナス》へのオマージュ的作品なのは分かるけどさ。真ん中の人物は霊のように黒いし・・・。こんなに大きな絵なのに。注文者もこれで良かったのか?

Ⅵ.風景画とピクチャレスク

ターナーは1点だけだった。テート・ギャラリー展じゃないからかな。

ジョン・コンスタブル「コルオートン・ホールレノルズ記念碑」。これも私の部屋に是非。

Ⅶ.イギリスにおけるフランス近代美術受容

先に、常設展観てるからなあ・・・。

最後.ゴッホのひまわり

4作目のひまわり。黄色が一番きれいかも。

物販コーナーは、仮設ぽくて、狭い。入場規制ありだった。

この展示会で1,700円なら、安いな。

 

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「大塚国際美術館と鳴門の渦潮」1泊2日 その2

2019-07-06 19:43:45 | 旅行記・瀬戸内海
6月19日 水曜日

帰りの飛行機は17:30なのと渦の巻く時間を考慮して、当初の予定「渦の道」→大塚国際美術館風呂3時間を、美術館4時間→「渦の道」に変更! 美術館4時間!と思ったけど、なんと時間が足りなくて1Fと2Fには行けなかった。
朝も風呂に入って、ゆっくりバイキングの朝食。そして、ゆったりの9時30分出発。

大塚国際美術館(9:35~14:00)

 
バスだと5分位で到着。左は大塚製薬の保養所らしい。右が美術館の入り口で、山の中全体が美術館になっている。
凄いな、大塚製薬。今を去る事、40年前の私が大学生だったころ。所属していたサークルの、学祭のスポンサーに毎年大塚製薬が付いてくれて、物品提供をしていただきました。ポカリスエットとかカロリーメイトとかの発売時。その頃から太っ腹だったんだ。

建物に入ると長いエレベーターを昇って、地下3階に到着。ここに紅白で米津玄師が歌ったシスティーナ礼拝堂の現物がある。団体の特権で、専属の説明員の方が付いて1時間一緒に歩く。フリーで来た人が、地図を見ながら「ここはどこだ?」という感じで何度も歩いてたので、説明があった方が1時間で全体像がつかめるし、やっぱりありがたい。B3からB1まで説明を受けながら歩いて、その後フリータタイム。

地下3階 古代&中世

システィーナ―礼拝堂。私がヴァチカンに行った時は、修復作業が終わった後で、満員電車みたいに混んでいたけど、ここではゆったり見られた。


古代ローマのモザイク画のコーナー。


イタリアのパドヴァにある礼拝堂スクロヴェーニ礼拝堂。存在を知らなかった・・・。


貝殻のヴィーナス。ポンペイでは見落としたような・・・。

ってか、この他にエル・グレコのスペインのドーニャ・マリア・デ・アラゴン学院の祭壇衝立の復元やらあってのワンフロア。四国でないと建設できない美術館だ。

地下2階 ルネサンス&バロック


 
一つの部屋の対峙する壁に、最後の晩餐の修復前と修復後がある。復元陶板だからこそできる企画だ。しかもペタペタ触れる。真ん中の椅子に座って、目の高さで楽しめる。


ダ・ヴィンチの「岩窟の聖母」も、ルーブル版とナショナル・ギャラリー版を慣れべて展示。ここならではの企画だ。うれしい。


ヴェロッキオの「キリストの洗礼」の、ダ・ヴィンチの天使もアップで写真が撮れちゃうし!




モネの池を見ながら食べられる「Cafe de Giverny」で、ランチ。ランチメニューの種類は少なかったけど、さすが平日。空いてたんで、ケーキも食べて、ビールも飲んだ。

このフロアには、他にはルーベンス、ベラスケス、ムリーリョ、レンブランド、フェルメールなどなど。

地下1階 バロック&近代

焼失した絵画の復元を含めて、ゴッホのひまわり6点を全て展示。

↑これが、焼失したひまわりの復元。


プラド美術館で団体ツアーでの見学だったため、とばされたゴヤの黒い絵シリーズが、黒い部屋で3部屋で再現されてて、私は大興奮!
なるほど、こんな展示方法があるんだ! 楽しい!



 
うーん、私、結構本物観てるなあ。ミレイの「オフィーリア」は、ロンドンのテート・ギャラリーにわざわざ観に行ったのに、貸出中で観られなかった。ここで観られたわい。

この後、1階と2階は諦め、ショップに行ったり(私は何も買わなかったけど)したら、もう、集合時間だった。
結構歩いた割には疲れずに、母もケロッとしてた。
ここは1日中いられるなあ。原寸大で写真撮り放題だし。企画展示も楽しいし、いろいろ復習できるし。

渦の道 14:20~13:20

途中の土産物屋のバスに乗り換えて、鳴門大橋の道路下の歩道、「渦の道」へ。
見どころのスペースまで結構歩くんだが、高所恐怖症の私にはちょっと辛かった。
 


おおっ、結構ぐるぐるしてる。おまけにこの日は良く晴れたので、海の色もきれい。

 
やっぱり、船の方が楽しそうだなあ。なんで、訓練船の帆船にっぽん丸がここに?と驚いたら、淡路島がわの渦潮観光船として就航しているらしい。
最初は訓練船が操舵不能で橋に突っ込んでくるのかと、マジで思ったわい。

この後、徳島空港に16:00着。空港で母は「徳島ラーメン」私は「渦潮ラーメン」を食べる。

ゆったりしてて、メインの大塚国際美術館もたっぷり楽しめて、これで3万円はお得だった。
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「モネ、風景をみる目」国立西洋美術館モネ展

2013-12-09 23:08:13 | アート・文化

「国立西洋美術館 × ポーラ美術館 19世紀フランス風景画の革新」

003

0001510006mmその通り! 国立西洋美術館とポーラ美術館の所蔵作品だけで、モネ36点を中心とした、私でも知っている作者の作品100点の企画展。さすが経済大国日本。こんなにいっぱい持っていたんだ。普段、常設展に飾りきれない作品がいっぱいある訳だ。

そうだよなあ。観光で外国に行って、そこの国の国立美術館に常設展を見に大抵は行くもんなあ。日本の国立美術館だもん。持ってて当然だ。そりゃ、フランス人一家も見にきて、両親が一生懸命子供に説明するわさ。

で、モネを中心に見易く構成されている。おまけに1900年前後と最近の事なので、いろんな事がきちんと客観的資料が残っているので、作品の背景もよく分かる。

445e382b5e383b33de383a9e382b6e383bc「印象派展」への参加を中心に、広いのか狭いのか、フランスで繰り広げられる作家達の創作。まあ、狭いのかなあ。だから、いろいろ分かり易いのかも。

モネは、睡蓮以前の、1880年前半までの方が、私は好きだ。

←「サン=ラザール駅の線路」モネ

でも、モネって、本当に1人でこんなにいっぱい描いたのかあ。まあ、描いたんだろうなあ。1600年前後の【工房制度】じゃないんだしなあ。だから、歳を取ってからは睡蓮ばかりだったんだろうなあ。老いもあって、キャンパスの面積は広いけど、端っこまで塗る元気がなかったんだろうなあ。

PhotoPhoto_2そして、ルノワール。左の「エッソワの風景、早朝」は、本当にルノワールらしい淡い明るい光で、少女の肌のように風景を描いてて素敵だった。

なのに、なぜ?

右の「ムール貝採り」 

本当に、ルノワールですか? 正直、笑っちゃいました。

写真だと、小さいからまだまとまった絵に見えるけど、原寸大だと・・・。ルノワールには失礼でしょうが、正直な感想です。

0001930003mmPhoto_3左のゴッホの「ばら」、右のピサロの「エヌリー街道の眺め」も素敵。

あと、ギュスターヴ・クールベが良かったけど、彼は《写実主義》に行ったのね。

私は、どうも《写実主義》の方が好きらしい。という事が、印象派の絵を見に行った分かった。

ポーラ美術館、箱根にあるらしいんだが、自動車でないと面倒みたい。う~ん、難しい。

001

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二紀展

2013-10-27 15:50:22 | アート・文化

友人に誘われて。共通の友人の親戚の作品があるらしいので。

六本木の国立新美術館。

003 「二紀展」って、初めて知った。公募展なんだって。やたら絵が大きい。今、応募要項を見ると30号以上100号以下だからかあ。

しっかし、30号の絵を描くスペースが、今の日本の住宅事情にあるんだ・・・。しかも、1階から3階まで。びっしりと。いったい何百点あるんだろう?

これだけ、日本に、30号の大作を描ける人がいるんだ・・・。すごい人数だなあ・・・。

001_2 と、観終わったら疲れて、時間があったら行こうと思ってた「

クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に 印象派を超えて―点描の画家たち

ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」を観る気力が湧かず・・・。

とにかく、30号を描き上げるエネルギーを持った人がこんなに大勢いる事に・・・、疲れた。

002

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「プーシキン美術館展~フランス絵画300年」

2013-09-08 21:10:26 | アート・文化

すっごい久々の、横浜美術館。昨日の土曜日。

なんかとっても洗練された新興都市になっていた、横浜東口から美術館までの道。びっくり。

002

で、10時の開館前に着いたんだが・・・ゲッ、行列! (↑12時過ぎに出る時に撮った写真だけど同じ位並んでた。)

Img_0001まあ、しょうがないか・・・と、友人と並ぶ。

チケットを持っていない人も、持っている人も同じ列に並んで、美術館の入り口に入ってから買うのだが、すでに券を持っている人も多く、チケットを買うのに時間は全くかからなかった。

並んでから入るまでで、20分位だったかな?涼しくなってからで良かったわい。

東日本大震災で、延期され、今開催。古代エジプトから近代ヨーロッパまでの、絵画、版画、彫刻など67万点を超す収蔵から、5名のコレクターによって収集された、フランス絵画のコレクションが展示されている。

5名のコレクターは、1700年代はエカテリーナ2世とニコライ・ユスーポフ、1800年代はアレクサンドラ2世、1800年代後半は資産家のセルゲイ・シチューキンとイワン・モロゾフ。

資産家の二人は、ソ連が社会主義のなったお陰でコレクションを没収。失意のうちになくなったり、亡命したり・・・。

特にセルゲイ・シチューキンは、評価がまだ定まらなかった、マティスやピカソ、ゴッホの才能を見抜いて、コレクションしたらしい。立派な人だ。

で、展示されてる作品は、フランスの有名人の作品が並ぶ。

エカテリーナ2世とニコライ・ユスーポフ、アレクサンドラ2世のコレクションは、なぜかセクシー路線だった。

Photo

↑フランソワ・ブーシェ《ユピテルとカリスト》とか、カルル・ヴァン・ローの《ユノ》とか。

↓モネの《陽だまりのライラック》は、良かった。

Photo_2

↓あと、ピカソの"マジョルカ島の女"も良かった。水彩だよ。20代の頃の作品。やっぱ、ピカソは天才だと思う。

Photo_5

左はゴッホの《医師レーの肖像》。ゴッホからもらったものの、壁の穴塞ぎに使った医師レーの気持ちが分かる。

右は、ルソーの《詩人に霊感を与えるミューズ》で、マリー・ローランサンの事なんだが・・・。マツコにしか見えない・・・。

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