落ち着いた大人になろう!

旅行やら映画やらの独り言

「ショーン・オブ・ザ・デッド」

2014-05-17 01:01:05 | 映画

ブルーレイ、買っちゃったよ。映画、買いだすときりがないから、買わないようにしてたんだが。「ホット・ファズ」「ワールズ・エンド」と見たら、監督+主演2人の原点だし、好きなゾンビ映画だし。

Untitled5

観てみたら、メチャメチャ面白い訳でも、上手だとうなる作りでもなかった。もちろん、ちゃんと観られる作品だけど。

《ゾンビ映画として》

Untitled4ジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」が元になっているので、ゾンビの動きが今観ると極度に遅い。小走りでも十分逃げれる遅さだ。今となっては、この動きに鈍さが懐かしい。また、ロメロの「ゾンビ」のテーマの一つでもあった「肉親や友人がゾンビとなった時、あなたはその頭を撃てるか?」というのも十分描かれていた。

で、10年前の映画なので、ゾンビのマネをするとゾンビが気付かないというのは「ゾンビランド」のビル・マレーに通じるのかとか、ラストのゾンビと人類の関係が「ゾンビーノ」(未見だけど)に繋がって行くのかなど、楽しい観方もある。

Untitled3一応、ゾンビ映画なので、お約束の内蔵引っ張り出しシーンもあるよん。これは「ゾンビ」に敬意を表して似た作りにしていて、でも1シーンしかないけど。

メイキング観てたら、今って血飛沫も合成なんだねえ。グリーンスクリーンの前で別撮りなんだ。

《コメディ映画として》

ショーンとエドの関係が、まるっきり「テッド」だった。絶対、「テッド」、この2人の関係を参考にしてるよ。大人になりきれない仲良しコンビだ。彼女との関係も同じだ。

Untitled6あと、パブが舞台だから「ワールズ・エンド」と被るなあ。

音楽の使い方は、同年年代だから(いや、私の方が上だな)QueenやChicagoの「愛ある別れ」や、攻撃としては意味のないLP投げは楽しかった。

ビル・ナイもマーティーン・フリーマンも出てた。仲良しなんだね。

で、監督のエドガー・ライトとサイモン・ペッグとニック・フロストが3人並ぶと、監督が一番カッコ良いんだが・・・。

コメント
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